株式会社モニクルがシリーズBラウンドで約13億円を調達
金融サービステック企業として「お金に関する正しい意思決定」ができるサービスの普及を目指す
今回の調達を通じて、誰もがお金に関する正しい意思決定ができる社会づくりに貢献してまいります。
■モニクルグループの概要
モニクルは、「自由な発想で、くらしとお金の新しい価値を創造する」ことを目指して、2021年10月に創業しました。2013年に設立した株式会社ナビゲータープラットフォーム(以下ナビゲータープラットフォーム)と、2018年に設立した株式会社モニクルフィナンシャル(旧:株式会社OneMile Partners)の2社を率いるグループの持株会社であり、グループの司令塔として機能するとともに、ITプロダクト開発などを行っております。
ナビゲータープラットフォームは2015年にくらしとお金の経済メディア「LIMO」(https://limo.media/、旧名称:「投信1」)の運営をスタート。「LIMO」の記事は、主要ポータルサイトやニュースキュレーションアプリに配信されており、20〜50代の働く世代、特に女性から多くの支持を得ています。今年5月の月間UU(ユニークユーザー)数は1,200万人を超え、国内最大級の経済メディアへと成長を遂げています。
2018年に設立されたモニクルフィナンシャルは、はたらく世代向けに資産運用サービス「マネイロ」(https://moneiro.jp/)を運営しています。「マネイロ」では、必要な将来資金がわかるWeb診断ツールやファイナンシャルアドバイザー(FA)とのオンライン相談、テーマ別オンラインセミナーを提供しています。利用者は資産運用の基本的な方法を学んだり、FAに直接オンラインで相談することができます。月間4,000人以上の新規会員を獲得するなど、急成長しています。
■資金調達の目的
この度調達した資金は、主に以下の用途に充ててまいります。
・人材の採用
FAやエンジニアをはじめとするクリエイターなど、多彩な人材確保に向けて取り組んでまいります。東京、大阪(2拠点)、新潟の全4拠点に加え、今後さらにグループの拠点を増やし、採用の強化を行う予定です。
・既存サービスの拡充と新規サービスの立ち上げ
生活者のくらしとお金の課題を解決するためのサービスをより充実させてまいります。
・コーポレート部門の強化
成⻑を⽀えるコーポレート機能の拡充を⾏うとともに、情報発信に注力してまいります。
■今回の調達先 *敬称略、順不同
【出資】
(既存)ジャフコ グループ株式会社(リード)
(新規)株式会社ロッテベンチャーズ・ジャパン
(新規)中国電力株式会社
(新規)グローブアドバイザーズベンチャーズLLP
(既存)みずほキャピタル株式会社
【融資】
株式会社静岡銀行
株式会社りそな銀行
株式会社みずほ銀行
株式会社商工組合中央金庫
■各投資家からのコメント
ジャフコ グループ株式会社
チーフキャピタリスト 小沼晴義氏(上)、シニアアソシエイト 加藤僚佑氏(下)
以前より既存の金融サービスは、来店や訪問による対面営業とインターネット完結のセルフサービス型の二極化が進んでいると感じておりましたが、モニクルが提供する金融サービステックは、いわばデジタルでの顧客接点とその後の資産運用の専門家による適切なアドバイスが融合された新しい金融サービスであると感じております。2020年の初回投資から約3年、コロナ禍・アフターコロナにおいても急成長を遂げていることから、その期待感は変わることなく、追加出資させて頂きました。
特に、良質なコンテンツを生み出す仕組みや顧客ファーストなファイナンシャルアドバイザリーの育成体制及び効率的な働き方を促進する社内システムも含めた仕組みは非常に素晴らしいです。
今後、より多くの人の「くらしとお金の課題」の解決に向けて同社のサービスが益々拡大していくことを期待しており、JAFCOとしても全力でサポートさせて頂きます。
ロッテベンチャーズ・ジャパン 代表取締役社長 國分丈明氏
この度は素敵なご縁を頂き本当にありがとうございます。「誰もがお金に関する意思決定ができる社会づくりに貢献したい」というモニクルの意志に強く共感し、今回出資させていただきました。
徹底的に顧客目線を貫き、金融にまつわるオンラインツールとして「学習・診断・相談」を一気通貫で提供しているモニクルのサービスは、今までサポートが手薄だったはたらく世代向けの資産運用をサポートする素晴らしいサービスだと実感しています。
資産所得倍増計画や新NISAなど資産運用がますます注目されていく中、モニクルが「金融サービステック企業」として大きく成長するために、目一杯ご支援してまいります。
