地域の課題解決型ファンド「地域と人と未来 CJS2号ファンド」 組成のお知らせ
地域と人と未来株式会社(本社:愛知県名古屋市、代表取締役 伊藤仁成)は「地域と人と未来 CJS2号投資事業有限責任組合(CJS2号ファンド)」を組成したことをお知らせします。

CJS2号ファンドの設立背景
CJS2号ファンドは、2022年に組成された「Central Japan Seed Fund(CJS1号ファンド)」の後継ファンドです。CJS1号ファンドでは、地域課題の解決やグローバルに挑戦する起業家の支援に取り組み、主にシードステージのスタートアップを対象に投資活動を行ってきました。
設立以来40都道府県を実際に訪問し、各地のエコシステムビルダーとの連携を通じて課題解決を目指すコミュニティ形成やスタートアップのソリューションの社会実装を推進。その結果、約30社への投資を実行し、投資先の3分の2以上が次の成長ステージへ進出するなど、順調な成果を上げてきました。
これまでのCJS1号ファンドの実績を踏まえ、地域の課題解決にチャレンジする起業家支援活動の拡充と地域連携の深化を目指し、CJS2号ファンドの設立に至りました。
CJS2号ファンドと出資者について

地域での活動と連携パートナーの拡張
CJS1号ファンドは、主に中部地域の出資・連携パートナーのみなさまと立ち上げました。一方、CJS2号ファンドでは、中部地域で培った起業家支援のコミュニティづくりを他地域へ展開。既に、関西・中国・九州地域では複数のパートナーが参画。2026年3月末に向けて、その他地域でもパートナーを選定し、支援のコミュニティを拡充していきます。
また、自治体が選定するパートナーVCとして、静岡県、浜松市、山梨県、富山県他から認定いただき、メンター・講師としての活動は24都道府県で実施。大学が推進するGAPファンドプログラムでは、みちのくGAPファンド(東北地域6県+新潟県)、TeSH GAP ファンド(北陸地域12大学・3高専)他、複数の地域で事業化推進機関としての活動も開始しました。
起業家支援の領域・コミュニティ連携を加速
今後は、地域軸や領域軸で他コミュニティとの連携をさらに加速していきます。日本は「課題先進国」と言われ、地域が抱える課題は、いずれ全国的に直面する未来の縮図。こうした地域課題の解決を実現するため、私たちはパートナーとの連携を一層強化していきます。
第一弾として、カーボンニュートラル領域において、国の支援機関である脱炭素化支援機構(代表取締役社長:田吉禎彦、英語名称:Japan Green Investment Corp. for Carbon Neutrality[JICN])との連携を決定し、2025年8月15日に発表いたしました。
今後も、各地域・各領域で新たなパートナーシップを締結し、地域課題の解決に取り組むスタートアップの社会実装を支援するとともに、その先のグローバル展開を支える仕組みづくりに尽力していきます。
地域と人と未来株式会社について
地域と人は日本の未来。地域と人を紡ぎ、持続性ある未来を切り拓く。
地域と人と未来株式会社は、MTGグループのコーポレートベンチャーキャピタルであるMTG Venturesのメンバーが独立して運営するベンチャーキャピタルです。大手VC出身者を中心に、グローバルテック企業、事業会社、コンサルティングファーム、スタートアップ、監査法人出身者で運営しています。

本件に関するお問い合わせ先

お問い合わせフォームよりご連絡ください。
URL:https://cjs.vc/
※写真は、STATION Aiにて撮影
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