衛星データから地球のデジタルツインを自動生成するAI開発のスペースデータ社、シードラウンドで総額14.2億円の資金調達を実施
〜VR・ゲーム・映像・自動運転などの各種産業で急拡大するメタバースの需要に対応〜
「テクノロジーで新しい宇宙を作る」をビジョンに掲げる株式会社スペースデータ(住所:東京都新宿区、代表:佐藤航陽)は、シードラウンドとして複数の投資家から総額14.2億円の資金調達を完了したことをご報告いたします。外部からの増資による資金調達は今回が初となります。
本ラウンドの投資家としては、Spiral Capital、宇宙フロンティアファンド(運用者:スパークス・イノベーション・フォー・フューチャー株式会社)、KDDI Open Innovation Fund3号、GREE Ventures、平尾丈氏、富島寛氏、THE CREATIVE FUND、Headline Asia、前澤友作氏、MZ Web3ファンドが参加しております。
- 衛星データから地球のデジタルツインを自動生成するAI技術
※AIが自動生成したバーチャルニューヨーク
従来の3D地球儀は衛星写真や航空写真を3Dモデルに貼り付けた形で供されることが一般的でしたが、俯瞰的な視点での地上を再現するには向く一方で、人間が歩く一人称視点では写真の解像度が足りず劣化してしまい、VR・ゲーム・映像制作・自動運転など高度なビジュアルが求められる領域では活用が進んでいませんでした。
今回開発したAIアルゴリズムは、従来の3D地球儀が苦手とする人間視点(一人称視点)での3Dモデルを自動生成することを得意とし、近い距離でも景観が劣化しにくいためVRやゲームや映像制作といった三次元空間を人間の視点で動き回るような用途にも活用しやすい利点があります。
衛星データに機械学習をかけて地上の構造物の意味(物体の種類・形状・色・材質・高さ・広さ・役割など)をシステムに理解させた上で3Dモデルとして再変換をかけているため、物体に近づいても景観を劣化させずに表現することが可能になっています(特許出願済み)。
※AIが自動生成したバーチャル新宿
- メタバースから都市開発まで様々な分野へ応用
今回調達した資金によって、世界中で急拡大するメタバースやデジタルツインの需要に対応して、様々なソリューションを企業や行政向けに提供していく予定です。最終的には交通量・人通り・昼夜・四季・気温・植物分布・夜間光量など現実世界のあらゆるデータを取り込んで、限りなくリアルタイムの現実に近い「並行世界」をコンピューター上に再現するAIに進化させていきます。
- オープンソースコミュニティのような分散型組織
- 株式会社スペースデータについて
- 会社概要
・代表:佐藤 航陽:https://twitter.com/ka2aki86
・住所:東京都新宿区西新宿6-15-1 セントラールパークタワー10F
・目的:宇宙開発に関わる投資と研究
・URL:https://spacedata.ai/
- 本件に関するお問い合わせ
https://forms.gle/C6QDnLMMqpeTbm6G9
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