元中日ドラゴンズの関さんが歯科技工士の国家試験に合格
春からは歯科医院に就職して臨床経験を積みつつ、自分を育ててくれた社会や中日ドラゴンズへの恩返しを志します。
2010年にドラフト5位で三重県の菰野高校から中日ドラゴンズに入団。2018年のトライアウト受験後、中日ドラゴンズを退団して東海歯科医療専門学校(名古屋市名東区、校長:長谷川 彰人)で歯科技工士を目指していた関 啓扶さんが2021年3月26日、歯科技工士国家試験に合格しました。
1.資格取得の経緯
関 啓扶さんは2018年に中日ドラゴンズを退団後、学校法人セムイ学園(名古屋市中村区、理事長:小足 信雄)が設けている、プロアスリートのセカンドキャリア形成を支援する「プロアスリート・セカンドキャリアサポート制度」を利用して東海歯科医療専門学校(名古屋市名東区、校長:長谷川 彰人)の歯科技工士科へ入学、2年で歯科技工士国家試験合格を目指していました。
2021年3月26日には歯科技工士国家試験の合格者発表があり、クラスメイトとともに合格を掴み取りました。
2.関さんのコメント
この2年間はとても充実していました。日々の授業では実習に力を入れるとともに、卒業後を見据えて臨床現場で活躍する外部講師の話を多く聞きました。座学は大変でしたが、先生方の親身な指導やクラスメイトと話し合いにより乗り越えることができました。
特に国家試験前の1年間は、新型コロナ禍により授業の一部がオンラインで行われるなど慣れない環境に置かれましたが、受験したクラスメイト全員と一緒に国家試験に合格できてとてもうれしいです。
4月からは歯科医院付属の歯科技工所への就職が決まっています。たくさんの臨床経験を積み、将来は独立して若い人材を多く育てていけるような歯科技工所の経営を目指すとともに、スポーツマウスガードの製作を通してドラゴンズにも恩返しができたらと考えています。
プロアスリートとしてのキャリアを積んだ方に、引退後にはこういった医療への道があることを知る機会になれたらうれしいと思います
3.プロアスリート・セカンドキャリアサポート制度について
プロアスリートとして活躍された方を対象とて、引退後のセカンドキャリアの形成を支援するための制度。
選手生活の中では故障によりリハビリを経験したり、パフォーマンスを高めるためにパーソナルトレーナーの指導を仰いだ方も少なくないかと思います。そうした経験をベースに医療・リハビリ・福祉の専門知識を身に付けることで、新しい分野での活躍を目指す方を学費減免など経済面から支援します。
なお、同制度の利用第1号は関 啓扶さんで、同じく元中日ドラゴンズの阿知羅 拓馬さんが2021年4月に東海医療科学専門学校(名古屋市中村区、校長:籔本 恭明)の柔道整復科へ入学を予定しています。
4.東海歯科医療専門学校の歯科技工士科について
歯科技工士の国家試験に必要な授業はもちろんこと、それ以外にもデジタル技工、スポーツ歯科、化粧療法など、興味を持った分野を学べる「選択制ゼミ」を開講し、「もっと学びたい」 という学生のやる気に応えます。
また、プログラミングにより論理的な思考力や、順序立てて問題解決する能力の獲得を目指すとともに、グローバル社会の中で活躍するための外国語などの授業も取り入れ、付加価値のある歯科技工士を目指せます。
5.学校法人セムイ学園概要
【法人名】
学校法人 セムイ学園
【代表者】
理事長 小足 信雄
【所在地】
〒450-0003
名古屋市中村区名駅南2-7-2
【設置学校・学科】
東海歯科医療専門学校(名古屋市)
歯科技工士科、歯科技工専攻科
東海医療科学専門学校(名古屋市)
看護科、臨床工学科、理学療法科
作業療法科・柔道整復科・言語聴覚科
社会福祉科(昼間・通信課程)
精神保健福祉科(通信課程)
東海医療工学専門学校(みよし市)
救急救命科
【学生数】
1,069名(2020年5月現在)
【関連サイト】
学校法人セムイ学園
https://www.tokai-med.ac.jp/
東海歯科医療専門学校
https://www.tokai-med.ac.jp/dental/
東海医療科学専門学校
https://www.tokai-med.ac.jp/kagaku/
東海医療工学専門学校
https://www.tokai-med.ac.jp/kougaku/
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