基礎・地盤・構造の最適化で耐震等級3を実現する『eLbaseプロジェクト』発足し、基礎に課題を持つ工務店30社を募集
〜 省施工で1体打ちを実現する新基礎工法『eL基礎』 を本格提供開始〜
建材の開発及び地盤・基礎業界向けのITサービスを提供するピトン株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:小村健太郎)は、特許出願中の断熱型枠の施工方法にて一体打ちを実現する新基礎工法『eL基礎』(エルギソ)の発売を開始し、併せて耐震等級3を標準化する上での基礎・地盤・構造の課題を解決する為の共創プラットフォーム『eLbaseプロジェクト』(エルベスプロジェクト)を発足させた事をお知らせします。http://elbase.ai
- 『eLbaseプロジェクト』発足の背景
この課題解決の為には、基礎工程の改善だけに留まらず、前工程である「地盤」と後工程である「構造プレカット」が連携する最適化が必要となります。
その為、この度自社のサービス提供だけではなく、共創型のプラットフォーム『eLbaseプロジェクト』を立ち上げ、安心安全で価値ある住まいづくりを支援することを目的とする事業者と工務店が、工程や事業内容の壁を取り払い、お互いの技術を持ち寄って問題解決を行う事を目指します。
- 『eLbaseプロジェクト』概要
その為には、既存の基礎設計プロセスを変え、地盤と構造計画に基づいた基礎設計を提示することで、全体のコストダウンを図ります。そして、業者間の情報や知恵に基づく最適化を、プラットフォーム上で展開するITサービス「eLラボ」を活用することで、自動化する試みを行います。尚、「eLラボ」は2020年12月にリリースを予定しております。
また、基礎は工務店にとって最後のブラックボックスとなっており、改善が難しいと一般的には言われております。特に近年はべた基礎の採用が一般化し、それ以外の選択肢が限られる中では、耐震性能を上げるとコストアップになるという課題があります。
『eLbaseプロジェクト』では、地盤・基礎・構造の設計や施工が密接に繋がっていることに着目し、各ソリューションパートナーが保有する技術を、単独ではなくトータルで検討することが可能です。
プロジェクト初期は、試行検証を手厚くサポートする為、限定30社での取り組み開始といたします。
『eLbaseプロジェクト』ホームページ http://elbase.ai/
- 新基礎工法「eL基礎」の販売について
地耐力や間取りを考慮すると、布基礎が最適なケースがあるものの、施工性や見た目といった布基礎のデメリットを解消する為に、「eL基礎」ではべた基礎同様の<L型フーチング>と<EPS型枠>を採用しました。これにより、最適な工法が選択可能になり、設計の自由度が増します。
尚、各地で効果検証を行った結果、基礎単独の提供では効果が図りにくいため、「eL基礎」は『eLbaseプロジェクト』参加者を対象に販売致します。商流に関しては、当社にて型枠・鉄筋の設計を行い、必要な副資材をアッセンブルした上で、工務店に直接販売致します。また、べた基礎でも対応できる様、ユニット鉄筋やEPS型枠の単品販売も対応致します。
「eL基礎」の詳細はこちら http://elbase.ai/#product
- 本件に関するお問い合わせ先
TEL:03-4500-7967
e-mail:info@piton.jp
※個別の無料相談会も随時開催しております
【ピトン株式会社について】
代表の小村は、建材メーカーからキャリアをスタートし、商社、元請けと多面的に建築の現場を見てまいりましたが、現場に行くほど無理と無駄が多く、若い職人や関係者が苦労している姿を目の当たりにして来ました。
建設・建材業界をより魅力的な場にする為に、建設業界のサプライチェーンのデジタル化と省施工の建材開発の必要性を感じ、研究開発を行っております。
ピトン株式会社は、基礎工事から始まる元請と協力業者の共創を実現し、より安全で快適な家づくりの実現に向けて取り組んで行きます。
【会社概要】
会社名:ピトン株式会社
所在地:東京都港区南青山2-2-15 ウィン青山942号
代表者:小村健太郎
設立:2019年4月
URL:https://piton.jp/
事業内容:建材の開発・販売、ITサービスの開発
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