日本オスラー病患者会、医学生・看護学校生を対象とした希少難病227:「オスラー病(HHT)」学習講演会を開催― 患者の声と専門医の知見を通じて、未来の医療人材育成に寄与 ―
医科系大学・看護学校・医療系学部の学校を対象に、希少難病「オスラー病(HHT:遺伝性出血性毛細血管拡張症)」に関する教育講演会を開催いたします。
背景
特定非営利活動法人 日本オスラー病患者会(所在地:大阪府、代表理事:村上匡寛)は、医学生・看護学校生・医療系学部の学生を対象に、希少難病「オスラー病(HHT:遺伝性出血性毛細血管拡張症)」に関する教育講演会を開催いたします。患者本人による実体験の共有と、日本HHT研究会と連携した専門医による講演を通じ、将来の医療現場に必要な「希少疾患教育」を推進いたします。
オスラー病(HHT)は全身の血管に異常が生じる遺伝性疾患であり、国内における診断率は約10%と低く、未診断・未治療のまま重篤な合併症に至る例も少なくありません。
適切な診断と治療を受けられる体制の整備が急務となっています。
こうした状況を踏まえ、日本オスラー病患者会では、将来の医療を担う学生の皆さまを対象に「患者の実際の声」と「医学的知見」の両面から学べる講演会を企画しました。

講演の特色
本講演会では、患者会理事長であり患者当事者でもある村上匡寛が、自身の体験を通じて疾患の実態や生活上の困難を語ります。さらに、日本HHT研究会と連携し、専門医が最新の医学的知見や診療の現状について解説を行います。
これにより、参加する学生は教科書や通常の講義では得られない「患者の生の声」と「臨床現場の課題」を多角的に学ぶことができます。
📝 講演内容
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日本オスラー病患者会の紹介
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オスラー病(HHT)とは ― 疾患の基礎と診療の実際
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治療現場における課題と患者・家族の苦悩
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社会的課題(就学・就労・生活支援)
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専門医による講演(日本HHT研究会協力)
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ディスカッション(詳しい医師と患者)
📍 開催概要
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対象:医科系大学・看護学校・医療系学部の学校をの医学生・看護学生・医療系学部、介護・リハビリ等の関連分野を学ぶ学生
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主催:特定非営利活動法人 日本オスラー病患者会
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協力:日本HHT研究会(HHTJAPAN)
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申込対象:学校・教育機関単位での申込(5団体)
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申込期限:2025年12月30日(先着順にヒアリングを実施)
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参加費:無料(事前申込制)
🌟 講演会の特徴
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患者本人による「リアルな声」を聴ける
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将来の診療に直結する「希少疾患教育」の機会
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日本HHT研究会(HHTJAPAN)のオスラー病に詳しい医師から医学的理解を深められる
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質疑応答やディスカッションを通じて双方向で学べる
📩 お申し込み方法
以下のフォームよりお申し込みください。
👉 [講演会連絡込フォーム]
※定員に達し次第、締め切らせていただきます。
団体概要
名称:特定非営利活動法人 日本オスラー病患者会
設立:2015年(NPO法人認可)
代表理事:村上 匡寛
活動内容:オスラー病(HHT)に関する情報発信、患者・家族支援、診療体制整備の推進、社会啓発活動
公式サイト:https://www.hht.jpn.com
お問い合わせ先
特定非営利活動法人 日本オスラー病患者会
E-mail:info@hht.jpn.com
公式サイト:https://www.hht.jpn.com
◆主な症状◆
反復性の鼻出血: 最も頻度の高い症状で、患者の多くにみられます。軽度から、輸血が必要なほど重症なものまで様々です。
皮膚・粘膜の毛細血管拡張症: 口唇、口腔内、指先、顔面などに赤色や紫色の小さな点状の血管病変が現れます。
顕性遺伝で全身の毛細血管拡張と動静脈奇形
肺動静脈奇形: 脳膿瘍や脳梗塞、呼吸困難などを引き起こすことがあります。
消化管の毛細血管拡張: 慢性的な出血により貧血の原因となることがあります。
脳・脊髄動静脈奇形: 脳梗塞、脳出血やけいれん、麻痺などを引き起こす可能性があります。
肝臓の動静脈奇形: 心臓に負担をかけ、心不全の原因となることがあります。

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