グローシップ、アグリゲーション事業を開始し、蓄電所オーナーへのワンストップ支援を強化
独自AIモデルを搭載した自社開発システム「GridShip」で収益最大化を目指す
グローシップ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:松井晴彦、以下グローシップ)は、2025年6月27日、経済産業省より特定卸供給事業者(アグリゲーター)※ライセンスを取得し、アグリゲーション事業を開始したことをお知らせします。これにより、グローシップは系統用蓄電池ビジネスにおけるコンサルティングに加え、アグリゲーションまでをワンストップで提供可能となり、蓄電所オーナーの計画、導入から運用までを一気通貫で支援します。
※分散型エネルギーリソースを集約・制御し、調整力を供出する事業者
【参考】経済産業省 資源エネルギー庁 特定卸供給事業者一覧(2025年7月1日時点)
https://www.enecho.meti.go.jp/category/electricity_and_gas/electricity_measures/009/list/aguri-list.html
自社開発システム「GridShip」によるアグリゲーション
アグリゲーション事業の開始にあたり、グローシップは、アグリゲーションのためのシステム「GridShip(グリッドシップ)」を自社開発いたしました。 グローシップグループはデータサイエンティスト、AIアーキテクト、システムエンジニアといったテクノロジー集団を擁しています。 これら技術者たちの力を結集させ開発した「GridShip」にはグローシップ独自のAIモデルが搭載されており、電力市場の価格予測から運用方針の導出まで、自社トレーダーの業務をトータルでサポートします。このAIがトレーダーの能力を最大限に引き出すことで、蓄電所の最適な運用と収益の最大化を目指します。

GridShipの特徴
グローシップは以下の3つの強みを活かし、オーナー様の蓄電所の運用を推進してまいります。
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蓄電池特性に合わせた最適運用
グローシップのエキスパートは、アカデミアとの連携を通じて蓄電池の電気化学特性に関する知見を有しています。そのため、どんな蓄電池システムであっても最適な運用方針を策定でき、蓄電所オーナーの収益最大化に貢献します。
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ワンストップ支援体制
グローシップは独自のコンサルティングサービス「BESS Realized」を有しており、系統用蓄電池ビジネスの計画から運用まで、蓄電所オーナーの業務をシームレスに支援することができます。
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内製化による柔軟なロジック変更
グローシップはシステム開発を内製化しているため、蓄電所オーナーの個別ニーズに合わせて、システムの機能や運用ロジックを柔軟にカスタマイズすることができます。これにより、オーナーの要望に応じた収益の追求が可能になります。
自社でのワンストップ支援に加え、引き続き他のアグリゲーター様とも柔軟に連携し、蓄電所オーナーの多様なニーズや意向に合わせた最適なソリューションを提供します。

BESS事業部長兼シニアストラテジスト 目黒文子は以下のように述べています。
「私たちは、日本おける系統用蓄電池ビジネスの黎明期から、早期導入者である蓄電所オーナーの方々に寄り添い、その事業を支援してまいりました。グローシップのアグリゲーション事業では、その支援を通じて得た詳細な知見を、自社開発のシステム「GridShip」や独自のAIモデルに活かしています。これにより、自社トレーダーが持つ運用能力を最大限に引き出し、蓄電所の最適な運用と収益の最大化を追求します。また、独自のコンサルティングサービス「BESS Realized」と連携することで、蓄電所オーナー様の負荷を最小限に抑え、事業計画から運用までをトータルでお任せいただくことが可能です。今後も私たちは、技術革新と顧客伴走型のサービスを通じて、日本のエネルギー問題の解決に貢献してまいります」
グローシップ株式会社について

グローシップ株式会社は、系統用蓄電池ビジネスの黎明期から蓄電所オーナーに寄り添い、その事業化を一貫して支援してきました。そこで培った豊富な知見を活かし、系統用蓄電池ビジネスのコンサルティングからアグリゲーション、資金調達までを提供します。今後も系統用蓄電池ビジネスをサポートする様々なパートナーとの連携をさらに深め、クライアント企業の多様なニーズに合致したサービスをスピーディーに提供できる、信頼される存在となることを目指しています。
系統用蓄電池サービス:https://www.growship.com/service/bess/
このリリースに関するお問い合わせ先
グローシップ株式会社 広報 担当:福嶋
TEL:03-6434-7788(代表)
MAIL:pr@growship.com
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