福島を多彩に面白い街へと変える!創業100年の鮮魚店がリモデルプロジェクト始動。地域密着体験型店舗で「常磐もの」を発信

「CAMPFIRE」でクラウドファンディングに挑戦

株式会社おのざき

福島県最大の鮮魚店「おのざき」を運営する、株式会社おのざき(本社:福島県いわき市、代表取締役:小野崎 幸雄)は、創業100年の節目に1996年から続く「鮮場やっちゃば平店」を大規模改装(リモデル)し、福島県沿岸部を"人が集まる地域"へと生まれ変わらせるプロジェクトを始めます。プロが認める水産物「常磐もの(じょうばんもの)」の美味しさを広める発信拠点を目指して、昔ながらのお客様との会話が生まれる鮮魚店へと原点回帰し「接客」に力を入れるとともに、体験型の店舗へと大幅なリニューアルをおこなうため、2024年2月4日より株式会社CAMPFIRE運営の「CAMPFIRE」にてクラウドファンディングを開始いたします。

おのざき公式サイト:https://onozaki.net

リモデルコンセプトムービー:https://youtu.be/pZCLKPYQqxk?si=qpyFGySmYtPJ1DPK

■なぜ、リモデルプロジェクトをおこなうのか? 〜プロジェクトの背景〜

東日本大震災からもうすぐ13年。福島県の水産業は長らく苦境に置かれていましたが、みなさまの応援により少しずつ活気を取り戻しています。一方で、応援消費が落ち着きつつある今、2024年こそ真価が問われる一年になるのではないでしょうか。
持続的なふくしまの水産業の発展のためには、ふくしまが世界に誇る本当に美味しい魚「常磐もの」を食べに、福島県まで足を運ぶ人が増えるほどにならなければいけない。福島県いわき市といえば「おのざき」と言ってもらえる、この街を背負おう体験型の鮮魚店をつくり、「常磐もの」を発信する拠点にする。
そこで100周年の記念事業として、鮮魚店では東北最大級の売場面積を持つ旗艦店「鮮場やっちゃば平店」を、2024年春に大規模改装することを決めました。
「常磐もの」が全国各地の食卓を彩り、笑顔が生まれる。新しい旗艦店が「常磐もの」を通して地域と人をつなぎ、ここ、ふくしまを多彩に面白い街へと変えていく美味しさを起点に広がる幸せの波紋が、ふくしまに住む人々にきっと自信を与えてくれる。その最初の一滴が、このリモデルプロジェクトです。


■地域創生と原点回帰 〜プロジェクトの概要〜

今回、リニューアルではなく、あえて「リモデル」としたのには意味があります。それは「鮮場やっちゃば平店」を改装して、ただ新しくきれいにするわけではないからです。店舗の造り(ハード面)を新しくすることに加えて、そこで働く私たちの在り方や考え方(ソフト面)を見つめ直す。だから「おのざき」では、このプロジェクトを「リモデル」と銘打ちました。

◆鮮場やっちゃば平店リモデルプロジェクト3つの柱
①「常磐もの」を前面に打ち出した鮮魚売場
②行列のできる「潮目食堂」を増床
③100周年にちなんだ100の改善

「常磐もの」は築地市場のプロが美味しさを認める本物。改装後の鮮魚売場では「常磐もの」を前面に打ち出しお客様と会話できる対面販売コーナーを設けます。併せて、現在も行列ができるほど人気の「潮目食堂」を増床し、もっと多くの方に「常磐もの」を味わっていただける空間へと整えます。
目に触れやすく、その場で食べられる、体験の接点をつくり、美味しい「常磐もの」を積極的に発信することで価値を広めて、福島・いわきを"訪ねてみたい街"に変えていくことが狙いです。
今回のプロジェクトの土台は「接客」。創業以来「おのざき」が大事にしてきた接客への精神に回帰し、お客さまとの会話が自然に生まれる本来の魚屋の姿に戻します。
水揚げされた水産物を仕入れ、食卓に届ける「おのざき」の役割は、単に"魚を売る"のではなく、魚を介してストーリーをつなぐこと。スタッフ各自のサービススキルの向上を図り、新しい旗艦店を"足を運ぶ価値の高い店"へと深化させます。


