醤3(ショウスリー)プロジェクトが、商用利用も可能な70種類以上の『醤油ピクトグラム』を無料公開。
実施中のクラウドファンディングでは目標金額の240%を達成
100社以上の醤油メーカーが参画し「醤油を使い分ける文化」を広めるプロジェクト「醤3(ショウスリー)」が、醤油の幅広い可能性を伝えるために新たに『醤油ピクトグラム』を開発しました。
『醤油ピクトグラム』は全部で70種類以上あり、基本的な醤油の使い方や、醤油の種類、相性の良い料理など、様々なカテゴリから構成されています。商品パッケージや店頭POP、飲食店のメニュー表記など様々なシーンでの使用を想定して開発されており、商用利用も可能です。『醤油ピクトグラム』は公式サイト( https://shoyu3.com/tool )で無料公開されており、誰でもダウンロードして使用することができます。
■開発の背景①:醤油は大別すると6種類ある
醤油は大別すると6種類に分けられます。濃口醤油、淡口醤油、再仕込醤油、溜醤油、白醤油、甘口醤油の6つです。しかし、醤油は万能調味料と呼ばれることもあり「どんな料理にもこれ一本」という意識が強く、濃口や淡口の2種類しか知らない人も多いのが現状です。
■開発の背景②:醤油にはそれぞれ料理との相性がある
醤油はそれぞれ種類が違うだけでなく、料理との相性もあります。例えばお寿司でも、赤身にはたまり醤油、白身には淡口醤油をかけるとおいしいと言われます。ワインがそうであるように、醤油も料理に合わせて使い分けたほうがよりおいしく味わうことができます。 そうした醤油の種類、料理との相性を伝えるために生まれたのが『醤油ピクトグラム』です。
■醤油の多様性を守るために
かつて日本には地域に根付いた醤油蔵が6,000以上ありましたが、現在は1,000近くにまで減少しています。誰にも気づかれないまま醤油の多様性は失われています。『醤油ピクトグラム』は商用利用が可能なため、醤油メーカー、飲食店、小売店などの方々が幅広いシーンで活用することができます。ピクトグラムを通して醤油の可能性を知ってもらい、結果として個性豊かな全国の醤油メーカーを守ることにつなげていきます。
■醤3(ショウスリー)とは
醤3(ショウスリー)は、キッコーマンやヤマサ醤油をはじめ全国100以上の醤油メーカーが参画しているプロジェクトで、「醤油の使い分けを当たり前にする」ことを目的とし2021年から活動を開始しました。現在は醤油の使い分けに特化した三口醤油皿の普及に努めており、10月1日「醤油の日」からMakuakeにてクラウドファンディングを実施しています。( https://www.makuake.com/project/shoyu3/ )2021年11月10日現在、Makuakeにて目標金額の240%を達成しています。
『醤油ピクトグラム』は上記の活動に加え、「醤油の使い分け」をより浸透させるために開発されたものです。
▼醤3プロジェクト
https://shoyu3.com/
▼クラウドファンディングサイト「Makuake」(11/20まで応援購入が可能)
https://www.makuake.com/project/shoyu3/
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