鬼塚電気工事(株)本社ビルが、環境省レジリエンス強化型ZEB実証事業に採択されました。
本社ビルは省エネと創エネでエネルギー収支を0%以下にする『ZEB』に。太陽光発電や、グリーン水素利用の純水素発電、風力発電も備えた大分市津波避難ビル・BCP対策ビルとして建設します。
(プレス要旨)
鬼塚電気工事・鬼塚産業本社ビルの建設が、環境省のレジリエンス強化型ZEB実証事業に、令和3年6月2日、採択されました。
省エネの達成度ランクは最高位の『ZEB』※1 。
完成後は、大分市の津波避難ビルとして、更にはBCP電源対策ビルとして機能します。
具体的には、太陽光発電(106kw)、純水素燃料発電(700w) 、風力発電(1kW) 装置が整備されます。
水素は建屋内で再生エネルギーで生成されるグリーン水素を蓄積して利用します。
また、ZEBとして、太陽エネルギーを効率よく取り入れる整備を様々に行いますが、特に、ドイツの「インダストリー4.0」 製品となるヴァレーマ社の外付けブラインドを採用し、センサー類から得られるデータをビッグデータ解析する等、省エネと快適性を追及します。
鬼塚電気は、それらの経験で得られるノウハウを元に、設計施工プランナーとして登録を行い、他社(者)のZEB取り組みを積極的に支援します。
鬼塚電気工事・鬼塚産業本社ビルの建設が、環境省のレジリエンス強化型ZEB実証事業に、令和3年6月2日、採択されました。
省エネの達成度ランクは最高位の『ZEB』※1 。
完成後は、大分市の津波避難ビルとして、更にはBCP電源対策ビルとして機能します。
具体的には、太陽光発電(106kw)、純水素燃料発電(700w) 、風力発電(1kW) 装置が整備されます。
水素は建屋内で再生エネルギーで生成されるグリーン水素を蓄積して利用します。
また、ZEBとして、太陽エネルギーを効率よく取り入れる整備を様々に行いますが、特に、ドイツの「インダストリー4.0」 製品となるヴァレーマ社の外付けブラインドを採用し、センサー類から得られるデータをビッグデータ解析する等、省エネと快適性を追及します。
鬼塚電気は、それらの経験で得られるノウハウを元に、設計施工プランナーとして登録を行い、他社(者)のZEB取り組みを積極的に支援します。
(本文)
鬼塚電気工事・鬼塚産業本社ビルの建設が、環境省のレジリエンス強化型ZEB実証事業に令和3年6月2日に採択されました。
省エネの達成度ランクは『ZEB』で、省エネと創エネで100%以上の一次エネルギー消費量の削減を実現する建物になります。 (ランク4段階中、最高位であり、設計数値は107%の削減です)
令和4年1月末の竣工で、完成後は鬼塚電気工事・鬼塚産業本社ビルとしてのみならず、大分市の津波避難ビルとして活用いただきます。
また、BCP対策ビルとして、
- 太陽光発電(106kw)で日中の省エネを行うと同時に、停電時には蓄電地と共に電源供給を行う。
- 太陽光が利用できない停電時は、純水素燃料発電(700w)で電源供給を行う。この水素は、晴天時に太陽光を利用して建屋内で生成蓄積したものです。(よく言われるグリーン水素※2です)
- 更に、台風時など、雨天曇天が数日続く場合に備えて水素は風力発電※3(1kW)でも生成されます。
ZEBとして、建物は太陽熱と光を積極的に利用あるいは遮断する工夫もあります。
- 光ダクトやトップライトで室内奥に太陽光を届ける。
- 太陽熱とヒートポンプで湯を沸かす効率的な温水器※4。
- 太陽自動追尾型の外付けブラインド※5を利用し、取り込んだり遮断したりします。(ヴァレーマ社製で、ドイツの「インダストリー4.0」と呼ばれるIoT製品で、コンピュータ制御でOita4.0となるよう調整を目指す)
更に、ビル内に設置した各種IoTセンサーからのデータを積極的に収集し、ビッグデータとして解析して、更なる省エネや快適性を追求することとしています。
総じて、鬼塚電気工事(株)は、本ビルで得られる経験をノウハウとして蓄積し、ZEBプランナー※6への登録を行い、県内や九州近隣県域でのZEB取り組みに積極的な支援を行うことを目指しております。
(建物概要)
ビル名称 :「鬼塚電気・鬼塚産業本社ビル」を予定
建 設 地 :大分市大字津留字六本松1981番地
建築面積 :1,138.34㎡ 延べ面積:2,664.91㎡ RC造り3階
工 期 :2021年5月19日着工、 2022年1月末竣工予定
建 築 主:有限会社 尾野商事※7
竣工後は、大分市津波避難ビルとして、市、近隣防災組織と協定予定
(用語解説)
※1 ZEBランクは、100%以上の削減を『ZEB』、75%以上でNearly ZEB、50%以上でZEB Ready、と、称されます。
http://www.env.go.jp/earth/zeb/about/05.html
なお、一般的ですが、建築の㎡数が大きくなるほど、100%以上の達成が難しくなるようです。
※2 グリーン水素
生成途中でCO2を発生させない水素です。太陽光発電や風力発電などの再生エネルギー電力で、水を電気分解して作る、などがそれに相当します。それに対して、天然ガスから水素を製造すると、少なからずCO2が排出されるので、それをグレー水素といい、その排出されたCO2を地中埋設などして大気中に放出せずに作った水素をブルー水素、等と呼びます。
※3 九州大学内にベンチャーとして立地する企業の「レンズ風車発電機」を使います。小型でありながら、風力がレンズ(ダクト)が無いタイプに比して風速を1.4倍に増して発電の電力量は3倍になるとされています。
※4 ツインパワー温水器
晴天時は太陽熱だけで90°C前後のお湯を作れますが、温度が不足の場合は、ヒートポンプで炊き増しするという効率のよいものです。
※5 鬼塚電気工事(株)の取扱品です。
https://www.onizuka.co.jp/warema/
※6 「設計・施工」のZEBプランナー登録を目指します。
https://sii.or.jp/zeb30/planner/
※7 (有)尾野商事
https://www.ono-syouji.jp/
鬼塚電気工事株式会社
https://www.onizuka.co.jp/
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