人的資本経営ソリューション「ＣＨＲＯＦＹ」、生産性指標のモニタリングとベンチマークの新機能を追加

ISO 30414も提唱する財務・非財務情報の統合が可能に

CHROFY株式会社

2024年8月20日 11時00分

ＣＨＲＯＦＹ（クロフィー）株式会社（本社：東京都渋谷区、代表取締役社長：滝本訓夫、以下、CHROFY Inc.）は、人的資本経営ソリューション「ＣＨＲＯＦＹ」にて、「生産性指標」や「ベンチマーク機能」などの機能を8月20日より新たに追加します。

これによって、人的資本の情報開示に関する国際的なガイドライン「ISO 30414」も提唱する、財務・非財務情報を統合した生産性指標を、よりシームレスに管理・分析できるようになります。

＜主な追加機能＞

1. 生産性指標追加

2. ベンチマーク機能追加

3. ベンチマーク企業指定機能追加

4. 財務データアップロード機能追加

5. 連結モードの分析機能強化

6. 連結モードの権限設定機能改良

※ 一部のデータ連携は今秋以降に対応予定。

1. 生産性指標追加

人的資本経営の目的は、企業価値を継続的に向上させることです。これは、経営目標の達成と従業員のエンゲージメントおよびウェルビーイングの向上の両立を意味しており、そのためには、２つのモニタリングが必要になります。

① 組織・人事の実態を定量的に把握すること

② 会社業績に直結する生産性を把握すること

そこで、ＣＨＲＯＦＹは、これまで主に人事データに基づく、組織・人事の実態の可視化に取り組んできましたが、この度、財務データも取り込むことによって、生産性指標のモニタリングを実装します。

生産性指標として、6つの指標を追加しました。

・人時生産性

・労働分配率

・みなし労働分配率

・売上総利益/人

・営業利益/人

・総付加価値

2. ベンチマーク機能追加

自社のデータをベンチマークとする他社と比較ができる機能を追加し、目標とすべき水準の妥当性を評価することができるようになりました。

※本機能は、「みなし労働分配率」、「売上総利益/人」、「営業利益/人」、「平均年間給与」の項目にて使用できます。

※従来は、厚生労働省の女性の活躍推進企業データベースを利用したベンチマークのみを提供しておりましたが、今後は金融庁のEDINETから有価証券報告書の主要データもベンチマークに利用できるようになります。

■9/10（火） HRテクノロジーコンソーシアム主催セミナー：

「人的資本と企業価値の新たな関係：ISO 30414も提唱する財務・非財務情報の統合」

9/10（火）にHRテクノロジーコンソーシアムが主催するオンラインセミナーに、ＣＨＲＯＦＹが登壇します。本セミナーでは、今回の新機能も踏まえて最新ソリューションについてご紹介しますので、ご興味のある方は是非ご参加ください。

※セミナー詳細はこちら

●こんな方におすすめ

・人的資本経営を推進する経営者、人事部門／経営企画部門のリーダー

・人的資本開示を今後推進していく上場企業の実務責任者

・人的資本開示を通じて企業価値向上を目指す企業経営者、人事、IR実務責任者

●開催日時：2024年9月10日（火）16:00-17:30

●お申込み方法：申込サイトより事前登録をお願いします。

CHROFY Inc.は、これからも人的資本経営・人的資本開示の実行をサポートし、優秀な人材の確保や経営目標の達成、企業価値の向上に貢献してまいります。

新機能やサービスについて詳細を知りたい方は、弊社までお問い合わせください。

inq@chrofy.co.jp

■「ＣＨＲＯＦＹ」のサービス概要：

「ＣＨＲＯＦＹ」は、企業内に散逸する勤怠/給与/人事評価など複数の人事関連データや財務データをもとにして統合データベースを構築し、それを可視化するサービスです。

お客様の社内に散在しているデータをそのままクラウド・サービスにアップロードしていただくだけで、戦力の配置、生産性指標、人事諸制度の運用実態、採用とオンボーディング、ダイバーシティ、健康経営、そしてISO 30414指標などのレポートを生成することができます。

また、「ＣＨＲＯＦＹ」のアウトプットは、特許登録された※独自の指標であるGrowscape（グロウスケープ）※※も含めて100以上のダッシュボードで構成されています。「ＣＨＲＯＦＹ」の多種多様なアウトプットにより自社の人的資本を測定し、経営戦略KGIおよび人的資本ＫＰＩを継続的にモニタリングすることが可能になります。

※特許第6868172号

※※商標出願中