中国電力株式会社 経営企画部門 エネルギア創造ラボ長 中村剛氏
弊社では、2020年4月から地域の課題解決につながる先進的な製品・サービスを持つベンチャー企業への投資および投資先企業との協創を進めております。このたび、モニクルがDXとスマート社会の実現に貢献されている点に感銘を受け、出資させていただくこととなりました。
モニクルグループが提供しておられる金融サービスは、資産形成に関する課題の解決につながる意義の深いものだと考えております。今後、こうしたサービスについて、中国地方での普及にも貢献できればと思うとともに、資産形成という重要な課題を解決することで、中国地方の皆様の安心・安全な暮らしの実現に向かって、一体となって貢献していきたいと考えております。
グローブアドバイザーズベンチャーズLLP パートナー 秋山友紀氏
原田さんとの出会いは、10年近く前、原田さんが証券会社のアナリスト、私が機関投資家をしていた時になります。当時から、日本でも資産運用が多くの人にとって身近なものになればと思っていました。ただ、日本では、投資に悪いイメージを持つ人も多いですし、ニーズに合わない商品を勧められて嫌な思いをした人もいると思います。
ですので、金融のプロである原田さんが泉田さん(モニクル取締役CCO泉田良輔)と共に、モニクルで、その人のニーズに合った金融商品を提案し、お金に対する不安を取り除くお手伝いをしていると知って、嬉しくなりました。
モニクルの活躍が広がり、資産運用が当たり前になるよう、期待しておりますし、私たちも全力でサポートさせていただきます。
みずほキャピタル株式会社 代表取締役社長 大町祐輔氏
みずほキャピタルは、シリーズAに続き、この度のシリーズBに参画しました。モニクル様は、金融メディア/金融サービス/ITプロダクト開発等を行い、「はたらく世代」を中心とした生活者に向けた新しい金融サービスを提供しています。金融業界の一員として、金融リテラシーを高めるチャレンジに共感し、加えて近年の社会環境の変化に柔軟に対応され、資産運用機運の高まりを背景に 着実に実績を伸ばされていることを高く支持しています。 みずほキャピタルは、引き続きモニクル様が目指す「誰もがお金に関する意思決定ができる社会づくり」の実現に貢献して参ります。
モニクル株式会社 代表取締役CEO 原田慎司のコメント
モニクルグループは、2019年8月にシードラウンドで1.3億円、2020年8月にシリーズAラウンドで5億円の資金調達を実施しました。
シリーズAの資金調達は、コロナ禍で環境が激変する中で行いました。それまで対面で行っていた金融サービスの接客のDX化を短期間で成し遂げ、既存株主のCoral Capitalに加え、ジャフコ グループ株式会社(リード)、みずほキャピタル株式会社からの出資が実現したものです。
そしてこの度、さらなる事業の拡大に向けて、シリーズBで約13億円の資金調達を実現することができました。弊社が提供するサービスや、会社のミッションに共感してくださった投資家様にご縁をいただいたことを嬉しく思います。
技術の進歩や社会状況の変化によって、対面だけなく、オンラインでのやり取りが可能な現代において、お客様のニーズも多様化が進んでいます。お金にまつわる悩みを抱えておられるお客様の中には、マンツーマンでの手厚いアドバイスを求める方から、ピンポイントで質問に答えてほしい方まで、さまざまな方がおられます。
モニクルグループには、優秀なクリエイターと他者の気持ちを理解できる社員が多く在籍しています。こうした特性を活かして、お客様の多様なニーズに対応できるサービスをさらに拡充し、「誰もがお金に関する正しい意思決定」ができる社会を目指し、進んでまいります。
■会社概要
会社名:株式会社モニクル
代表者:代表取締役 原田慎司
本社所在地:〒102-0082 東京都千代田区一番町21 一番町東急ビル 7階
設立日:2021年10月1日
事業内容:持株会社機能・ITプロダクト開発
サービスHP:https://monicle.co.jp/
■株式会社モニクル採用
■株式会社モニクルフィナンシャル採用
https://moniclefinancial.co.jp/recruit
■株式会社ナビゲータープラットフォーム採用
■「モニクルプラス」(オウンドメディア)
<今回の資金調達シリーズBの特集記事はこちら>
https://plus.monicle.co.jp/articles/tag/%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%BAb
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像