若年層のニキビ・アトピー性皮ふ炎の受診率低下に「上田皮ふ科 presents 長崎ヴェルカ MUSIC DAY 」開催報告
— 長崎ヴェルカ × 上田皮ふ科PΛΛK、“良い皮ふの日”に合わせた初の共同啓発企画 —

若年層のニキビ受診率低下という社会課題に、スポーツと医療の連携でアプローチ
【長崎県大村市】上田皮ふ科PΛΛK(所在地:長崎県大村市)は、プロバスケットボールクラブ・長崎ヴェルカと共催で、皮膚の健康啓発イベント「上田皮ふ科PΛΛK presents 冠パートナーマッチ」を開催しました。
「スポーツ×皮膚」をテーマに、ニキビ・アトピー・多汗などの正しいケア方法を紹介し、“潰す前に、受診。”というメッセージを来場者に発信。楽しみながら学べる体験を通じて、若年層の受診行動を後押ししました。
本企画は、「若年層のニキビ受診率低下」という社会課題に対して、スポーツと医療が連携して挑む地域初の試みです。

実施概要
試合名:B.LEAGUE「長崎ヴェルカ vs 大阪エヴェッサ」
企画名:「上田皮ふ科PΛΛK presents 冠パートナーマッチ」
会場/来場:〔会場名/来場者 約5,500人〕
実施日:2025年11月〔日〕(11月12日「良い皮ふの日」周知を同時展開)
主な内容:
・イベントブース(VISIA肌診断、油水分チェック、ミニカウンセリング)

背景と狙い
思春期〜若年層では「我慢」や「市販薬で様子を見る」といった行動が多く、炎症性ニキビの受診が遅れる傾向が課題です。
ニキビ痕(瘢痕・色素沈着)を残さないためには、早期の医療介入と生活習慣の見直しが不可欠。
今回の取り組みでは、バスケットボール観戦というポジティブな体験の中に、
“正しい知識と相談のきっかけ”を自然に組み込み、「楽しく学んで、すぐ行動できる」啓発スタイルを実現しました。



イベント開催成果
ブース体験者(VISIA):〔24〕名
ブース体験者(肌水分量):〔約200〕名
啓発物配布:〔5,700〕部
インスタフォロー登録:〔760〕件

コメント
■上田皮ふ科PΛΛK 理事長 上田 厚登
11月12日は“いい皮膚の日”。改めてお伝えしたいのは、ニキビの受診率は10%未満といわれ、自己流ケアで悪化や瘢痕化を招く例が少なくないことです。ニキビは“青春の通過儀礼”ではなく医療で整える皮膚疾患。潰す前に、受診。早期に正しい治療へつなぐことが、結果的に時間も費用も抑える近道になります。
一方、アトピー性皮膚炎では、不適切なSNS情報に翻弄され、かえって症状を長引かせる方が目立ちます。必要なのは根拠に基づく治療と、生活に合わせた継続可能なケア計画です。私たちは、患者さんの不安や迷いに寄り添い、正しい情報と受診の入口を地域から届け続けます。さらに、多汗症は“性格の問題”ではなく疾患であり、学業・仕事・対人関係に及ぶQOLの低下につながり得ます。遠慮なく相談してほしい——それが私たちの願いです。
この上田皮ふ科PΛΛK presents 冠パートナーマッチを通して “気づき”を“行動”へつなぐきっかけになれば幸いです。
今日の一歩が、3か月後の自信に。 上田皮ふ科は、地域から正しい情報と受診の入口をつくり続けます!

■長崎ヴェルカ(クラブご担当者)
「パフォーマンスには肌のコンディションも含まれます。地域の皆さまと一体となり、生活に根ざした健康づくりを支える取り組みを今後も継続します。」
今後の展開
・ニキビ優先相談WEEK(イベント後2週間):相談しやすい初診枠を設定(教育・啓発中心)
・学校・部活動への「出張スキン教室」:汗・摩擦・睡眠と肌の基礎を解説する15〜30分プログラムを提供
・デジタル継続支援:「ニキビ基礎」「洗顔・摩擦ケア」「睡眠×肌」コンテンツを配信
【上田皮ふ科PΛΛKについて】
上田皮ふ科PΛΛKは、一般皮膚科・美容皮膚科を通じて「相談しやすい医療」と「正しいケア」の普及に取り組むクリニックです。待ち時間削減の「ゼロフル」モデルや地域啓発を推進し、長崎は大村から“未来の素肌づくり”を応援します。
【長崎ヴェルカについて】
長崎県を拠点とするプロバスケットボールクラブ。競技の枠を越え、地域社会の課題解決に資するパートナーシップを展開しています。
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