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次亜塩素酸水溶液のスギ花粉不活化に関する共同研究

~より実環境に近い不活化評価方法(スギ花粉そのものへ作用させる)~

エコムーバー株式会社

エコムーバー株式会社はITEA株式会社と共同研究により、次亜塩素酸水溶液によるスギ花粉不活化効果の検証を通して、スギ花粉からのアレルゲン放出を抑制する事を確認しました。
  • 目的
従来のスギ花粉に対するアレルゲン低減化試験は、一般的にアレルゲンタンパクの抽出物を使った方法が主体となっています。
しかしながら、昨今はより自然環境に近い形での検証方法を望まれる事も多く、スギ花粉その物を使った新しい『花粉に対する不活化評価方法(特許申請中)』をITEA株式会社 東京環境アレルギー研究所が開発致しました。

今回はエコムーバー社提供の次亜塩素酸水溶液を使い、下記2つのポイントを主に試験を行いました。

【試験項目】※花粉その物へアプローチする不活化評価使用※
●脱皮率に影響
●花粉その物へのアプローチから、中身のアレルゲンへの影響
 
  • スギ花粉の特徴
スギ花粉は、固い殻に覆われ、スギ花粉のある山間部から都心まで風に乗って運ばれて来ます。
雨でも割れずに100kmでも移動する事があります。
そんなスギ花粉は、固い殻から脱皮して初めてアレルゲンを放出します。
雄花に付着する事で脱皮しますが、人の鼻や目の粘膜に付着する事でも花粉が脱皮してスギ花粉症を引き起こすアレルゲンを放出します。
逆に言うと、その脱皮が起こらなければアレルゲンは放出されないという事になります。



【従来のアレルゲン低減化試験と新しい不活化評価方法】
従来のスギ花粉に対するアレルゲン低減化試験は、一般的にアレルゲンタンパクの抽出物を使った方法が主体となっています。
新しい不活化評価方法は、スギ花粉その物へ作用させた後に、強制的に脱皮環境に置く事で”脱皮”(アレルゲン放出)への影響を推測する事が出来ます。
 
  • 結果1
次亜塩素酸水溶液はスギ花粉の脱皮を防ぎ、スギ花粉からのアレルゲン放出を抑制する事が認められました。

 

  • 結果2
強制的脱皮環境でも脱皮しなかった花粉の中身(アレルゲン物質)を検証した結果、スギ花粉内のアレルゲンにも作用する可能性が示唆されました。

  • 次亜塩素酸水溶液によるスギ花粉不活化効果資料
詳しい資料につきましては、以下よりご確認下さい。

●次亜塩素酸水溶液によるスギ花粉不活化効果資料
https://prtimes.jp/a/?f=d115117-20230207-f0fa39d414148f77a6d69177d07cda60.pdf
 
  • プレスリリースファイル
種類
調査レポート
ビジネスカテゴリ
位置情報
  • 東京都新宿区(本社・支社)

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