【企業の属人化に関する実態調査】属人化が深刻な領域、6割超が「専門的な判断基準」と回答。技術・ノウハウが個人に集約される組織構造の危うさが明らかに。
「法務・経理・品質管理」など代替困難な業務が属人化の筆頭に。知識のブラックボックス化が事業継続を脅かす。

AIを活用した業務改善コンサルティングやシステム開発を提供する株式会社taiziii(本社:東京都渋谷区、代表取締役:加藤晃寿郎)は、一般企業の管理職200名を対象に、「企業の属人化・技術承継に関する実態調査」を実施しました。本調査は、多くの組織で課題となっている業務の属人化について、特にどのような種類の業務で属人化が深刻化しているかを明らかにすることを目的としています。
調査の結果、「専門的な判断基準(法務・経理・品質管理など)」に関する業務の属人化を回答した管理職が60.28%に上り、代替が極めて困難な中核業務にリスクが集中している実態が明らかになりました。
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※本記事のデータを引用する場合には、出典の明記をお願いいたします。
URL: https://taiziii.com/news/zokujinka2/
出典:【企業の属人化に関する実態調査】属人化が深刻な領域、6割超が「専門的な判断基準」と回答。
調査サマリー
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管理職の60.28%が、特に「専門的な判断基準(法務・経理・品質管理など)」の領域で業務の属人化が起きていると回答し、最も高い割合となった。
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次いで「社内システムの仕様や運用保守(過去の経緯など)」が47.52%となり、複雑なシステム知識のブラックボックス化が企業の大きな課題となっている。
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「顧客対応・営業のノウハウ」も36.88%を占め、「勘や経験」に頼る暗黙知の共有が遅れている実態が浮き彫りに。
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この結果は、特定の個人が離職した場合、企業のコンプライアンス維持や基幹システムの安定稼働といった中核機能が即座に停止するリスクを示唆している。
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調査概要
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調査主体: 株式会社taiziii
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調査期間: 2025年8月14日〜8月18日
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調査方法: インターネット調査
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調査対象: 管理職(課長以上)
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有効回答数: 200
調査結果詳細
属人化の領域、中核機能である「専門知識」がトップ
「属人化している業務がある」と回答した管理職に、特にどのような領域でそれが起きているか尋ねたところ、以下の結果となりました。
Q. 特にどのような領域で業務の属人化が起きていますか。(MA)
※属人化している業務が「ある」と回答した141名を対象に質問

最も高い割合を示したのは、企業の信頼性や法的責任に直結する「専門的な判断基準」でした。これは、マニュアル化や形式知化が困難な「暗黙知」や「経験に基づく勘所」が求められる業務が、特定のエキスパートに集中していることを示しています。2位には「社内システムの仕様や運用保守」がランクインし、技術的な面での属人化リスクも顕著です。
総括・考察
今回の調査で、企業の根幹をなす中核機能、特に「専門的な判断」や「システムの経緯」といった、代替がきかない高度な知識の属人化が最も深刻であることが裏付けられました。
属人化の背景には、これらの業務が「複雑で言語化しにくい」という特性があるため、担当者が異動・退職する際に、単なるマニュアル作成では対応できない「知識のブラックボックス化」が発生します。法務・経理の判断ミスはコンプライアンスリスクに直結し、システム保守の停滞は全社的な業務停止に繋がりかねません。
事業継続リスクの低減と、知的資産の恒久化は、もはや待ったなしの経営課題です。個人の頭の中にある無形の資産を、組織全体で活用できる有形の資産へと変換する計画的な取り組みが急務です。
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会社情報
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会社名: 株式会社taiziii
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代表者: 代表取締役 加藤 晃寿郎
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所在地: 東京都渋谷区
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事業内容: AIを活用した業務改善コンサルティング、システム開発、AIエージェントサービス『SkillRelay(スキルリレー)』の開発・提供
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会社HP: https://taiziii.com/
お問い合わせ
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担当部署: 広報担当
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