プレスリリース・ニュースリリース配信サービスのPR TIMES
  • Top
  • テクノロジー
  • モバイル
  • アプリ
  • エンタメ
  • ビューティー
  • ファッション
  • ライフスタイル
  • ビジネス
  • グルメ
  • スポーツ

PR TIMESのご利用について

資料をダウンロード

堀田カーペット株式会社
会社概要

堀田カーペット、社外取締役2名を迎え『伝える』を強化

クリエイティブ担当取締役に堅⽥佳⼀、コミュニケーション担当取締役に今井雄紀が就任

堀田カーペット株式会社

社外取締役 堅田佳一(左)、 社外取締役 今井雄紀(右)

  大阪を拠点に高品質のウールカーペットを製造している堀田カーペット株式会社(本社:大阪府和泉市、代表取締役社長:堀田将矢)は、初の社外取締役として、クリエイティブ担当取締役に堅田佳一(KATATA YOSHIHITO DESIGN 代表)、コミュニケーション担当取締役に今井雄紀(株式会社ツドイ代表取締役)を迎え、「『伝える』の差別化と精度アップ」を強化していきます。両名は2024年2月1日に就任し、各専門分野にて業務を推進しています。

  尚、当社二代目社長である堀田繁光は、2023年12月20日に代表取締役会長を退任し、これまでの経験を伝えていく相談役に就任しました。

<役員人事について>

退任

代表取締役会長

堀田 繁光   

2023年12月20日付

新任

社外取締役(クリエイティブ担当)

堅田 佳一  

2024年2月1日付

新任

社外取締役(コミュニケーション担当)

今井 雄紀

2024年2月1日付

社外取締役起用の背景:『伝える』の差別化と精度アップへ

  中小企業がブランディングに力を入れることが珍しくなくなり、多くの企業が「伝える」に取り組むようになった昨今。「もの」の良さのみならず情報を「伝える」ことにも競争が発生し、激化しています。同時に、当社のブランドやプロジェクトは増加傾向にあり、お客さまに伝わりにくくなっていることが懸念となっています。今後の商品・事業展開を鑑みた際、ブランド・言葉の整理が必要なタイミングです。

 また、カーペット産業は、ものづくり(産地)の環境としても静かに、しかし確実に縮小しています。分業制で成り立っているウィルトンカーペット産業において、紡績、撚糸(ねんし)、染色、製織、加工、それぞれを担う企業は国内で数社ずつしか残っておらず、織機メーカーに至っては十数年前に全てなくなってしまいました。当社の主力であるウィルトン織機メーカーも、世界で数社しか残っていないのが現状です。このままでは産業の継続は難しくなるでしょう。

  このような環境を背景に、これからは「伝える」におけるさらなる差別化・精度アップ、つくりたくても「つくれない時代」への対応が必要と考えます。この度の取締役体制強化は、前者の「『伝える』の差別化と精度アップ」を狙う施策です。

新任社外取締役のご紹介

社外取締役(クリエイティブ担当取締役)堅田 佳一(かたた よしひと)

クリエイティブ担当取締役 堅田佳一

KATATA YOSHIHITO DESIGN 代表 / クリエイティブディレクター

1984年生まれ。大阪府出身。新潟市内を拠点とする。大学卒業後デザイン事務所にて家電や事務機器、スポーツ用品等のプロダクトデザイン業務に従事後、新潟県燕三条地区で刃物を中心としたキッチンツールの企画・開発・デザイン部門に入社。現場主義のデザインやものづくりを心がけ、業務プロセスの改善や企業ブランディングに取り組む。2014年に「KATATA YOSHIHITO DESIGN」(https://katayoshi-design.com/)を設立。

2020年からは中川政七商店に所属するコンサルタントとして全国の工芸支援を行う。現在、北海道から沖縄まで全国各地で決算書の読めるクリエイターとして事業全体を見据えたクリエイティブコンサルティング業務を中心に、プロダクトや空間のデザイン業務も行なっている。「NY ADC GOLD」「Red dotdesign award」「iF design award」など受賞歴多数。好きな羊はカターディン。

社外取締役(コミュニケーション担当取締役)今井 雄紀(いまい ゆうき)

コミュニケーション担当取締役 今井雄紀

株式会社ツドイ 代表/編集者

1986年生まれ。滋賀県出身。新卒でリクルートメディアコミュニケーションズに入社し、Webディレクターとして勤務。2012年より、フリー編集者として星海社に合流し新書を中心に書籍を多数編集。2017年6月、編集とイベントの会社ツドイ(https://tsu-doi.jp/)を設立。JINS「JINS PARK」・集英社「ジャンプの漫画学校」「ジャンプTOONの雑談!」・くるり「くるりのツドイ」・マガジンハウス「BRUTUS」など、テキストはもちろん、イベント、ポッドキャストなど、幅広く手がける。

堀田カーペット60周年記念コンセプトブック「CARPET LIFE」およびメルマガ「ひつじばこ」の企画・編集も担当。好きな羊はオックスフォードダウン。

体制強化による具体的な取り組み

・事業ポートフォリオ、ブランドポートフォリオの見直し(堀田カーペットのリブランディング)

・「ライフスタイルコミュニケーション」から「ライフスタンスコミュニケーション」へのシフト

・言葉や商品に加えて「体感」でのコミュニケーションを強化(CARPETLIFE BASEのオープン)

※CARPETROOM BASE:宿泊、インテリアサロン、ショップを備えた約170坪のカーペット体感施設を大阪府和泉市に建設中(2024年秋~冬オープン予定)

  また、今後は「つくれない時代」への対応として、「ウィルトンカーペットメーカー」事業だけではなく、長期的に「ウィルトン織機メーカー」になることも検討していく所存です。そのための人材採用、経営体制の変更も検討していきます。

