PFAS問題に迅速対応!株式会社日吉が最新分析装置導入で価格改定を実施
精度向上と一部値下げで、より多くのご利用が可能に
株式会社日吉(本社:滋賀県近江八幡市)は、急増するPFAS(ペルフルオロアルキル化合物)問題に対応するため、最新のPFAS用分析装置を増設しました。2024年8月22日(木)より、一部価格を見直し、値下げいたしました。
【国内のPFAS汚染問題:水質検査の強化が急務】
近年、国内の河川や地下水におけるPFASの検出が深刻な問題として浮上しており、暫定目標値(50ng/L)を超えるケースが報告されています。日本では、2016年に沖縄県の普天間基地周辺の地下水でPFAS汚染が発見され、その後、神奈川県の米軍基地周辺や、消火訓練が行われていた埼玉県狭山市などでも次々にPFOS汚染が確認されています。環境省の調査によると、これまでに調査した2,735地点中250地点で指針値を超過しており、健康リスクが懸念されています(令和元年から令和4年、資料:https://www.env.go.jp/content/000242830.pdf)。こうした背景を受け、国(環境省および国土交通省)は、水道事業者や地方自治体に対し、今年9月末までに水質検査結果の報告を求めています。
【日吉におけるPFAS分析体制】
これを受け、ますます増える分析の要求にお応えすべく、従来の生産能力を高めるために7月に分析機器を増設し現在、合計3台のLC-MS/MSによってPFASなどの分析を行っています。水道事業体、食品製造業、化学薬品製造業、水処理メーカーをはじめとした豊富な実績と環境省等の精度管理にも参加し安心の品質の分析をご提供。
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ISO17025の試験所認定取得 (水道水及び水道原水中のカドミウム及びその化合物、鉛及びその化合物の分析試験、生物検定法によるダイオキシン類分析試験、食品中の残留農薬分析試験。)
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水道法第20条水質検査機関
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食品衛生法登録検査機関 他95の事業許認可
弊社はより多くの皆様に迅速かつ正確なPFAS分析サービスを提供するため、最新の分析装置を導入。液体クロマトグラフィータンデム質量分析装置(LC-MS/MS)を増設いたしました。これまでに比べ高感度で、マトリクス(夾雑物)が多い試料でも測定ができるようになりました。
ご注文は、ECサイト「日吉オンライン検査Web」https://hiyoshi-online.com/から簡単に行えます。
■PFAS分析の価格(一部値下げ)
〇水道水(原水、浄水)・製造用水(食品、飲料)
PFOS/PFOA 49,500円(税込) ⇒ 44,000円(税込)
PFOS/PFOA/PFHxS 60,500円(税込) ⇒ 49,500円(税込)
〇環境水(河川水等)・工場排水
PFOS/PFOA 49,500円(税込) ⇒ 44,000円(税込)
PFOS/PFOA/PFHxS 60,500円(税込) ⇒ 49,500円(税込)
〇食品(農産物、加工品等)
PFOS/PFOA 60,500円(税込)
PFOS/PFOA/PFHxS 66,000円(税込)
【会社概要】
商号 :株式会社 日吉
代表者 :代表取締役社長 鈴木 正
所在地 :〒523-8555 滋賀県近江八幡市北之庄町908番地
設立 :1958年12月23日
事業内容 :環境・食品分析、インフラ施設維持管理、工業薬品販売、環境保全事業
資本金 :2,000万円
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