“食を楽しむ人”へ、2つの和酒『KASANE』。和洋折衷な「現代の和食」のための、柚子&茶のスパークリング和酒と日本酒が、7月24日(木)新登場。お取り寄せにも、グルメなあの人への贈り物やギフトにも。

料理と酒は、重なり合って新しい食体験になる。老舗酒蔵・安福又四郎商店は、おいしい・楽しい・面白いを食体験として楽しむ和酒ブランド『KASANE(かさね)』を2025年7月24日に発売する。

安福又四郎商店

チーズやオリーブオイルなど、和洋折衷が入り混じる現代の日本の食卓に“重ね”て楽しむ和酒ブランド「KASANE」。料理と酒を口の中で重ねることで、味わいが変化し広がっていく体験を提案する。

灘の老舗酒蔵、株式会社安福又四郎商店(所在地:兵庫県神戸市)は、和洋折衷な“現代の和食”と自由に“重ねて”楽しむ新和酒ブランド『KASANE』を2025年7月24日より発売します。第一弾として、柚子と玄米茶を用いた「スパークリング和酒 柚子&茶」(5,500円)と「日本酒 純米吟醸」(3,500円)の2種を、自社EC及び直営店限定で販売。ペアリングの正解を提示するのではなく、“料理と酒を重ねることで変化を楽しむ”新しい食体験を提案し、日常を特別に変える一本として、特別な日のおもてなしやギフト需要に応えます。

ハンバーグもチーズも並ぶ〝現代の和食〟。

「和食」と言われて思い浮かべるのは、刺身や煮物、出汁の効いたお吸い物…などのいわゆる「日本料理」ですが、実際の私たちの食卓はどうでしょう?

オリーブオイルとハーブ塩で焼かれたチキンや、ドレッシングのかかったサラダに、お味噌汁が共存していたり。塩焼きの鮭に、ブロッコリーのマヨネーズ和え、キノコのホイル焼きなど、どこまでが和でどこからが洋かわからないことも。

そんな和洋折衷が入り乱れるテーブルの一皿一皿に合うお酒を出せるのはレストランくらいです。自宅で楽しむお酒は、「1本を買って飲みきるまで、食卓のいろんな料理と合わせて楽しめる」のがベスト

毎日のことなら「じゃあもうビールでいいじゃん!」ですが、張り切って料理した記念日ディナーや、お客様を招いたおもてなしの日、ホームパーティへ手土産で持って行くときに、「特別な日の料理には、これがあれば大丈夫」と思える特別な一本がほしいと考えました。

ある日のおもてなし料理にも。伊予柑のサラダ、ソーセージにマスタード、ハーブを添えた鰆の炙り焼き…日本の食材を使った無国籍な料理が並ぶ。

知識も、正解も、いらない。目の前の料理に、“重ねると楽しい”!

「KASANE」は、元来〝食中酒〟と呼ばれる日本酒、そして新たな発酵技術により生まれたスパークリング和酒(クラフトサケ)をラインナップに持つ、現代の日本の食卓に重ねて楽しむ新しい和酒のブランド。

飲み物単体としてだけでなく、そして食との“正解”の組み合わせを提示するのでもなく、食事の流れの中で、目の前に並んだ料理たちと和酒を自由に重ねていくことで、ひと口ごとに味の風景が移ろい、食卓全体がより豊かに楽しくなるような体験を楽しんでいただけます。

左から、やわらかい旨みと美しい後口のキレをもつ「KASANE 日本酒 純米吟醸」、爽やかな酸味と甘味と苦味のバランスのいい瓶内二次発酵の繊細な泡をもつ「KASANE スパークリング和酒 柚子&茶」の2種のラインナップ。

時には「カルパッチョとスパークリング」のような、イメージ通りのマリアージュを。時には「ソーセージと日本酒」の、思わぬ組み合わせの妙を。そして時には、どうにも合わないペアリングで起こる料理と酒の味わいの変化に、顔を見合わせて笑っていただきたい。

…そんな、共にテーブルを囲む誰かと、美味しさという指標だけでない、驚きや面白さ、楽しさを感じてもらえるブランドを立ち上げたい。

そんな想いから、幅広い〝現代の和食〟と組み合わせるため、日本酒というお酒のジャンルを横断するブランド「KASANE」は誕生しました。

「おいしくて楽しくて、気がついたら、お皿もグラスも空になっていた」が「KASANE」の目指す理想の姿。

「KASANE」は乾杯〜食後まで、食事の流れに寄り添う2ラインナップ。

KASANEのラインナップは、2種のみ。
日本酒、そして日本酒の製法をベースにした瓶内二次発酵のスパークリング和酒。ともに「旨み」をしっかりと軸に据えた設計で、料理と合わせてこそ本領を発揮する、食体験の“芯”になる和酒です。

