「なぜ、良いアイデアがPoCで死ぬのか？」大手50社の撤退理由を解剖した『新規事業・失敗のリアル』事例集を無料公開。9割が陥る「構造的な落とし穴」を分析

担当者が他の方に任せてもいい「実務」に追われ、自分が必要な「社内調整」が手薄になった時にプロジェクトは止まる？アイデアの良し悪しではない、撤退案件の共通項とは？

VANES株式会社

2025年11月27日 10時50分

新規事業領域に特化したプロフェッショナル人材マッチングサービス「NewAce（ニューエース）」を運営するVANES株式会社（本社：東京都渋谷区、代表取締役社長：長尾浩平、以下「当社」）は、新規事業を推進する担当者に向け、過去の失敗事例とその構造的要因を体系化したホワイトペーパー『なぜあの事業は頓挫したのか？新規事業・失敗のリアル事例集』を、2025年12月1日（月）より無料公開いたしました。

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このような方に読んでいただきたいレポートです

大手・中堅企業の新規事業の担当者様
ベンチャー企業で事業立ち上げを推進されている担当者様
「アイデアはあるのに、前に進めるための実行力が足りない」とお悩みの担当者様
DX推進室、経営企画室、社内ベンチャー事務局の方
現場経験豊富なPM・コンサルタントを探している方

■ レポート公開の背景：失敗の共通点は「担当者の時間の使い方」にあった

昨今、多くの大手企業が新規事業開発に取り組んでいますが、その9割は「死の谷（PoC）」を超えられずに撤退しているのが現状です。当社が数多くの撤退案件を分析する中で見えてきたのは、アイデアの質や新規事業の担当者様のスキル以前に、新規事業という業務特有の「構造的な課題」によってプロジェクトが窒息しているという事実です。

担当者が「企画のロジック構築や膨大な資料作成」といった『机上のドキュメントワーク』に多くの時間を割かざるを得ず、結果として、新規事業の成功に不可欠な『決裁者や協力者を味方につけるための対話（根回し・熱量の伝播）』になかなか手が回らないというジレンマが発生しています。

本レポートは、成功手法を説く教科書ではありません。志半ばで撤退せざるを得なかったプロジェクトが、「どのフェーズで」「どんな落とし穴に」ハマってしまったのか。その「失敗のパターン」を知っていただくための事例集です。

■『新規事業・失敗のリアル事例集』の内容

本レポートでは、綺麗な成功事例ではなく、現場で実際に起きた「生々しい失敗事例」のみを収録しています。

※注：掲載事例について
本レポートに収録されている事例は、通常表に出ることのない実話を詳細に分析しているため、守秘義務の観点から特定の企業名は伏せて（A社、B社として）掲載しております。あらかじめご了承ください。

＜収録されている主な失敗ケース＞

1. 【企画の罠】なぜ、その熱量は組織に届かなかったのか？

Case A： 「技術ありき」でビジネス企画を進めた結果、最後の導入フェーズで検討外としていたある"要件"により白紙化した事例
Case B： 役員からの「もっと規模を大きく」など指摘への対応に追われ、企画から前に進まない「大企業病」の悲劇に関する事例
Case C： 「ニーズがある」と妄信して突っ走り、撤退判断すら遅れてしまった事例

2. 【組織の壁】プロジェクトを停滞させた「見えないブレーキ」

役員からの抽象的なフィードバックを翻訳できず、現場が思考停止に陥った
「できないコンサル」の言いなりになり、何の成果も得られず予算だけが消化されてしまった
企画で「練るべきこと」と「すぐ実行すべきこと」の線引き（優先順位）ミス

等のコンテンツがございます。

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■VANES株式会社代表取締役社長長尾浩平のコメント

「新規事業の現場を見てきた中で、最も歯がゆいのは、スキルも熱意もある担当者様が、膨大な実務に埋もれて疲弊し、結果としてプロジェクトが頓挫してしまうことです。失敗したプロジェクトの多くは、決して当初のアイデアが悪かったわけではありません。『誰が何を担うべきか』という構造設計のボタンの掛け違いにより、本来の熱量が活かされずに終わってしまったのです。本レポートに記された『失敗の記録』が、皆様が落とし穴を回避し、新規事業化の成功確率を少しでも高めるためのガイドとなれば幸いです」