西日本豪雨災害被災家庭のこどもたちをYMCAキャンプに招待するため、5月1日よりクラウドファンディングを開始。
2018年7月豪雨から5年経ちましたが、地域復興への道はまだ半ばです。
目標額は100万円。目的は「西日本豪雨災害被災家庭のこどもたちをYMCAキャンプに招待するため」です。
ぜひ全国の多くの方々のご協力をいただければと願っています。
https://congrant.com/project/ymca/6355
公益財団法人 YMCAせとうちと岡山ワイズメンズクラブはこの度、株式会社コングラント様のご支援で、「GIVING for SDGs sponsored by ソニー銀行」参加し、手数料をソニー銀行様が全額補填してくださる、新たな仕組みのクラウドファンディングを開始いたします。
この取り組みは、ソニー銀行様が全面的にサポートしてくださっており、通常なら必要となる集金手数料を全額補填してくださることになっています。
https://congrant.com/jp/release/20230206.html
一般的に寄付型クラウドファンディングでは、寄付決済あたり9~20%の決済手数料が発生します。つまり、10万円の寄付をクラウドファンディングで募った場合、総額で9,000円~20,000円が決済手数料として差し引かれてしまうことになり、実際に活動資金として残る金額は、実際の寄付額よりも大幅に減少してしまうことも珍しくありません。
「GIVING for SDGs sponsored by ソニー銀行株式会社」では、ソニー銀行が「GIVING for SDGs」に協賛することで、寄付者の想いがこもった大切な寄付金を全額、実施団体に届けることが可能です。寄付金の社会への還元性を高めることで、寄付文化の浸透及び、団体の社会課題解決に向けた活動を支援することが可能となった画期的な取り組みです。
災害以降2年間、YMCAとワイズメンズクラブは、季節ごとにリフレッシュキャンプを行い、被災地のこどもたちのべ700名をご招待し続けてきました。ところが、コロナの元、豪雨災害地区である倉敷市真備と岡山市平島のこどもたちに会う機会が減ってしまっていました。わたしたちもそのことをとても残念に思っていましたが、昨年の秋、3年ぶりに被災地のこどもたちを招待するキャンプを実施することができました。
幸いそのキャンプはクラスターを出すこともなく、ほぼすべての活動を実施することができました。ようやくコロナの中でも宿泊キャンプを安全に実施する環境が整ったのです。そこでこの度は夏休みのキャンプに被災地のこどもたちをご招待することを計画しました。会場は「倉敷市自然の家」。久しぶりにこどもたちに出会うことができることを楽しみにしています。総勢80名のこどもたちと20名のリーダーで、楽しい2泊3日を過ごします。
なお、キャンプの概要は以下のとおりです。
■西日本豪雨被災児童招待プログラム「今こそ育ちをとめないために」
<倉敷フォレスターズキャンプ>
後援 :岡山市・倉敷市 各教育委員会
とき :2023年8月20日(日)~22日(火)
ところ:倉敷市自然の家
内容 :2泊3日 火おこし体験・キャンプファイヤー・自然観察など
対象 :小学1~6年生(40名・こどものみの参加)
貸切バスにて移動
※豪雨災害被災地のこどもたちを招待します
※参加費は寄附金で全額賄います。
延べ700名の真備・平島のこどもたちをリフレッシュキャンプに招待しています。
■保護者の方々の声
今回は、災害支援の企画でもっと大変な方がおられたのではないかと思いましたが、参加させて頂きました。ありがとうございます。 水害時は、気が付くと床がすぐに水浸しとなりました。今1年生の子は、最後まで寝ており畳が浮いていて命が助かりました。あの時、亡くなっていた命かな、と思っており、甘やかして育てていたような気がします。2日間子どもと離れる事で大変心配しましたが、親が常に一緒に居なくても大丈夫だと思え、親自身の気持ちも変化が見られました。 内容は、子ども達が楽しかった事はいっぱいあります。特に滑り台では公園のとは体感が違ったようでダイナミックに滑れたようです。滑る姿を再現し、繰り返し話してくれました。又、しおりを手に何曲かノリノリで歌を披露してくれました。野外クッキングでは、材料やどんなに美味しかったかを事細かく教えてくれました。思い出すとほっぺが落ちそうになるようで、頬を押えながらとろけるような遠い目をしながらお喋りしてくれました。普段、学校での話はしてくれませんが、よく話し、親子の良い会話時間となり、とても楽しく過ごす事が出来ました。 今回参加し、子どもの成長を感じました。3年生の子は、以前は幼児の弟と同様の接し方を求めていましたが、自身の事は自分でしたがり、弟のお世話まで率先して行なってくれました。1年生の子は、抱っこを求める事がなくなりました。初日のおにぎりは祖母が作りましたが、自分達できちんとお礼が言え、「美味しかったよ」の言葉を添える事が出来ました。2日間で、こんなにも違うんだと驚いています。
娘が幼稚園年中の7月に西日本豪雨で被災し、自宅が全壊。自宅再建までの間は転園を余儀なくされました。真備に戻った後は仮園舎での学習が続き、ようやく元の幼稚園に戻った2020年、今度はコロナ禍に。その春小学校に入学するも、制限だらけの学校生活がスタートしました。 コロナ禍になって2年が経過した今でも、元通りの学校生活には戻っていません(そもそも元通りというのが分かりませんが…) 最近は徐々に学校行事も戻りつつありますが、まだまだ制限も多く、この時期に経験しておくべき事を充分に経験させてあげられないことに親として憤りを感じることも多いです。そんな中、YMCA さんには何度も宿泊を伴うキャンプに招待して頂き本当にありがたく思っています。 被災やコロナ禍で、子供達にはたくさん辛い思いや我慢をさせていまいましたが、それでもその辛い出来事があったからこそ、このキャンプのように素晴らしい経験をたくさんさせて頂けたんだと思うと、失ったものだけではないのだと前向きな気持ちでいられます。子供達には、辛い出来事があっても、それをプラスに変えられるような、逞しく生きる力を身につけて欲しいと思います。そして感謝の気持ちを忘れないでいてもらいたいです。
■クラウドファンディング概要
タイトル: 「西日本豪雨災害被災児童をYMCAキャンプ招待する」ために
YMCAこども希望基金にご協力ください。
実施期間: 2023年5月1日~6月30日
商品名 : GIVING for SDGs sponsored by ソニー銀行株式会社
目標金額: 100万円
URL : https://congrant.com/project/ymca/6355
■ご支援の使い道
YMCAせとうちでは、西日本豪雨災害発災以来季節ごとにリフレッシュキャンプを実施し続けてきました。
キャンプを実施するためには、現地までバスを使って移動し、キャンプ場を利用し、そこで食事をします。
森遊びやキャンプファイヤ、思い出づくりのためのハンドクラフト制作など、様々なアクティビティも行います。こどもたの参加費に加えて、引率者である職員や学生リーダーたちの研修費や宿泊費、食費も必要となり、その総額は200万円程度は必要になります。今回はこのクラウドファンディングに合わせて企業協賛やキリスト教会からの支援金など合わせてその費用を捻出する予定です。どうぞよろしくおねがいします。
【本件に関する問い合わせ先】
公益財団法人 YMCAせとうち 岡山ワイズメンズクラブ
担当: 太田 直宏
TEL : 086(223)1509
URL : https://setohime-ymca.org/
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