デジタル領域に関する論文を掲載するオンラインジャーナル「Journal of Digital Life」を9月1日にオープン
e-Sports、ゲームをはじめとしたデジタル領域に関する様々な学問分野の研究論文を掲載
株式会社産経デジタル(東京都千代田区、代表取締役社長:宇田川 尊志)は、日本ユニシス株式会社(東京都江東区、代表取締役社長 CEO・CHO:平岡 昭良)および各領域の研究者の協力を得て、デジタル領域の専門オンラインジャーナル「Journal of Digital Life(文字商標出願中)」を2021年9月1日にオープンします。
Journal of Digital Lifeについて
Journal of Digital Lifeは、e-Sports、ゲーム、デジタルコンテンツ・デバイスなどのデジタル領域に対し、脳科学、スポーツ科学、心理学など様々な学問分野からアプローチした研究論文を掲載するオンラインジャーナルです。論文著者からの投稿受付後、スピーディーかつ厳密に審査し、採択に至ったデジタル領域の論文をJournal of Digital Life上に集約して掲載します。掲載論文はオンラインで閲覧可能な論文集として定期刊行も行います。
事業開始の背景
近年、デジタルコンテンツが人体に及ぼす影響をテーマにした研究が進められるなど、デジタル領域への注目が高まるとともに、研究需要も増大しています。しかしながら、デジタル領域は既存の学問分野に比べて新しく、デジタル分野を専門にした論文発表の場は世界的にも限られていました。そのため、既存の学問分野と関連性が高いジャーナルにデジタル領域の研究論文が掲載されてしまい、ひとまとめに情報を探しづらい環境にあるのが現状です。
Journal of Digital Lifeは、デジタル領域の専門オンラインジャーナルとして、このような課題を解決します。投稿、審査を経て、採択に至ったデジタル領域の研究論文を集約、掲載論文を分野別に分類し、スピーディーに検索可能な形で表示します。これにより、デジタル領域における研究者の情報収集の効率化、研究の発展と深化を促進させ、デジタル社会の健全な発展にも寄与します。
掲載論文はすべて英文となっており、Journal of Digital Lifeを利用する読者は国内外を問いません。学問の研究者をはじめ、ゲームメーカー、ハードウェアメーカーほか、教育、ヘルスケアなど、デジタル領域に関わる幅広い業界や団体からのアクセスを見込んでいます。
Journal of Digital Lifeの掲載論文について
掲載される論文は以下の3種類に分かれ、幅広くデジタル領域の論文を取り扱います。
- 新たな事実や知見について論証した「Article(アーティクル)」
- 未完の研究ながらも新たな事実や価値あるデータなど、科学技術上の新知見を著した「Technical Article(テクニカル・アーティクル)」
- 企業名義の研究レポートや論文を英訳した「Secondary Publication(セカンダリー・パブリケーション)」
Journal of Digital Lifeの編集委員会について
Journal of Digital Lifeの編集委員会は国内外の多数の有識者で構成され、海外からの投稿も受け入れます。
【編集委員長(editor in chief)】 磯貝 浩久(九州産業大学人間科学部 スポーツ健康科学科 教授) 【国際編集委員長(international editor in chief)】 Zhen-Bo Cao(上海体育学院(中国) 運動学学部 教授) |
【編集委員(Co-Editors)】 夏目 季代久(九州工業大学生命体工学研究科 人間知能システム工学専攻 教授) 竹下 俊一(至学館大学 教授 副学長) 佐藤 貴弘(筑波大学体育系 教授 スポーツ国際開発学共同専攻長) 中村 好男(早稲田大学スポーツ科学部 教授) DAVID LAVETTER(アーカンソー州立大学大学院(米国) スポーツ経営学 教授) |
【編集委員会メンバー(Editorial board member)】 中本 浩揮(鹿屋体育大学 スポーツ人文・応用社会科学系 准教授) 山川 俊貴(熊本大学 大学院先端科学研究部 准教授) 大下 和茂(岡山県立大学 情報工学部 人間情報工学科 准教授) 角川 隆明(筑波大学体育系 助教) Chiachi Cheng(東京理科大学 教養教育学部 専任講師) 萩原 悟一(九州産業大学人間科学部 准教授) 【国際編集委員(International editorial board member)】 岩月 猛泰(ペンシルバニア州立大学(米国) 運動学学部 助教授) Fan Xiang(上海交通大学(中国) 体育学科助教授) |
論文掲載料について
- Article(アーティクル) : 1論文につき税別15万円(10ページ以内、図表6点まで)
- Technical Article(テクニカル・アーティクル) : 1ページにつき税別2万円(6ページ以内、図表4点まで)
- Secondary Publication(セカンダリー・パブリケーション) : 1論文につき税別15万円(8ページ以内、図表4点まで)
賛助会員の募集について
Journal of Digital Lifeの創刊にあたり企業賛助会員を募っております。賛助会員特典として、Journal of Digital Life主催イベントへの出展やカンファレンスへ優待価格での参加、Journal of Digital Life内でのリンク及びロゴ掲出などを用意しております。年会費は1口税別20万円。
※特典内容は申込口数により内容が異なります。
Journal of Digital Lifeの今後について
デジタル領域のオンラインジャーナルというポジションにとどまらず、デジタル領域における商業誌の刊行、カンファレンスの開催、産学官連携の推進、学会への研究支援等など、デジタル社会の発展・促進に寄与する取り組みも順次、進めてまいります。
【株式会社産経デジタル】
URL:https://www.sankei-digital.co.jp/
2005年11月設立。ニュースサイト/ライフスタイルメディアや産経ネットショップを運営。お客様の広告出稿やイベント運営などもサポートしている。全世界30エディションで展開される世界的なゲームメディア「IGN」グループの日本版「IGN JAPAN」を運営しているほか、様々な企業のeスポーツシーン参画のコンサルティング業務を行っている。
【日本ユニシス株式会社】
URL:http://www.unisys.co.jp/
日本ユニシスグループは、60年以上にわたりシステムインテグレーターとして、顧客課題を解決し、社会や産業を支えるシステムを構築してきた。この経験と実績をバックボーンに、業種・業態の垣根を越え、さまざまな企業をつなぐビジネスエコシステムを創る中核となり、顧客・パートナーと共に、社会を豊かにする新しい価値と持続可能な社会の創出に取り組んでいる。日本ユニシスは、これらの取り組みを加速させ、社会的価値創出企業に変革していくため、2022年4月1日付で「BIPROGY株式会社(ビプロジーカブシキガイシャ、英語表記:BIPROGY Inc.)」に会社名(商号)を変更する。
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