「訪問看護ステーションくるみ」重症心身障害児及び医療的ケア児の訪問看護開始

医療的ケア児の増加と、求められる「レスパイトケア(※1)」

株式会社Make Care

株式会社Make Careの運営する精神科特化型「訪問看護ステーションくるみ」(本社:大阪府大阪市 代表取締役社長 中野誠子 以下、くるみ)は、重症心身障害児及び医療的ケア児の訪問看護を開始しました。

医療的ケア児及びその家族に対する支援体制の整備が進められており、現在、47都道府県すべてに医療的ケア児支援センターが設置されています。ただ、専門的な医療的ケアを担える看護師の育成が課題とされており、実際に看護が可能な施設数は限られています。

くるみでは、重症心身障害児の看護が可能な看護師が3人在職しており、幅広い医療ケアの充実の観点から、この度、訪問看護をスタートしました。

今後も当社は、人生の歯車のひとつになれる訪問看護ステーションであり続け、全ての人が生き生きと自分らしく生きる社会を実現するための支援を提供します。

レスパイトケア(※1)介護や育児する人が一時的に休息できるようにする支援サービス

【本取り組みの背景】日本における医療ケア児の増加

医療的ケア児が増加している背景には、さまざまな要因があります。生まれつきの遺伝子疾患、出生後の合併症、事故による障害、重度の心身障害の進行 などが、その一因とされています。

厚生労働省によると、現在、全国に約6万人の医療的ケア児がいるとされ、特に、重度の障害を伴わない医療的ケア児は、過去10年で約2倍に増加しました。

医療の進歩により、人工呼吸器や経管栄養などの医療的ケアを受けながら自宅で生活する子どもが増えている一方で、社会の受け入れ体制はまだ十分とは言えません。

学校や保育園での受け入れの課題、家族の介護負担の増大など、支援の拡充が急務となっています。医療的ケア児とその家族が安心して暮らせる社会を実現するために、より一層の支援体制の整備が求められています。

出典:厚生労働省 「医療的ケア児支援センター等の状況について」厚生労働科学研究費補助金障害者政策総合研究事業「医療的ケア児に対する実態調査と医療・福祉・保健・教育等の連携に関する研究(田村班)」 及び当該研究事業の協力のもと、社会医療診療行為別統計(各年6月審査分)により厚生労働省障害児・発達障害者支援室で作成

2021年9月医療的ケア児支援法の施行

そんな中、2021年9月に医療的ケア児支援法が施行されました。

この法律は「医療的ケア児の健やかな成長を図る家族の離職を防止すること」を目的としています。

国・地方公共団体などの責務を明らかにし、保育所、学校等に対する支援や、家族の日常生活における支援を行うほか、医療的ケア児支援センターの設置や、地域ごとの医療ケア児支援体制の整備などが盛り込まれています。

【代表・中野の想い】

代表取締役社長 中野 誠子

医療的ケア児を育てるご家族にとって、支援は欠かせません。

例えば、「役所手続きの簡素化・非対面化」 や 「医療機器への補助拡大」、「ケア児を受け入れる保育の拡充」 などが求められています。その中でも近年注目されているのが、介護や育児をする家族が一時的に休息できる支援サービス「レスパイトケア」 です。

特に 「在宅レスパイトケア」 は、ご家族にとって重要な支援とされています。医療的ケア児を連れて外出することが難しい場合が多いため、看護師が自宅を訪問しケアを行うことで、親は小休止を取ったり、家事を済ませたりする時間を確保できます。

家族は大切な人を支えることに喜びを感じる一方で、介護がもたらす肉体的・感情的・経済的な負担は非常に大きいと言われています。適度な休息や支援がなければ、その負担が積み重なり、家族自身が心身ともに疲れ果ててしまうこともあります。

レスパイトケアは、家族が無理なくケアを続けられるよう支える大切な仕組みです。支援の拡充により、より多くのご家庭が安心して生活できる環境が整うことが期待されています。私たちはその支援の一助となるべく本取り組みをスタートいたします。

【看護師の働き方改革ー10の福利厚生を実施ー】

訪問看護ステーションくるみでは、現場第一主義を掲げ10の福利厚生を実施し、従業員のウェルビーイングにもコミットしています。

「リスキリング支援」「生理休暇制度」「昼食代補助」「延長保育料の支給」「マッサージ費用の補助」「自家用車利用制度」「特別休暇制度」「営業インセンティブ」「リファーラル採用ボーナス」「歯科検診の補助」詳細:https://kurumi.makecare.co.jp/recruitment/

【一緒に働く仲間を募集中】

https://kurumi.makecare.co.jp/recruitment/

【精神科特化型「訪問看護ステーションくるみ」とは】

一人一人のサインを見逃さず、人生の歯車のひとつになれる訪問看護ステーションであり続けるをコンセプトに、大阪市内全域を中心に展開する精神看護ステーション。

各区の相談支援事業所をはじめ、関係機関と連携を取りながら訪問看護事業を営む。

https://kurumi.makecare.co.jp/

【株式会社Make Care】

会社名:株式会社Make Care

代表名:中野 誠子、濱脇 直行

所在地:大阪府大阪市東住吉区田辺5丁目1-37

事業内容:

介護保険法・健康保険法による訪問看護事業

介護保険法による介護予防訪問看護事業

就労移行支援・放課後デイサービス・グループホームへの医療連携事業

HP:https://www.makecare.co.jp/


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会社概要

株式会社Make Care

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URL
https://www.makecare.co.jp/
業種
医療・福祉
本社所在地
大阪市東住吉区田辺5丁目1−37 ラ・ヴィーア米田607号
電話番号
06-6105-1756
代表者名
中野 誠子
上場
未上場
資本金
100万円
設立
2022年07月