April Dream Project
【株式会社ZIKICO】料理の本当の風味が分かるジルコニア製カトラリーを世界のフレンチ料理店の定番にします!
うま味が分かる日本の食器の良さを、世界一のグルメといわれるフレンチに移植
このプレスリリースは、April Dreamプロジェクトに共感し、4月1日を夢があふれる日にしようとする事業者が、やがて叶えるために発信した夢です。
当社は、April Dreamに参加しています。このプレスリリースは「株式会社ZIKICO」のApril Dreamです。
日本食の料理人は味見に陶磁器の“おちょこ”を使います。金属の食器では風味が分からないからです。しかし、世界一のグルメと言われているフレンチでも銀のスプーンを使います。なんと、フランス・リヨンの世界最高峰の料理コンクールであるボキューズ・ドールでさえ、銀食器を使用しています。ZIKICOは、食事に使う道具を「本当の風味が分かるもの」に置き換え、この残念な状況を変えることで、世界の料理をアップグレードします!
日本食の料理人は味見に陶磁器の“おちょこ”を使います。金属の食器では風味が分からないからです。しかし、世界一のグルメと言われているフレンチでも銀のスプーンを使います。なんと、フランス・リヨンの世界最高峰の料理コンクールであるボキューズ・ドールでさえ、銀食器を使用しています。ZIKICOは、食事に使う道具を「本当の風味が分かるもの」に置き換え、この残念な状況を変えることで、世界の料理をアップグレードします!
・あれ?このダシ、変な味がするぞ。
ダシの味見をしたとき、スプーンを使うよりも器から直接口にした方が風味を強く感じました。それによって、金属臭が風味を隠していると気づきました。金属臭は、金属がもっている酸化作用によって分解された脂質です。とはいえ陶磁器や木のスプーンは、使いづらかったり耐久性がなかったりします。そこで、金属よりも高い強度を持つジルコニア・セラミックスでのカトラリーの製作を決意しました。
大量生産前提のプラスチックの加工法を応用したジルコニアの加工法は、型の中に原料を流し込む際のコントロールが難しく、製品にシワができます。その問題に対して私たちは、この技術を「手工業」と捉え直して挑みました。一般的には一つの型から同時に複数の製品を作りますが、私達は一つだけにして、加工時間も長くして解決しました。自動で製品を型から剥がす機構も、製品に傷をつけてしまうため設置せず、一つ一つ手で取り出すことにしました。それに続く焼成の工程で起こる、陶磁器の場合よりも大きな変形に対しては、試作を繰り返すことで専用の台座を開発してコントロールしています。
いずれはジルコニアのカトラリーで、世界中の人に料理の本当の味を知ってもらいたいと思います。
・ジルコニアとは
ジルコニアは、イミテーション・ダイヤモンドや歯科用インプラントに使われるセラミックです。溶かして固めると透明になりますが、粉の状態から焼き固めると白い塊になります。輝石としてはサファイヤに次いで硬く、セラミックとしては最も割れにくいのでインプラントに使用されます。
この素材を使用する事によって、金属臭がなく、食洗器も使え、丈夫で長持ちし、クレンザーも漂白剤も使える上に、電子レンジにも入れられるカトラリーになります。
・受賞履歴
2017年 グッドデザイン賞、JIDAミュージアムセレクション賞(日本)
2019年 iFデザインアワード(ドイツ)、A’デザインアワード金賞(イタリア)
2021年 世界発信コンペティション技術優秀賞(東京都)、JIDAミュージアムセレクション賞
「April Dream」は、4月1日に企業が叶えたい夢を発信する、PR TIMESによるプロジェクトです。
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザーログイン既に登録済みの方はこちら
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像