老舗オフィス家具メーカーがインテリア家具ブランド『TEKO DESIGN』をリリース、本格的にBtoC市場へ挑戦

ダイシン工業株式会社

スチール製オフィス家具を製造・販売するダイシン工業株式会社(大阪府守口市)は、インテリア家具ブランド『TEKO DESIGN(テコデザイン)』を新たにリリースしました。1956年にファイリングキャビネットを開発して以降、オフィス収納家具を中心にBtoB市場で事業を行ってきましたが、この度新たにブランドを立ち上げ、本格的にBtoC市場へ挑戦いたします。『TEKO DESIGN』のECサイトは2023年11月10日にオープンしました。

新ブランドのロゴ新ブランドのロゴ

ホッチキスで壁固定できる壁掛け収納「monocell(モノセル)」ホッチキスで壁固定できる壁掛け収納「monocell(モノセル)」

天板のメラミン柄やサイズが自由に選べるダイニングテーブル天板のメラミン柄やサイズが自由に選べるダイニングテーブル

各々の暮らしに馴染む小さな倉庫「KaKuKo(カクコ)」各々の暮らしに馴染む小さな倉庫「KaKuKo(カクコ)」

『TEKO DESIGN(テコデザイン)』は、鉄(鋼)ならではのデザインを追求したモダンニュートラルなインテリア家具ブランドです。金属でしか表現できないシャープなフォルムと表面仕上げをデザインし、実用的な価値を創造します。


  • ペーパーレス化が徐々に進み、書類収納として使われるオフィス収納庫の市場は縮小傾向

ダイシン工業は長年、自社ブランドとしてオフィスで使用される収納家具を製造・販売してきました。しかし、時代と共にペーパーレス化が進み、オフィス収納家具の市場は縮小傾向にあります。実際に、日本オフィス家具協会が提供するオフィスファニチャーレーダーによると、金属製家具の売り上げに対する収納家具の割合は年々緩やかに縮小し、直近15年で3.5%減少しています。


将来的なオフィス収納家具市場の縮小に備えて、自社の設計ノウハウ・生産設備・協力企業ネットワークを活かした新たな事業を構築する必要があると考え、BtoC市場、中でも右肩上がりで伸び続けるEC市場への挑戦を決めました。


  • 老舗スチールキャビネットメーカーの歩み

ダイシン工業は1956年、アメリカで普及していたスチール製ファイリングキャビネットの開発・製造にいち早く取り組みました。

ファイリングキャビネット初号機ファイリングキャビネット初号機

その後、約70年かけて培ってきた板金加工技術は、現在の事業経営の根幹となっています。中でも当時開発した引出サスペンションレール技術は、ダイシン工業ならではのノウハウが凝縮されており、近年開発した製品の多くにも、その設計技術は受け継がれています。これらの強みを活かしたブランド・製品づくりが出来ないかと、開発メンバーで日々アイデアを出し合いました。

当時のキャビネット製造シーン当時のキャビネット製造シーン


  • 鉄ならではのデザインにこだわる新しい家具ブランド『TEKO DESIGN』

従来のオフィス家具の知見が活かせること、ブランド開発責任者が住宅建築に向けてインテリアコーディネートを勉強中で、インテリア空間に熱い想いを持っていたこともあり、インテリア家具へと進む方向性を決めました。インテリア家具と聞くと木工家具をイメージされる方が多いかもしれませんが、アイアン家具にもたくさんの魅力があります。シャープな見た目、薄く細いのに成り立つ強度、色んな表面仕上げが出来る装飾性、耐久性、リサイクル性などです。


特にデザイン性において、シャープなラインが映えるアイアン家具は、モダンな空間を演出し、上質でミニマルな雰囲気を作り上げます。海外ハイブランド家具の多くにもアイアン素材が使用されており、その軽やかでスタイリッシュな佇まいは、空間に洗練された印象を与えます。

シャープでミニマルなデザインを意識した「monocell(モノセル)」シャープでミニマルなデザインを意識した「monocell(モノセル)」

一方で、国内のインテリア空間に目を向けると、木工家具が多く配置されたナチュラルテイストが強い空間であったり、アイアン素材が入っていたとしても、どこか無骨なインダストリアルテイストが強い空間が多い印象を受けます。ナチュラルにもインダストリアルにも寄り過ぎない、ほどよいバランスのインテリアに馴染むアイアン家具を自分たちで作りたい、そう考えました。


新たに立ち上げたインテリア家具ブランド『TEKO DESIGN』は、アイアン素材の良さであるシャープでスタイリッシュなデザインはもちろん、性別にこだわらず多くのインテリアテイストに馴染むような、モダンニュートラルなデザインをコンセプトに掲げています。今後は、自社の強みをベースにアイアン素材を活かした製品づくりに注力し、日々使っていると自分の居場所にどんどん愛着が湧いてくる、そんなインテリア家具ブランドにしていきたいと考えています。


  • 製品と使用例

■ホッチキスで壁固定できる壁掛け収納「monocell(モノセル)」

※11月29日(水)Makuakeにて販売開始予定

化粧スペースとして鏡下の空いている壁に化粧スペースとして鏡下の空いている壁に

ランドリースペースの空いている壁にランドリースペースの空いている壁に

キッチンカップボードの空いている壁にキッチンカップボードの空いている壁に

洗面スペースの空いている壁に洗面スペースの空いている壁に


■天板のメラミン柄やサイズが自由に選べるダイニングテーブル

脚と同じブラックカラーで統一感のある天板脚と同じブラックカラーで統一感のある天板

キッチンの面材と合わせた天板キッチンの面材と合わせた天板

ホワイト脚に合うマットカラー天板ホワイト脚に合うマットカラー天板

木目調の天板木目調の天板


■各々の暮らしに馴染む小さな倉庫「KaKuKo(カクコ)」

植物関連や工具などの道具入れとして植物関連や工具などの道具入れとして

コーヒーやカメラなど趣味の道具をまとめるキャビネットとしてコーヒーやカメラなど趣味の道具をまとめるキャビネットとして

ZINEなどの小冊子や書籍周りをまとめる箱としてZINEなどの小冊子や書籍周りをまとめる箱として

お気に入りアイテムのコレクションケースとしてお気に入りアイテムのコレクションケースとして

デスク周りの文具や仕事道具入れとしてデスク周りの文具や仕事道具入れとして


ブランド開発担当 鶴見亮介 コメント 

「『TEKO DESIGN』は、私が今まさに欲しいと思えるブランドです。近々新しく自宅を建てる予定があり、木とアイアンのバランスが取れたLDK空間を実現するために、色んなインテリア家具ブランドを調べました。国内木工家具ブランドの選択肢はたくさんある一方で、アイアン素材をメインにした国内インテリア家具ブランドはほとんど選択肢がないため、現在もアイテム選びに苦戦中です。それならば自分たちで作ってみてはどうか、そう思って立ち上げたブランドが『TEKO DESIGN』です。D2Cを活かした手が届きやすい価格帯を目指し、アイアン素材をメインとする国内インテリア家具ブランドと言えば『TEKO DESIGN』と、みなさまにイメージして頂けるようなブランドへと育てていきたいです。」


■TEKO DESIGN:https://tekodesign.jp/

■ダイシン工業株式会社:https://www.daishinkogyo.co.jp/

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会社概要

ダイシン工業株式会社

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URL
https://www.daishinkogyo.co.jp/
業種
製造業
本社所在地
大阪府守口市金田町3-60-15
電話番号
06-6901-5551
代表者名
鶴見哲男
上場
未上場
資本金
9800万円
設立
1959年08月