今年も『東をどり』が開催!2023年5月21日から23日までの3日間、新橋演舞場が大料亭に!
第九十八回 東をどり - 季(とき)めぐる新ばし - 2023年5月21日・22日・23日 全八回公演 於 新橋演舞場
東をどり公式HP
告知動画
目次
- 東をどりに見つける日本の楽しさ
- 今年の東をどり
- 概要
- 幕間の楽しみ
- 新橋花柳界と東をどりの変遷
- お問合せ
- 東をどりに見つける日本の楽しさ
銀座に残る日本有数の花柳界、新橋をご存じですか。料亭と芸者でつくられる花柳界、そこは日本を遊ぶ場所です。唯、普段は知る人だけの閉ざされた世界、年に一度、東をどりの演舞場に新橋花柳界は扉を開きます。遊びが洗練され端正となると文化と呼ばれます。建築を造作(ぞうさく)、装飾を室礼(しつらい)、そう呼ばれるよう粋を凝らします。料理と酒は感じるままに、そこに唄と踊り、芸者の綺麗を加えて花柳界は創られました。
東をどりの三日間、新橋演舞場は劇場が料亭に替るのです。舞台に日本の綺麗を観て、幕間に楽しむ旨酒と美食、モダンな銀座で日本の素敵、文化のお祭りをどうぞ遊んで下さい。
東京新橋組合 頭取 岡副 真吾
- 九十八回目の開催 今年の東をどり
新橋芸者衆の踊りは三流派の家元の直弟子として直接、指導を受けます。東をどりでは年ごと、ひとりの家元に総合演出を委ねます。今年は代を受け継ぐ日本最大の流派、花柳流の若き家元、花柳壽輔がその役を担い、初めて東をどりの舞台をつくりあげます。
今年のテーマは季(とき)めぐる新ばし、二幕構成の舞台です。序幕は趣を変えた二つの踊り、西川左近、尾上菊之丞、二流派の家元が振付けて格調高く幕を開けます。休憩を挟み二幕目が花柳壽輔の振付け。春夏秋冬そして新年と巡るテンポ良き展開、花柳流の伝統、華やぎの踊りをご堪能頂きます。そして暗転に始まる東をどりならでは不偏のフィナーレへと続きます。
- 概要
日程 : 令和5年 5月21日(日) ・22日(月)・23日(火) 全八回公演
壱の回 11:00 開演 - 12:30 終演
弐の回 13:40 開演 - 15:10 終演
参の回 16:20 開演 - 17:50 終演
※5月22日は壱の回の公演はありません
会場 : 新橋演舞場
〒104-0061 東京都中央区銀座6-18-2
TEL : 03-3541-2600
最寄り駅 : 地下鉄日比谷線 東銀座駅 / 大江戸線 築地市場駅
チケット
桟敷席 : 10,000円
雪席 : 8,000円 一階席 / 二階前方席
月席 : 5,000円 二階後方席
花席 : 2,000円 二階左下手席 / 三階席
学割
年齢を問わず日本文化に親しんで頂くよう、学生証をご提示頂くと新橋演舞場で販売する当日券に限り各席とも半額となります。
券売 : 3月28日(火)10:00より前売り開始
電話 チケットホン松竹 (10:00~17:00)
0570-000-489 / 03-6745-0888
WEB チケットWeb松竹
https://www1.ticket-web-shochiku.com/t/
窓口販売
新橋演舞場 : 10:00~17:00
歌舞伎座 : 10:00~18:00
南座・大阪松竹座 : 10:00~17:30
サンシャイン劇場 : 14:00~17:00
※歌舞伎座休演日は17:00まで
※劇場窓口の営業時間は変更する場合があります。
公式ホームページ
https://azuma-odori.net
- 幕間の楽しみ
陶箱弁当 : 6,000円
地下食堂「東(あずま)」にて提供。
𠮷兆初代の湯木貞一翁が生み出した松花堂弁当。孫にあたる東京𠮷兆の湯木義夫の献立を、東京𠮷兆、新喜楽、金田中、米村の料亭が競宴する東をどりだけの名物。
酒肴の折詰 : 3,000円
当日、演舞場でのお召上がりもお土産も可
上記の料亭に、松山、わのふが加わり酒肴を競演。
*陶箱弁当・酒肴の折詰は要事前予約となります。
予約方法 : チケット購入後、5月17日(水)までに電話で申込み。
