Oracle Red Bull Racing、F1新時代到来に向けHexagonとのイノベーションパートナー契約を更新

2026年のF1レギュレーション変更に向けHexagonのデジタルリアリティ技術がOracle Red Bull Racingのパフォーマンス最大化

2025年2月19日、Hexagon(本社:スウェーデン、ストックホルム)は、F1史上屈指の名門チームであるOracle Red Bull Racingとの長年にわたるイノベーションパートナーシップを複数年契約で更新すると発表しました。

Oracle Red Bull Racing の F175 が公開され、スポンサーに Hexagon のロゴが加わった。写真提供: Red Bull Racing / Red Bull Content Hub

HexagonのManufacturing Intelligence事業部は、18年にわたりOracle Red Bull Racingの頼れるパートナーとして共に歩んできました。最先端の3Dレーザースキャン技術とデジタルソリューションを提供し、同チームが、F1という極めて高度で複雑なスポーツの頂点に立ち、その地位を守り続けることを支えています。

今回の契約更新により両社は、2024年にマックス・フェルスタッペンが成し遂げたF1ワールドドライバーズチャンピオンシップ4連覇のような成功の歴史を継続すべく、イノベーションとビジネスサポートの面で協力していきます。

さらにHexagonはOracle Red Bull Sim Racingを通じてパートナーシップを拡大し、エンジニアリング分野に焦点を当てた次世代のSTEM人材を育成し、Sim RacingとF1の架け橋となることを目指します。

RB21のサイドポッド下部にはHexagonのロゴが掲出され、長年にわたるマシン運用への貢献を示します。さらに、F1 Sim RacingワールドチャンピオンシップやPorsche Esports スーパーカップに参戦するOracle Red Bull Sim Racingの車体、またチームの本拠地であるRed Bull Racing Erenaにもロゴが施されます。

Oracle Red Bull Racing、Hexagonとの勝利のイノベーションパートナーシップを更新。写真提供: Red Bull Racing

このパートナーシップの継続は、2026年に向けたマシン開発の重要な一歩となります。F1全体、そしてチームとしても未知の領域に踏み込む中、Hexagonの先進的なデジタル技術がOracle Red Bull Racingのイノベーションを加速させ新レギュレーションの限界を探り、最大限のパフォーマンスを引き出します。

毎シーズン、数万回の設計変更を重ねる中、Hexagonの技術は品質検査とデジタルデータをエンジニアリングプロセスにシームレスに統合し、チームが最高レベルのスピードと機動力を発揮することを可能にしました。こうしたテクノロジーの精度は、初回から求められる究極の精密さと品質を確保し、比類のない生産性を実現します。また、データを高速に取得できるため、Oracle Red Bull Racingはサーキット内外での競争力を維持し、迅速な設計開発に欠かせない信頼性の高い知見を得ることができます。

Oracle Red Bull Racingチームは、過去2年間で不具合を50%削減しました。Hexagonの超高速スキャニング技術による精密な測定が、レース毎のマシン再組立時にすべてのコンポーネントの製造精度を保証します。これにより、マシンは求められる品質基準を満たし、FIAのレギュレーションやチームの支出上限の制約の中で、ミスが許されない状況にも対応できます。

チーム代表であり、Oracle Red Bull RacingのCEOであるクリスチャン・ホーナーは、次のように述べています。「Hexagonは長年にわたり、チームの成功に欠かせない役割を果たしてきた大切なパートナーです。私たちにとって技術パートナーは非常に重要な存在であり、誰と手を組むかは慎重に見極めています。Hexagonの支えによって、今後も私たちの競争力は揺るぎないものとなるでしょう。」

HexagonのManufacturing Intelligence事業部のPresidentであるジョシュ・ウェイスは、次のようにコメントしています。

「Hexagonは、Oracle Red Bull Racingとのパートナーシップを継続できることを光栄に思っています。私たちの先進的な計測技術は、チームのサーキット場での成功を支える重要な役割を果たしています。起業家精神、革新性、そして卓越性という共通の理念を持つ私たちは、これから迎えるシーズンの挑戦を楽しみにするとともに、2026年以降、より環境にやさしく、さらにダイナミックな新時代を迎えることに期待しています。」

2025年2月18日、オラクル・レッドブル・レーシング所属のニュージーランド人リアム・ローソンとオランダ人マックス・フェルスタッペン 写真提供:Getty Images / Red Bull Content Hub

2025年シーズンのマシンは、2月18日にロンドンのO2アリーナで開催された「F1 75 Live」イベントでお披露目されました。この場でHexagonは、イノベーションパートナーとして紹介され、両社の技術革新における協力関係のさらなる発展を示しました。

写真提供:Red Bull Racing / Red Bull Content Hub

HexagonとOracle Red Bull Racingのパートナーシップについて:

https://hexagon.com/resources/customer-success-stories/oracle-red-bull-racing-shaping-victory

Hexagonについて

Hexagonはあらゆるスケールの精密テクノロジーにおけるグローバルリーダーです。私たちのデジタルツイン、ロボティクス、AIソリューションは、現実社会を支える産業を変革しています。

当社のテクノロジーは生産エコシステムと人関連エコシステムを形成、その繋がりと自律性を促進し、発展性のある持続可能な未来を創造します。

Hexagon Manufacturing Intelligence事業部は、設計からエンジニアリング、製造、計測に至るまでデータを活用したソリューションを提供し、お客様のさらにスマートな製品製造を支援します。詳細はhexagon.com/miをご覧ください。

Hexagon(Nasdaq Stockholm: HEXA B)は、世界50カ国に約24,500人の従業員を擁し、純売上高は約54億ユーロです。詳しくはhexagon.comをご覧ください。

報道関係者お問い合わせ先

Hexagon Manufacturing Intelligence 事業部 マーケティング統括部 ホン・シン

MAIL:hexagonmi.jp.marketing@hexagon.com 

公式サイト: https://hexagon.com/ja/company/divisions/manufacturing-intelligence 

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会社概要

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情報通信
本社所在地
神奈川県相模原市緑区橋本台 1-15-8
電話番号
042-700-3500
代表者名
今野真生
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設立
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