Slalom、川崎重工の北米で展開する鉄道軌道メンテナンス支援サービス開発と内製化を支援
2022年5月19日 – スラロム(Slalom)と川崎重工業株式会社 (川崎重工)は、川崎重工が北米市場で展開をはじめている鉄道の軌道メンテナンス支援サービスの開発を共同で進めることに合意しました。
川崎重工は昨年5月に北米における軌道遠隔監視サービス (https://www.khi.co.jp/pressrelease/detail/20210531_2.html) の開始をリリースし、すでに北米の大手鉄道輸送会社に対してサービス提供を開始しています。すでに提供している顧客からはそのサービスの先進性と将来性に高い評価を得ており、Slalomとの協業を通してより顧客価値が高いプラットフォーム化を目指し、スピーディなプロダクトの開発とビジネス展開を目指します。
川崎重工、Slalom両社におけるこの取り組みでは、マイクロソフトのAzureプラットフォーム上で提供される先進的なIoT、機械学習、AIスタックを活用しプロダクト作りを進めます。また、この取り組みではSlalomが北米市場で培ってきたプロダクトエンジニアリング (https://www.slalom.com/insights/product-engineering-methodology) のノウハウとアプローチを適用し、川崎重工内におけるプロダクトエンジニアリングチームづくりの支援を行います。
Kawasaki Rail Car, President 廣瀬雄介は次のように述べています。 “ この協業を通し、最先端の技術を活用したプロダクト開発を通じ、鉄道事業者に対して付加価値の高いサービスを継続的に提供することで、鉄道モビリティの安全安心な運行に貢献していきます。”
Slalom Build 日本カントリーリード 保坂隆太は次のように述べています 。“ 川崎重工のビジネスのデジタルによるトランスフォーメーションと新規事業創出に参加できることにとても興奮しています。 この取り組みを通して、北米と日本をまたいだSlalomのグローバルネットワーク、モダンエンジニアリングのノウハウを活用し、川崎重工のデジタル・ソフトウェアエンジニアリング組織・人材育成を支援していきます。”
日本マイクロソフト株式会社 業務執行役員 エンタープライズ製造事業本部 製造営業統括本部長 横井伸好は次のように述べています 。 “ 日本マイクロソフトは、川崎重工様の軌道遠隔監視サービスにおける Microsoft Azure のご採用を心より歓迎いたします。弊社は、Slalom様との協業の元、鉄道モビリティの安全安心な運行に貢献する本サービス開発を引き続きご支援し、川崎重工様のデジタルトランスフォーメンションの推進、新たな事業の拡大に貢献できるように取り組んで参ります。”
Slalomについて
Slalomは、戦略、テクノロジー、ビジネス・トランスフォーメーションにフォーカスしたグローバル・コンサルティング・ファームです。世界における43の拠点とイノベーション・ハブを通じたグローバルにコラボレーションできる体制をもち、また世界トップレベルのテクノロジー・プロバイダーと幅広くパートナーシップを組んで総合的なサービスを提供しています。2001年に設立され、シアトルに本社をおくSlalomは、2021年現在で12,500人を超えるプロフェッショナル、エンジニアを擁しながらFortune誌の「働きがいのある会社ベスト100」に7年連続で選出されており「働きがいのある会社」として評価されています。詳細はslalom.comをご覧ください。
プレスリリース全文はこちら: https://www.slalom.com/kawasaki
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