角度で見え方が変わる茅のカウンターを制作 恒例の竹中大工道具館の門松・阪急百貨店の正月飾りを梅田と有楽町で
-くさかんむり 実績報告-
伝統的な茅葺き技法を生かし、現代に応用する取り組みを進める株式会社くさかんむり(本社:神戸市北区淡河町)は、年末年始にかけて多数のコンテンポラリー作品を制作し、また竹中大工道具館の門松を制作・納品いたしました。門松の製作・納品は今回で3度目を数えます。当社の最新実績を報告いたします。
■コンテンポラリー:4件
・あかい工房(兵庫県神戸市北区長尾町、https://akaikoubou.com/)
<概要:カウンター制作>
特徴:ススキ・ヨシ・稲わら・小麦わらの4種類を用いたパネルを作成し、下地の合板に貼り付けるという工法で制作。素材ごとに長さを変え、最大3センチ程度の凹凸を作り、意図的にばらつきを持たせたデザインにしたことで、見る方向によって形が変わっているかのような工夫を施しました。起案から完成までにかかった時間はおよそ1ヶ月。あかい工房の社屋は茅葺き屋根です。
・竹中大工道具館(兵庫県神戸市中央区、https://www.dougukan.jp/)
<概要:庭師・猪鼻一帆氏とのコラボレーションによる門松制作>
竹中大工道具館での門松制作は今回で3度目を数えます。土台部分にはススキを使用しました。
猪鼻一帆氏:https://musouen.net/
・阪急百貨店 メンズ大阪(大阪市北区、https://www.hankyu-dept.co.jp/mens/)
<概要:華道家・平間磨理夫氏、和紙職人・ハタノワタル氏とのコラボレーションによる正月飾り制作>
特徴:大阪の中心を流れる一級河川・淀川のヨシを用いて花台を制作し、平間氏・ハタノ氏と共作で正月飾りを制作しました。
平間磨理夫:http://www.hirama-mario.com/
ハタノワタル:https://www.hatanowataru.org/
・阪急メンズ東京(千代田区有楽町、https://www.hankyu-dept.co.jp/mens-tokyo/)
<概要:華道家・平間磨理夫氏とのコラボレーションによる正月飾り制作>
熊本県阿蘇地方で採れたススキを用いて、花台を制作しました。朱の背景に映える、阿蘇で取れるススキ独特の白さがコントラストになっています。
<株式会社くさかんむり>
神戸市北区淡河町を拠点に、伝統的な茅葺きの修復から、現代的な茅葺きへの挑戦、そしてより多くの方々に茅葺きを知ってもらうためのワークショップやセミナーを開催している企業です。
建物だけにとどまらず、様々な方向から茅葺きの持つ可能性や魅力を探り、引き出し、磨き上げて、今を生きる人達にお届けするという目的を共有した職能集団です。
本社所在地:兵庫県神戸市北区淡河町淡河1447
代表取締役・茅葺き職人:相良 育弥
HP:https://kusa-kanmuri.jp
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