東京電力パワーグリッド株式会社が「熱中対策ウォッチ カナリア」を導入
Biodata Bank株式会社(本社:東京都渋谷区)が開発・製造している「熱中対策ウォッチ カナリア」が、東京電力パワーグリッド株式会社(本社:東京都千代田区)にて、今夏より全社的に配布していただくこととなりました。
- 導入の背景
また、2021年には経済産業省より「健康経営」の取り組みとして「熱中対策ウォッチ カナリア」を活用した熱中症対策の事例を採択いただき、建設業・製造業を中心に製品の提供を行っております。
東京電力パワーグリッドでは、協力会社含め従業員を熱中症から守る全社的な取り組みの一環として、2020年より「熱中対策ウォッチ」(「熱中対策ウォッチ カナリア」の前モデル)の試験的導入を開始いたしました。
2021年には、防塵・防水性能をIP67規格まで向上させた「熱中対策ウォッチ カナリア」をご使用いただき、実証実験参加者へのアンケートでは、前年に比べ1.5倍の作業員の方より「現場に即導入できる」とのお声をいただきました。
2年間の実証実験を経て、「熱中対策ウォッチ カナリア」を本格的に配布いただく運びとなりました。
- 「熱中対策ウォッチ カナリア」とは
特許取得済技術により、熱中症のリスクが高くなる前にアラートを発することで、休憩や水分補給を行う目安としてご使用いただけます。
アラートは、熱中症の要因となる深部体温の上昇や変化を検知し、アラーム と LED 表示でお知らせします。
一度入電すれば夏の暑い時期となるワンシーズン (3〜4ヶ月間) ご利用いただくことができ、老若男女使いやすい製品です。
販売子会社の HEATVANCE株式会社を通じて、「熱中対策ウォッチ カナリア」を展開しております。
【公式HP】https://biodatabank.co.jp/
- 業務統括室 安全・品質グループ ご担当者様からのコメント
当製品は通信機能などは有さないことから、ランニングコストが掛からない点や、シンプルながら一定の精度を担保している点に魅力を感じました。
過酷な炎天下での現場作業を有する社員に配布することで、体調が悪くなる前に熱中症発症の兆候を把握し、未然防止の一助となることに期待しております。
- 会社概要
非侵襲で「深部体温」を推定する技術を確立し、2021年に「熱中対策ウォッチ カナリア」をリリースいたしました。現在は、暑さ対策、働き方改革を推進するべく、日本の政府・各省庁との取り組みを強化しております。
今後は「体温」を軸に、様々なサービスを展開してまいります。
【2019年】
・環境省と共同で「人体の熱ごもりを測定するデバイスを用いて『個人』にフォーカスした新しい熱中症対策の検討事業」として実証を行う
【2020年】
・環境省、埼玉県、日本工業大学と共同で「リスクと予防対策の見える化による熱中症注意喚起事業」として実証を行う
【2021年】
・国土交通省 NETIS を取得し、土木工事の入札案件にて「熱中対策ウォッチ カナリア」の導入が安全管理対策として加点対象となる
・経済産業省より健康経営の取り組みとして、当製品を用いた事例をご紹介いただく
【2022年】
・農林水産省が発行するカタログ「農林水産業における熱中症対策アイテム集」に掲載
・フランス建設業災害防止団体 OPP-BTP より「熱中対策ウォッチ カナリア」が 熱中症対策として有効と認められレポートが公開される
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