英国産チーズ、日本での需要増加に伴い、小売業者が品揃えを強化
日本における輸入チーズへの需要の高まりが続く中、関心の高い消費者へ向けて新たに英国産チーズを提供する小売店が増加しています。
その代表例として、コストコホールセールジャパン株式会社が、英国産チーズの取り扱いを拡大し、ワイク・ファームズ社の「レッド・レスター・チーズ」の取扱いを開始することになりました。発祥の地であるイングランド・レスターにその名を由来するレッド・レスター・チーズは、牛乳を原料とし、鮮やかなオレンジ色の色合いとナッツのような風味を特徴とする英国の伝統的なチーズです。チェダー・チーズを彷彿とさせる味わいですが、触感はホロホロとしたものです。
日本では、乳製品の消費量の高まりを背景に、過去30年間でチーズの消費量は2倍以上増加しました。最新の統計によると、国内の消費者は年間1人当たり3kg近くのチーズを消費しています。2022年には日本は英国から135トン超(1億9,700万円相当)のチーズを輸入しています。
ワイク・ファームズ社のマネージング・ディレクター、リチャード・クロティエ氏は次のように述べています。「レッド・レスター・チーズを、日本の皆さまにお届けできることを大変嬉しく思います。日本には豊かな食文化の伝統があります。私たちのレッド・レスター・チーズが、豊かで洗練された皆さまの食文化に新たな彩りを添えることができると信じております」
ワイク・ファームズ社は、世界中の消費者のもとに優れたチーズを輸出する数多くある英国チーズ生産者の一社です。英国では、「世界最優秀チーズ賞」を受賞したコーニッシュ・カーンをはじめ、高い人気を誇るスティルトンやチェダーなど、700種類以上のチーズが生産されています。
この度、英国の代表的なチーズが日本で地理的表示(GI)の指定を受け、その品質と正当性が確実に保護されるようになりました。これを受け、ブルー・スティルトン・チーズ、ホワイト・スティルトン・チーズ、ウェスト・カントリー・ファームハウス・チェダー・チーズ、オークニー・スコティッシュ・アイランド・チェダー、シングル・グロスター、スタッフォードシャー・チーズ、トラディショナル・ウェルシュ・ケアフィリ、ヨークシャー・ウェンズリーデールなど、多様な英国産チーズがGI指定を受けました。この指定は、英国のチーズ生産者の豊かな伝統と職人技術の証しであり、洗練された日本の食文化へユニークな食体験を提供します。
これらの英国産チーズのうち数種類が、成城石井、ナショナル麻布、ビオセボンなどのスーパーマーケットや、三越などの百貨店で販売されています。また、LAMMASやフェルミエなどのチーズ専門店でも、英国産チーズを取り扱っています。
ワイク・ファームズ社の詳細については、ホーム|ワイク・ファームズをご覧ください。また、英国のおいしい食べ物や飲み物についてのレシピや情報などについては、www.greatbritishfood.jp をご覧ください。
出典:
Report: Cheese Market in Japan 2024 | EU-Japan
追加データ
2023年の英国産チーズの全世界への輸出総額は8億1860万ポンド(前年比4%増)、日本への輸出総額は117万ポンド。
英国政府 GREAT Britain & Northern Ireland Campaign - GREAT Campaign
日本でお取り扱いしている英国製品についての詳細はこちらをご覧ください:www.greatbritishfood.jp
GREATキャンペーンについて
「GREAT フード&ドリンクキャンペーン」は、英国の優れた食品や飲料を世界中の消費者に紹介するキャンペーンです。スコットランドのサーモンやイングリッシュ・スパークリングワイン、ウェールズのラム肉から北アイルランドのジンに至るまで、英国の食品や飲料はその高い品質と美味しさで国内外から高い評価を得ています。
英国は、少し違ったやり方を好みます。英国の生産者たちは、境界線を押し広げることを恐れず、消費者の多様なニーズや嗜好の変化に対応しています。新しいチャレンジばかりではなく、伝統を受け継ぐことも英国の得意分野です。古いものと新しいものをうまく組み合わせることによって生まれる英国の食品や飲料は、現在世界220以上の国や地域に輸出されています。
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