■ 社外取締役就任に寄せて:三代目 代表取締役社長 堀田将矢コメント

  堅田さんとの出会いは、7年ほど前。これまで一緒に仕事をすることはありませんでしたが、お互いに仕事の相談をする仲間で、「決算書が読めて事業をデザインできる人」と思い外部取締役就任をお願いしました。

  今井さんとの出会いは、3年ほど前。60周年記念本「CARPETLIFE」の編集者として2年ほど一緒に取り組んできて、「本だけではなくコミュニケーション全体を編集できる人」と思い外部取締役就任をお願いしました。

  はじめは業務委託という考えもありましたが、今井さんから「堀田カーペットさんは・・・」という主語より「我が社は・・・」と言えるほうが良い、といっていただき外部取締役契約をすることといたしました。

  これからのカーペットの未来を一緒につくっていけることが楽しみです。

代表取締役社長 堀田将矢

堀田カーペット株式会社 代表取締役社長

堀田 将矢(ほった まさや)

1978年生まれ。大阪府出身。北海道大学経済学部卒業後2002年にトヨタ自動車株式会社入社。2008年に堀田カーペット株式会社に入社、2017年代表取締役就任。「カーペットを日本の文化にする!」をビジョンにかかげ、敷込み用ウールカーペットブランド「woolflooring」、ウールラグブランド「COURT」、DIYカーペットブランド「WOOLTILE」を展開する、カーペットメーカー。5つ星ホテルや、高級ブティックなどのプロジェクトに参画。

■ 堀田カーペットのこれまで

  堀田カーペットは、1962年、初代堀田繁清が下請け会社としてカーペットの産地である大阪府南部、和泉市で創業。当時の機械織の主力であったウィルトン織機(*注1)を導入し、徐々に織機台数を増やし、メーカーとしての礎を築いてきました。

  二代目 堀田繁光は、量産型のタフテッドカーペット(*注2)・中国からの輸入品・タイルカーペットの台頭等で競争が激しくなる中、独自のものづくりに取り組み、様々な織組織・糸の開発を進め多くの特許を取得。結果として当社は、業界内で「開発力のあるメーカー」としてのポジションを築きあげました。現在の堀田カーペット主力ブランドである「woolflooring」の立ち上げも、繁光の功績です。

  現職である三代目 堀田将矢は、「つくれば売れた時代」から「つくるだけでは売れない時代」に対応すべく、ブランディングに生き残りの道を求めてきました。カーペットの良さを「伝える」取り組みとして、ウールラグブランド「COURT」やDIYカーペットブランド「WOOLTILE」といった新ブランドを立ち上げ、「堀田カーペット」、「カーペットの暮らし(CARPETLIFE)」の認知拡大に努めています。

*注1)ウィルトン織機(ウィルトンカーペット)

ウィルトン織機はイギリスの産業革命の時代に、それまで手織りでつくられていたカーペットが初めて開発された織機です。1800年代後半に日本に国産のウィルトン織機が開発され、1960年代に生産のピークを迎え、織機台数は400台程度稼働していたと言われています。現在は織機台数20台程度、ウィルトンカーペットメーカーは数社となっています。(ウィルトン織機で織られたカーペットをウィルトンカーペットといいます。)ウィルトンカーペットは耐久性に優れ、様々な糸使い、織組織で表現され、他のカーペットでは実現できないデザイン性を兼ね備えており、5つ星ホテル、ブティック、住宅などで採用されています。

*注2)タフテッドカーペット

1930年代、アメリカで開発された量産できるカーペット製造マシンです。一般的にカーペットは「織る」と表現されますが、タフテッドカーペットは「刺繍」でつくられ、本マシンの開発によりより量産できるようになりました。現在日本国内の生産量の99%はタフテッドでつくられています。主に、タイルカーペットの製造方法として使われています。

■ 堀田カーペット株式会社について

1962年創業。繊維産業の街として栄えてきた大阪府 の泉州地域に本社工場を持ち、現在では国内に数社しか残っていないウィルトン織機にて高品質のウール カーペットを製造しているウールカーペットメーカーです。高級ホテルやラグジュアリーブランド店舗、個人住宅などの敷き込みカーペットを製造し、敷き込み用ウールカーペット「woolflooring」、ウールラグ「COURT」、DYIカーペット「WOOLTILE」などを展開。カーペットの市場が減少する中、「カーペットを暮らしの文化の一部にする!」をビジョンに、ものづくりを続けるとともに、カーペットの暮らしを伝える活動をしています。

・代表取締役社長:堀田 将矢

・所在地

 本社工場 〒594-0065 大阪府和泉市観音寺町 531 番地

 中津工場 〒644-1111 和歌山県日高郡日高川町船津 1211

・従業員:38名

・オフィシャルサイト:https://hdc.co.jp

このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります

メディアユーザーログイン既に登録済みの方はこちら
メディアユーザー新規登録無料

メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。

すべての画像


種類
経営情報
位置情報
大阪府和泉市本社・支社和歌山県日高川町本社・支社
関連リンク
https://hdc.co.jp
ダウンロード
プレスリリース素材

このプレスリリース内で使われている画像ファイルがダウンロードできます

堀田カーペット株式会社のプレスキットを見る

会社概要

堀田カーペット株式会社

2フォロワー

RSS
URL
https://hdc.co.jp
業種
製造業
本社所在地
大阪府和泉市観音寺町531
電話番号
-
代表者名
堀田将矢
上場
未上場
資本金
-
設立
1962年11月
トレンド情報をイチ早くお届けPR TIMESを友達に追加PR TIMESのご利用について資料をダウンロード