■プロが認める「常磐もの」とは

福島県で水揚げされる魚介類や、伝統的な製法と工夫によって作られる水産加工物のことを「常磐もの」と呼びます。福島県沖は親潮と黒潮がぶつかる"潮目の海"であることから、魚のえさとなるプランクトンが大量に湧きあがり、質の良い魚がたくさん水揚げされます。いわば、美味しさの必然がそこにあるのです。
水産物の取り扱い世界最大級の築地市場で水産関係者におこなった調査※では、99%が「常磐ものは美味しい」と回答。高い品質と味わいを誇る、プロが認める水産資源です。しかし残念ながら、その魅力は全国各地の方にまだ十分に伝わっていません。
※電通「平成27年水産関係者調査」より


プロジェクトに懸ける想い

「おのざき」は初代・小野崎ウメが10人の子どもを養うために1923年に創業いわき市鎌田町で始めた小さな魚屋は、並べた魚が乾かないよう樽に入った海水をこまめにかけるといった、ウメの細やかな心配りが喜ばれ繁盛しました。やがて末っ子の英雄(現会長)が二代目となり、1973年に法人化。「山側に住む人にもカツオを食べさせたい」と、まだ珍しかった発泡スチロールで梱包して宅配で送るなど、新しいアイデアにも積極的に取り組みました。2009年に現社長の幸雄が家業を継承しましたが、その2年後に東日本大震災が発生。被災した取引先を励まそうと、唯一津波の被害から免れた製造ラインで作った商品を携えて首都圏のイベントに何度も足を運び、美味しさを伝えました。

そして2020年、幸雄の息子・雄一が四代目としてUターンし入社。魚食文化の担い手として社会的責任の大きい老舗鮮魚店の未来の在り方を問いながら、現在は4つの鮮魚店と、2つの飲食店「潮目食堂」「寿司おのざき」を経営しています。小さな魚屋から始まった「おのざき」の精神の良いところは残しながら、時代に合わせた企業組織へと生まれ変わる一歩を踏み出したばかりです。
今回のリモデルプロジェクトでは、どこでも美味しいものが手に入る時代において「何を買うか」を決める情緒的な価値、「接客」を磨き、地方だからこそできるコミュニケーション、お客さま一人ひとりの真理をつかんだ提案で期待を超える店を実現します。そのことにより、新しい旗艦店が「常磐もの」の魅力を発信する拠点として地域の個性の一つになり、ふくしまをもっと面白くできると信じています。


■リモデルプロジェクト詳細

プロジェクト名:創業100周年、福島県最大の老舗鮮魚店「おのざき」の社運をかけた挑戦。
期間:2024年2月4日(日)〜2024年4月6日(土)

目標金額:3,000,000円

◆リターン一例
◯【秘伝】4代目女将のお魚レシピ 3,000円
◯【店頭引換】おのざき商品券 5,000円/10,000円/20,000円
◯【遠方向け】オンラインストアクーポン 10,000円
◯いわき産うに貝焼き6個セット 50,000円

※クラウドファンディングプラットフォーム「CAMPFIRE」のプロジェクトページ(https://camp-fire.jp/projects/view/725173?utm_campaign=cp_po_share_c_msg_mypage_projects_show)よりお申込みください。


【会社概要】
会社名  : 株式会社おのざき
代表者  : 代表取締役 小野崎 幸雄
所在地  : 〒970-8026 福島県いわき市平字鎌田町38番地
設立   : 1923年
事業内容 : 海産物の小売、寿司屋・食堂の経営
資本金  : 1,000万円
URL   : https://onozaki.net/

【本件に関するお問い合わせ先】
会社名 :株式会社おのざき
担当者名:矢代めぐみ
電話  :0246-23-4174
メール :megumi@onozaki.net

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会社概要

株式会社おのざき

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URL
https://onozaki.net/
業種
水産・農林業
本社所在地
福島県いわき市平字鎌田町38番地
電話番号
0246-23-2259
代表者名
小野崎幸雄
上場
未上場
資本金
1000万円
設立
1923年05月