メディアでも取り上げられた話題のアブ捕獲器「アブキャップ」が進化! 持続可能な農業「放牧」を推進するファームエイジが新商品を開発。
~アブ被害が5年で1/6に減少!! 公共牧場だけでなく、キャンプ場でも実績!~
持続可能な農業「放牧」を推進するファームエイジ株式会社(北海道石狩郡当別町)は、2021年4月より、次世代型アブ捕獲器「アブキャップ」をさらに効果的に利用するための新商品「いたずら防止セット」等の販売をスタートしました。
全国のユーザーからの声を踏まえ開発された新商品で、これにより、現場における不安解消や作業の効率化を行うことで、放牧に取り組む生産者が増えることや、モチベーションアップを見込んでいます。
全国のユーザーからの声を踏まえ開発された新商品で、これにより、現場における不安解消や作業の効率化を行うことで、放牧に取り組む生産者が増えることや、モチベーションアップを見込んでいます。
・アブキャップについて
(1)アブがもたらす被害とは?
アブは血を吸うことから「吸血性害虫」と呼ばれています。ですが、家畜を襲うことが目的ではありません。
血を吸うことで、メスが卵を作るためのタンパク源とされています。家畜への被害として、大きく以下が挙げられます。
(2)製品について
本製品はアブの温度の高いものへ近づいていく習性を利用しています。
日光で熱を帯びたバルーン部に乗ってきたアブは、血を吸おうとバルーンの上を歩きまわり、次第に上に上がっていきます。上部にある筒は、アブが一度入ったら出れない仕組みになっており、これにより薬品や電気を使用することなくアブを駆除することができます。
(3)導入実績
販売当初は、酪農家や肉牛農家がメインでしたが、次第にSNS上での口コミなどから評判を得て、大規模な公共牧場でも導入されていきました。2016年から販売をスタートし、2021年4月現在で3000台以上が全国の農場に導入いただけるまでになりました。
(4)公共牧場での導入試験
北海道十勝管内にある公共牧場にて、2016年から効果試験にご協力いただいています。
その結果、アブの捕獲数が年々減少し、試験開始当初と比較して、1/6までに減るという結果が得られました。
この結果から、アブキャップを長期間利用することで、農場におけるアブ被害を最小限に抑えることができる可能性が示唆されました。
・現場の課題を解決するために 実験農場での試験を重ねる
販売を続けていく中で、嬉しいお声もいただく一方、様々なご意見をいただきました。どうすれば課題を解決できるか。その答えは、「自身もユーザーになることで見えてくる」と考え、実験農場での試験・製品改善を進めていきました。
弊社スタッフが実際に牛を放牧しながら、アブキャップを設置し、効果測定や製品改善を行っていきました。
・現場の課題解決をする3つのサービスを開発
①家畜の「いたずら防止セット」
アブキャップの周囲に家畜が触れないよう電気柵を設置することで、家畜のいたずらによる破損を防ぐことができるセットです。別途、電気柵の本器(パワーボックス)が必要になります。
②パーツ販売を充実させることで、お客様の「あったらいいな」を実現
「一部分だけが破損してしまった」「予備でもう一つ欲しい」など、交換部品を求める声が増えてきました。そこで、細かなパーツの販売を開始しました。
③コンクリートなどの固い地盤でも設置できるよう改善
スタンドをコンクリート用アンカーを打ち込んだ上にアブキャップを差し込めるように改善。固い地盤でも設置ができるようになりました。
・今後の展望 キャンプ場などの観光施設を視野に
最近は家畜のアブ対策だけでなく、人間がより快適に過ごせるために、ゴルフ場やキャンプ場などの観光施設での導入事例が増えています。
コロナウイルス感染拡大の影響も相まって、人々の意識は、より自然指向に近づいています。アブキャップを通じて、このような「自然回帰」の流れが世の中に広がっていくお手伝いができればと願っています。
また、その一環で、持続可能な農業「放牧」が、一般の方にも認識していただけるきっかけをつくることも、私たちファームエイジの大切なミッションの一つと考えています。
(1)アブがもたらす被害とは?
アブは血を吸うことから「吸血性害虫」と呼ばれています。ですが、家畜を襲うことが目的ではありません。
血を吸うことで、メスが卵を作るためのタンパク源とされています。家畜への被害として、大きく以下が挙げられます。
- 吸血などによる直接害(小型家畜や弱小家畜の失血、皮膚炎の発症)
- 寄生行動に伴うストレスの発現(寄生や吸血に伴う痛み・イライラなど)
- 感染症の媒介(アブ類:フィラリア症・トリパノゾーマ・牛白血病)
(2)製品について
本製品はアブの温度の高いものへ近づいていく習性を利用しています。
日光で熱を帯びたバルーン部に乗ってきたアブは、血を吸おうとバルーンの上を歩きまわり、次第に上に上がっていきます。上部にある筒は、アブが一度入ったら出れない仕組みになっており、これにより薬品や電気を使用することなくアブを駆除することができます。
(3)導入実績
販売当初は、酪農家や肉牛農家がメインでしたが、次第にSNS上での口コミなどから評判を得て、大規模な公共牧場でも導入されていきました。2016年から販売をスタートし、2021年4月現在で3000台以上が全国の農場に導入いただけるまでになりました。
(4)公共牧場での導入試験
北海道十勝管内にある公共牧場にて、2016年から効果試験にご協力いただいています。
その結果、アブの捕獲数が年々減少し、試験開始当初と比較して、1/6までに減るという結果が得られました。
この結果から、アブキャップを長期間利用することで、農場におけるアブ被害を最小限に抑えることができる可能性が示唆されました。
・現場の課題を解決するために 実験農場での試験を重ねる
販売を続けていく中で、嬉しいお声もいただく一方、様々なご意見をいただきました。どうすれば課題を解決できるか。その答えは、「自身もユーザーになることで見えてくる」と考え、実験農場での試験・製品改善を進めていきました。
弊社スタッフが実際に牛を放牧しながら、アブキャップを設置し、効果測定や製品改善を行っていきました。
・現場の課題解決をする3つのサービスを開発
①家畜の「いたずら防止セット」
アブキャップの周囲に家畜が触れないよう電気柵を設置することで、家畜のいたずらによる破損を防ぐことができるセットです。別途、電気柵の本器(パワーボックス)が必要になります。
②パーツ販売を充実させることで、お客様の「あったらいいな」を実現
「一部分だけが破損してしまった」「予備でもう一つ欲しい」など、交換部品を求める声が増えてきました。そこで、細かなパーツの販売を開始しました。
③コンクリートなどの固い地盤でも設置できるよう改善
スタンドをコンクリート用アンカーを打ち込んだ上にアブキャップを差し込めるように改善。固い地盤でも設置ができるようになりました。
・今後の展望 キャンプ場などの観光施設を視野に
最近は家畜のアブ対策だけでなく、人間がより快適に過ごせるために、ゴルフ場やキャンプ場などの観光施設での導入事例が増えています。
コロナウイルス感染拡大の影響も相まって、人々の意識は、より自然指向に近づいています。アブキャップを通じて、このような「自然回帰」の流れが世の中に広がっていくお手伝いができればと願っています。
また、その一環で、持続可能な農業「放牧」が、一般の方にも認識していただけるきっかけをつくることも、私たちファームエイジの大切なミッションの一つと考えています。
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザーログイン既に登録済みの方はこちら
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像