2つの和酒は、五味(甘味・塩味・酸味・苦味・うま味)をそれぞれ異なるかたちで補い合いながら、テーブルの上の様々な料理に“重なる”多彩な楽しさを提案します。


シャンパンと同じ瓶内二次発酵の繊細な泡立ち。香り高く、乾杯から食中まで楽しめるスパークリング和酒です。

「KASANE スパークリング和酒 柚子&茶」

爽やかな酸味と甘味と苦味のバランス、そして柚子の爽やかな香り。瓶内二次発酵による繊細な泡で乾杯から楽しめる、新しいジャンルのお酒〝スパークリング和酒〟

「クラフトサケ」とも呼ばれるこのお酒は、日本酒の発酵過程で自然栽培の完熟柚子と有機栽培の玄米茶をあわせることで、香りと味わいを重ねました。

オリーブオイルやバター系とも相性よく、果物・チーズ・サラダ・和洋前菜など多様な料理との掛け合わせが楽しい一本。特別な日に、爽やかなアクセントで彩ります。

  • おすすめシーン:乾杯から食後まで

  • 味わい:きれいめな旨味をベースに、完熟柚子の爽やかな酸味、苦味がアクセントになる

  • 推奨温度:冷蔵

  • 原材料:米、米麹、柚子、玄米茶  ※米は、兵庫県産 特A地区「山田錦」を全量使用。

  • アルコール度数:13度

  • 容量:500ml

  • 希望小売価格:5,500円(税込)

  • 品目:その他の醸造酒


原料の米をあまり削らずに旨みを生かした、ボリューミーな料理とも相性のいい純米吟醸です。

「KASANE 日本酒 純米吟醸」

やわらかな甘旨味と、その甘さがスッと切れる後口のキレ。冷やすとすっきり辛口、温めると甘旨味が引き立ち、温度変化で表情を変える酒
刺身や焼き魚、煮付け、鍋ものなど伝統的な和食から、ハンバーグやローストビーフなどの肉料理まで調和し、変化のある食体験をもたらします。

しっかりとしたボリューム感で、刺身や焼き魚、唐揚げや肉料理、出汁の効いた一品まで、幅広い料理を受け止め、料理ごとの印象を柔らかく変化させてくれます。

  • おすすめシーン:食事の始まりから食中

  • 味わい:やわらかな米を感じる甘旨味、辛口を感じさせる美しい後口のキレ

  • 推奨温度:冷蔵~常温~ぬる燗

  • 原材料:米、米麹   ※米は、兵庫県産「兵庫夢錦」を全量使用。

  • アルコール度数:15度(原酒)

  • 容量:720ml

  • 希望小売価格:3,500円(税込)

  • 品目:日本酒


どちらかを選んで楽しむのもよし。
2本をテーブルに並べて、“同じ料理に合わせて2種を飲み比べてみる”のもまた楽しい。その遊びの中に、KASANEの体験の醍醐味があります。

どちらが好き?に正解はありません。自分自身が美味しい、楽しいと感じること。自分と相手の好みの違いを発見すること。時には、あまりにも合わない組み合わせに笑ってしまうことでさえも、豊かな食体験であると私たちは考えています。

開発の意図は、「日本酒を、日本酒好きだけのものにしたくない」

当蔵は、台所の守り神「大黒天」から戴いた代表銘柄「大黒正宗」の名が示すように、食中酒として“料理と引き立て合う”を軸にした酒造りを続けてきました。

当蔵の目指す「合わせても料理を邪魔しないのではなく、合わせることで料理と互いに引き立て合う日本酒の魅力を、日本酒ファンだけでなく、“おいしい食”を楽しみたい全ての人に知ってもらいたい!」というのが開発のきっかけでした。

日本酒は、本来「何にでも合う食中酒」

本来日本酒は「色々な料理との相性が良く、決定的に合わない料理は少ない」食中酒。ペアリングの技術いらずで、料理と合わせられるお酒です。

ただ、近年は日本酒単体でもわかりやすく美味しい!と感じやすい「フルーティで酸味や甘みの多い」タイプの日本酒が流行しており、従来と違って合わせられる料理の幅が狭くなり、ペアリングに技術がいることも…。

ペアリングにおける、日本酒とワインの違い

実は、日本酒は料理と組み合わせたときに、魚の生臭さを抑えたり、料理の旨味を引き立ててくれるという特長を持っています。また、「ワインにはチーズ」と思われていますが「日本酒とチーズ」の方が旨味の後味が強くなるとのデータもあるのです。

「酒類総合研究所 提出資料」(国税庁)https://www.nta.go.jp/about/council/sake3/191101/shiryo/pdf/05.pdf

日本酒・ワイン・ビールの味わいの特徴の違いと、KASANEのラインナップ構成

日本酒は、旨味が多く、酸味が少ない。ワインは、酸味甘味が多く、旨味が少ない。それぞれが持つ味わいの特徴に合わせて、料理との合い方も変わります。

「酒類総合研究所 提出資料」(国税庁)https://www.nta.go.jp/about/council/sake3/191101/shiryo/pdf/05.pdf

「KASANE」のラインナップは、きりりとした辛口ながらボリューミーな旨味があり、やわらかな甘味を感じる「日本酒 純米吟醸」。そして日本酒をベースに甘酸っぱさ(酸味と甘味)を感じる柚子を使いながらお茶で別の旨味を加えた「スパークリング和酒 柚子&茶」。

