小中学校での環境教育推進が、環境に関する社会課題の解決につながっていく
【こども環境学会2023年大会(沖縄)】(7月7日~9日)で、食品容器環境美化協会がポスター発表
分析では当協会が主催する「環境美化教育優良校表彰事業」の最優秀校の活動が、時代の要請する環境に関する社会課題に対応していることを示しました。
【研究の概要】
教育現場の課題である、高度化・複雑化している社会課題・時代の変化を受け入れた柔軟な対応、産業界の課題である、社会の持続可能性確保のために循環型社会への変革を踏まえ、当協会は、「環境美化教育優良校表彰事業」を主催しています。研究は、この事業での最優秀校の活動の変化を分析することで、社会課題の変化への対応を評価しました。
その結果、2016年度、2022年度最優秀校の活動は、地域・連携による実践が活動の共通基盤であるものの、活動の主題は変化していることを可視化しました。年次を経て主題が変化(「ごみ問題」から「資源循環(リサイクル・エコ)」)しており、廃棄物にかかる循環経済ビジョンの変化に対応したものとなっていました。
【環境美化教育優良校表彰事業について】
この事業は、環境美化教育を実践的な学びの場と位置付け、地域社会と連携しながら環境美化教育に独創的・継続的かつ熱心に取り組み、「公共の場所の美化」または「飲料あき容器等のリサイクル」を実践し、地域の環境美化に大きく寄与している小・中学校等を選出し表彰するものです。
総合的な学習の時間が始められた2000年度に始まり、年に一回、全国都道府県から推薦された環境美化教育に優れた小・中学校等を表彰し、これまで1000校以上の学校を表彰しています。
https://kankyobika.or.jp/env-study-support/hyoushou
【こども環境学会2023年大会(沖縄)について】
■テーマ:地域に生きるこども
■日時:2023 年 7 月 7 日(金)~ 7 月 9 日(日)
■会場:アイムユニバースてだこホール(沖縄県浦添市仲間1丁目9番3号)
■主催:公益社団法人 こども環境学会
■共催:浦添市
■支援:コンベンション開催支援事業(沖縄県・沖縄観光コンベンションビューロー)
■後援:
沖縄県、琉球大学,沖縄県立芸術大学,沖縄大学,沖縄女子短期大学,沖縄キリスト教学院大学・沖縄キリスト教短期大学、公益社団法人沖縄県建築士会、公益社団法人日本建築家協会沖縄支部、社会福祉法人日本保育協会沖縄県支部、一般社団法人沖縄県私立保育園連盟、社会福祉法人沖縄県社会福祉協議会
国土交通省、文部科学省、環境省、こども家庭庁、日本学術会議、国立研究開発法人科学技術振興機構、公益財団法人日本ユニセフ協会、公益社団法人日本ユネスコ協会連盟、一般社団法人日本建築学会、公益社団法人日本都市計画学会、公益社団法人日本造園学会、一般社団法人日本環境教育学会、一般社団法人日本発達心理学会、一般社団法人日本保育学会、一般社団法人日本体育・スポーツ・健康学会、日本子ども社会学会、人間・環境学会、日本安全教育学会、日本感性工学会、公益社団法人日本小児保健協会、公益社団法人日本建築家協会、一般社団法人全国建設室内工事業協会、一般社団法人都市計画コンサルタント協会、一般社団法人日本公園施設業協会、一般社団法人日本公園緑地協会、一般財団法人公園財団、一般社団法人日本造園建設業協会、公益財団法人都市緑化機構、IPA日本支部、特定非営利活動法人チャイルドライン支援センター、公益社団法人セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン
https://www.children-env.org/Education_and_enlightenment/convention
【公益社団法人 食品容器環境美化協会について】
一般社団法人全国清涼飲料連合会、一般社団法人全国トマト工業会、一般社団法人日本果汁協会、日本コーヒー飲料協会、コカ・コーラ協会、ビール酒造組合の6団体を会員とする公益法人で、環境美化に関する啓発普及及び助成等の事業を行っています。
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