データベース安定稼働支援ソフトウェア 『MAJESTY For ORACLE Ver9.0』:新バージョンをリリース開始
UIを刷新し使いやすさを追求、SQL予兆監視機能を強化してグラフからダイレクトにSQLリストを検索しドリルダウン。さらに、すべてのSQLの傾向変化をグラフで表示してトレンドを分析。
UIを刷新しユーザーの使い勝手を大幅に改善いたしました。
データベースのすべてのSQLをグラフで可視化し、SQLの実行パターンや負荷の傾向を直感的に把握ができるようになります。過去1カ月間の日ごとの変化や時間ごとの変化をグラフで可視化できるようになります。(期間は設定変更可能)処理遅延やCPU負荷、I/O待機の原因となるSQLを素早く特定でき、障害の発生を防止し先手で対応できるようになります。データベースの可用性が大幅に向上します。
株式会社シスバンク(本社:東京都千代田区、代表:丁 俊栄)は、展開するデータベース安定稼働支援ソフトウェア「MAJESTY For ORACLE Ver9.0」を2025年2月7日にリリースいたします。
従来実現できなかったシステムに負荷をかけずにすべてのSQLを自動収集することに加え、テーブル単位でSQLアクセスパターン効率の分析・可視化が可能になり、データベース全体の効率を飛躍的に高めます。
スタッツパック(Statspack)やOracle 自動ワークロードリポジトリ (AWR) を用いた専門性の高いツールではなく、データベース管理者(DBA)のみならず一般のエンジニアでも簡単にご利用いただける仕様です。【製品情報】https://www.sysbank.co.jp/product/
■ 予兆監視を中心としたUIの改良:ユーザビリティー(Usability)
従来はCPUやメモリ、セッションの監視という手段しかなく障害が発生してからの後手対応となっていました。CPUやメモリが閾値を超えたらアラートが通知され、その後、専門家が膨大なSQLから原因となるSQLを探すことになります。問題のSQLを特定した後は、複雑な実行計画(プラン)の分析を行い、勘や経験に基づいて対策を検討しています。結果として初動も遅れ復旧までの時間もかなり掛かってしまうことになっていました。
本機能は、SQL予兆監視機能を強化してグラフからダイレクトに直接SQLリストを検索しドリルダウンしながらSQLの原因調査ができます。従来のメニューから選択して操作するアプローチよりクリック数が少なく、直感的な操作が実現します。それにより、ツールの習得性も上がり原因の調査分析も素早く行え、データベース運用の安定稼働を可能とします。
![](https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/115545/4/115545-4-15ee5f8a7d159ec9980a3f74fd7eeabe-1298x714.jpg?width=1950&height=1350&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff)
■ SQL傾向分析機能の追加:ディグ ディーパー(Dig deeper)
従来、すべてのSQLの傾向分析を行うツールは世の中に存在せず、特定した個別SQLのトレースを取って過去の動きから傾向観察するしかありませんでした。そのため、変化の観察や遅延原因の特定に多大な時間がかかっていました。
本機能は、お客様のご要望に応えるために開発された機能となり該当SQLがある日突然に遅くなったのか、時間をかけて遅くなったのか、突然新しく発行されたSQLなのか瞬時に判断でき素早く対処を施すことができるようになります。これまで見ることができなかったすべてのSQLの傾向の変化をグラフで直感的に把握できるようになります。
![](https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/115545/4/115545-4-7094958232c16f5710a7a8a6410f7022-1298x585.jpg?width=1950&height=1350&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff)
MAJESTYについて
データベースの安定稼働を支援するソフトウェアです。米国、日本、欧州、中国の特許を取得した新特許技術である「アクセスパターン分析技術」をコア技術として、これまでとは異なるアプローチでデータベースの品質向上を可能とします。
従来、実現できなかったすべてのSQLをシステムに負荷をかけずに自動収集し、SQLをテーブル単位で分解し、テーブル単位でデータの取得効率を分析、可視化します。専門家によるSQL単位での個別対策でなく、一般のエンジニアがテーブル単位で複数のSQLを一括でチューニングできるようになり、データベース全体の効率を飛躍的に高めることができます。MAJESTYを利用してチューニングすることでCPU処理時間53%、バッファヒット率32%削減することができました。
●本番環境にも負荷をかけずに全てのSQLを自動収集
大量のデータ処理が行われる本番環境においても安心してすべてのSQLの動きを確認できる
●SQLや実行計画(プラン)の変化を監視
障害が発生してからでなく、小さな変化が発生した時点でメンテナンスの必要性を確認できる
●テーブル単位で最適なインデックスの自動設計
頻繁に参照されている上位10~20のテーブルを最適化することでシステム全体の9割が改善される
●バッチ処理や画面処理など特定の処理(SQL)を追跡監視
データ量の増加や実行計画(プラン)の変化による性能劣化を未然に対策検討できる
ソフトウェア概要
名称:「MAJESTY」
対象データベース:Oracle 9i 以降、SQL Server 2008 以降
価格:お問い合わせください
お問合せ先:majesty@sysbank.co.jp 〔ソリューション部 谷澤〕
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