日本酒の特徴を生かした本来のペアリング領域の幅広さに加え、ワインが得意と思われていた酸味・甘味でのペアリング領域も新たにカバー異なる味わいの構成を持つ2本によって、和洋折衷な“現代の和食”との幅広い組み合わせを可能にします。

画家・品川亮による、“伝統的でありながら新しい”ブランドの世界観

「KASANE」のラベルには、画家・品川亮氏による作品を起用しています。
伝統的な日本絵画の技術とモダンな表現を融合させ、常に新しい表現に挑戦し続ける品川氏の作品は、KASANEの目指す「伝統に革新を重ねた、新しい和酒のかたち」と強く共鳴し、本ブランドの世界観を体現してくれました。

ちょっと特別な日のテーブルに、特別な空間を生み出す小さなアートにもなる「KASANE」のラベル。“食シーンにどう寄り添いたいか”というアイデアから、特別すぎも日常使いでもないボトルの佇まいをデザインしました。

ボトルに貼るラベルの印刷では、銀箔を使った品川氏の作品世界をできる限り忠実に再現するため、デザイナーと印刷会社と何度も試作・調整。品川氏本人にも驚かれる再現性で仕上げました。

品川氏に実際に試飲してもらいながら、京都のスタジオでラベルチェック。「これは自分でも買いたい」と仕上がりを絶賛していただけました。

品川亮 RYO SHINAGAWA

食べることが大好きなあの人へ、贈り物として。

「KASANE」は、ギフトとしても使いやすい化粧箱入り。食べることが好きなあの人への贈り物に、ちょっとしたホームパーティへの手土産や、特別な記念日のディナーに、一緒に食事を楽しめるアイテムとして活躍してくれます。

上質な真っ白で繊細な紙に、銀の箔押しが映える美しい個装箱付きで、贈り物にも使いやすい。

直販限定で販売。同時に、オンラインショップが全面リニューアルオープン

当蔵としては初めてとなる、直販限定の商品です。

瓶内二次発酵による発泡性があるため、要冷蔵での温度管理が必須なこともあり、酒蔵の冷蔵倉庫からお客様のお手元へ直接お届けいたします。

酒蔵直営「十一代目又四郎」(オンラインショップ)

酒蔵直営「十一代目又四郎」(直営店舗)

  • 所在地 :兵庫県神戸市東灘区御影塚町1-5-23

  • 営業時間:10:00-17:00(12:30-13:30昼休み)

  • 定休日 :水曜、日曜、祝日(祝日は不定休)

  • TEL   :078-851-015

灘の酒蔵通りにある酒蔵直営店舗です。阪神電車「石屋川」駅より徒歩10分程度。酒蔵めぐりのお客様がよく訪れ、ほぼ全てのラインナップの有料試飲が楽しめる他、季節ごとに変化する日本酒カクテルや、マリアージュ体験ができるショコラ×日本酒のミニペアリングセットなども提供しています。

開発担当者からのコメント

「日本酒は料理をおいしくしてくれる」、食べることが大好きな私自身が、日本酒を特別好きだと感じる理由です。

近年は日本酒業界でもクラフトサケの拡がりや若い蔵元による新しい酒造りへの挑戦が増え、ワクワクする一方で、一歩業界の外へ出ると、日本酒の魅力を知っている人は減り続けているのではないかと感じてしまいます。

“食を醸す”を掲げる私達にとって、やっぱり「食べること」の傍に日本酒があり続けてほしい。

日本酒好きにとっては当たり前の、「刺身以外にも色々な料理と合わせて楽しむ」「温度を変えて楽しむ」など、日本酒をよく知らない方へ改めて発信するブランドとして企画しました。

ぜひ「普段はワインをよく飲むよ」「食事の時はビールだな」という方にも、日本ならではの食文化として、まったく違う日本酒というお酒の魅力を知ってもらえるきっかけとなってくれることを願います。

商品企画・広報を担う蔵元・安福愛。嫁入りした立場ながら、大学生の頃に最初に日本酒を好きなったきっかけが蔵の「大黒正宗」という縁で、表に立つ仕事を担う。

会社概要

1751年(宝暦元年)創業。〝食を醸す〟を掲げ、酒どころとして名高い灘五郷の一つ、御影郷にて270年以上にわたり酒造りを続けてまいりました。代表銘柄「大黒正宗」は、地元を中心に“絶品の食中酒”として長年親しまれてきました。

近年では、和牛のための日本酒「牛と鉄板」や、山田錦を使った和食のためのノンアル「玄米茶88」など、新ブランドをリリース。

伝統の味を守り続けると同時に、時代の変化に合わせた新しい食文化の創造に挑戦し続けています。

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会社概要

株式会社安福又四郎商店

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URL
https://matashiro.jp/
業種
製造業
本社所在地
兵庫県神戸市東灘区御影塚町1-5-23
電話番号
078-851-0151
代表者名
安福晴久
上場
未上場
資本金
1000億円
設立
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