「食と栄養」のオピニオンリーダーによるアンケート調査
「食と栄養」のプロが答えるシニアの健康・フレイル・ロコモ・サルコペニア対策
2025年9月吉日
報道関係者各位
プレスリリース
アクティブシニア「食と栄養」研究会
アクティブシニア「食と栄養」研究会(運営委員長:新開 省二(女子栄養大学 栄養学部 地域保健・老年学研究室 教授)では、同研究会のプロシューマ会員※を対象に、高齢者の健康維持のための日々の活動や考え方の把握を目的に、アンケート調査を実施しました。
シニアの健康維持に不足していると思う栄養素や機能性成分は、1位 タンパク質、2位 食物繊維、3位 ミネラル という回答が得られました。シニアが必要な栄養素を摂取するための工夫としては、1位 摂取しやすくなるように調理を工夫する、2位 家族や仲間との共食の機会を多くつくる、3位 食生活を見直す機会をつくる、 となりました。また、自身のスキルアップのためにどのような情報を得たいか、という設問では、1位低栄養対策 、2位 栄養素や機能性成分の効果・効能、3位 食欲低下対策、という結果となり、シニアの食と栄養に関わるオピニオンリーダー(プロシューマ)としての情報ニーズが明らかになりました。
本アンケートにより、シニアの食と栄養に関する、より具体的な栄養素や機能性成分についての情報が得られ、プロシューマならではの知識と知見がうかがわれました。
当研究会では、アクティブシニアの正しい「食と栄養」情報の普及啓発を目的に、より一層の活動を進めてまいります。
※アクティブシニア「食と栄養」研究会 プロシューマ会員とは?
当研究会では、アクティブシニアの「食と栄養」に関するさまざまな情報や知識を、管理栄養士、栄養士、医師、薬剤師、
看護師、介護士、研究者等の仕事に就いている方、または「食と栄養」の観点においてシニアの健康寿命の延伸と
QOLの向上に知見があり、ボランティア等の社会活動を行っている方といったオピニオンリーダーを「プロシューマ会員」
と呼んでいます。プロシューマ会員に情報を得ていただくことで、コンシューマに正しい知識を啓発していただきたいと
考えています。
【本アンケートのポイント】
●シニアの食と栄養に関わるオピニオンリーダーであるプロシューマ会員を対象にした、専門性の高いアンケート調査です。
●より具体的な栄養素や機能性成分についての回答が得られました。
●仕事をする上での情報ニーズや情報源が明らかになりました。
【調査概要】
調査対象:アクティブシニア「食と栄養」研究会 プロシューマ会員
20代から60代の男女 合計 174 サンプル
回収方法:アンケートフォーム
実施期間:2025年3月31日~4月11日
調査企画:アクティブシニア「食と栄養」研究会
【調査結果抜粋】
●シニアの健康維持に必要にもかかわらず、不足していると思う栄養素や機能性成分は何ですか?
(複数回答)

●シニアが必要な栄養素を摂取するために、どのような工夫ができると考えますか?
(複数ある場合は上位3つまで)

●シニアの食と栄養についてのスキルアップのためにどのような情報を得たいですか?
(複数ある場合は上位3つまで)

<アクティブシニア「食と栄養」研究会について>
日本は極めて早いスピードで超高齢社会を迎えています。
当研究会では、フレイル、ロコモティブシンドローム、サルコぺニアをはじめとする高齢者の虚弱化対策に「食と栄養」の観点から取り組み、その予防および改善に繋がる情報を積極的に発信し、健やかで豊かなアクティブシニアライフをサポートします。
【活動内容】
・高齢者の健康維持、健康寿命の延伸とQOL向上実現のための「食と栄養」を中心としたさまざまな情報発信
・高齢者の虚弱(フレイル)、ロコモティブシンドローム・サルコペニア対策の普及・啓発、食と栄養観点での対策情報の提供
・セミナー、シンポジウムの開催
・市場調査・最新の研究情報の提供
・プロシューマ(管理栄養士、栄養士、医師、看護師、薬剤師、介護士、研究者等)のネットワーク化と各種調査
【運営委員長】
新開 省二 (女子栄養大学 栄養学部 地域保健・老年学研究室 教授)
【運営委員】
上西 一弘 (女子栄養大学 栄養生理学研究室 教授)
清野 諭 (山形大学 Well-Being 研究所 行動科学部門助教/
東京都健康長寿医療センター研究所 社会参加とヘルシーエイジング研究チーム非常勤研究員)
田中 和美 (神奈川県立保健福祉大学保健福祉学部 栄養学科長 教授)
小川 純人 (東京大学大学院医学系研究科 老年病学/老化制御学 教授)
小林 久峰 (味の素株式会社バイオ&ファインケミカル事業本部
バイオ&ファインケミカル統括部品質保証・OE推進グループェグゼクティブスペシャリスト)
【顧問】
鈴木 隆雄 (国⽴⻑寿医療研究センター 理事⻑特任補佐
桜美林⼤学 客員教授)
金 憲経 (元東京都健康長寿医療センター研究所 自立促進と精神保健研究チーム
チームリーダー 並びに 研究部長)
石田 裕美 (⼥⼦栄養⼤学 給⾷・栄養管理研究室 教授)
【協賛会員】
○協賛正会員:アサヒグループホールディングス株式会社/味の素株式会社/味の素ヘルシーサプライ株式会社/株式会社カネカ/株式会社J-オイルミルズ/フォーデイズ株式会社/株式会社ブランドゥコミュニケーション/
○協賛準会員:日成共益株式会社/株式会社関西フードマーケット
アクティブシニア「食と栄養」研究会 ホームページ https://activesenior-f-and-n.com/


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