電話 : 演舞場サービス 0120-224ー117 (10:00~16:00)
日本酒 競べ
各料亭が年ごとに競う自慢の酒を持ち寄ります。併せて酒肴もご用意。
ドン ペリニヨンブース
世界の一流が開くシャンパンブース。
土産どころ
芸者衆の千社札、それでデザインする江戸団扇、自分自身のオリジナル千社札のご注文など遊び心に満ちたお土産をご用意。
立礼茶室
今年の新機軸。演舞場に新しく出来たスペースで料亭による点前のご披露。
- 新橋花柳界と東をどりの変遷
新橋が花柳界として発祥したのは幕末、黒船の来航から暫くした安政五年です。西国の雄藩、薩摩、長州と徳川幕府の間には方針の違いから軋轢が生じます。徳川贔屓の江戸の中、新興新橋が勤王の志士を迎えました。直ぐに迎えた明治維新で、彼らは政府の中枢となります。明治は近代化を国是とした時代。初代総理の伊藤博文卿は公務を終えて、夜ごと新喜楽の座敷に各界から人を集めました。諸君の分野では明日の日本とは何ぞやと議論を重ねました。新橋は新時代の社交場となり、一流の顧客を迎えるにあたり技芸の一流を街の方針としました。芸能各流の一流の指導者を招いて研鑽に励みます。当時の京阪には芸者衆の歌舞練場が在りました。芸処と呼ばれるようになる大正十四年、倣って芸者衆の劇場、新橋演舞場を建設します。最先端、レンガ造りの劇場の柿落し公演が初回の東をどりでした。
戦火に焼けた演舞場は昭和二十三年春に再建されます。戦前の東をどりはそれぞれに稽古を積んだ踊りを見せる発表会でした。芸者として人間国宝となる当時の篠原頭取は開幕から終演までをデザインする公演に作り替えました。その中心が舞踊劇、川端康成、谷崎潤一郎、吉川英治など、文豪に戯曲を依頼、舞台美術は横山大観、竹内栖鳳、前田青邨という画壇を代表する作家が手掛けました。新橋花柳界の人脈と何より戦後復興を願う文化人の心意気で東をどりは復活します。舞踊の名手、まり千代が舞踊劇で見せた美しい男姿が話題を呼び、公演は大成功を収めます。楽屋口にはブロマイドを手にした女学生が出待ちの人垣となる光景をつくりました。
街の発祥百五十年を迎えた八十四回の東をどりから料亭と芸者の魅力を伝える催しへと姿を替えました。格調高きの序幕と転換する二幕の舞台構成、幕間には料亭の食と美酒でお迎えします。芸の新橋を支えるのは稽古に励む街の風、コロナ禍には映像と踊りを繋ぐ公演に挑み、昨年は復活を期して疫病退散の願掛けるお祭りに。そして今年は完全復活に向けた一歩に。一見お断りの花柳界、そこに在る日本の綺麗、素敵な日本を感じる文化の入口となるよう東をどりは歩みを進めます。
- 注意事項 -
※ 紹介内容に変更がある場合があります。予めご了承をお願いたします。
※ 記載料金は、全て税込価格で表記しています。
※ 原則として、公演中止以外でのチケット、事前注文食事券の払い戻しはいたしません。
※本公演は政府及び東京都のイベント開催制限と、関係諸機関により策定された感染症対策ガイドラインに従い、感染拡大防止対策を講じて開催いたします。具体的な予防対策と販売座席、劇場窓口の営業時間については、チケットご購入前、ご来場前に必ず東をどり公式ホームページ、松竹ホームページにてご確認ください。体調のすぐれないお客様、感染症対策にご協力いただけないお客様には、ご入場をお断りする場合がございます。
東をどり公式ホームーページ
公式Youtube
https://youtube.com/@azuma_odori
東京新橋組合
https://shinbashi-kumiai.tokyo
助成:公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京【芸術文化魅力創出助成】
■東をどりに関する一般の方からのお問合せ
東京新橋組合 03-3571-0012 平日10:00~17:00
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