雷鳥キャピタル株式会社の設立
~投資・アドバイザリー業務を通じて日印パートナーシップを支援
設立の背景
2024年にIMFが発表した世界GDPランキングによると、日本とインドはそれぞれ4位と5位に位置し、両国が経済規模において同等のスケールにあります。しかしながら、両国が直面している課題は著しく異なっているのが現状です。
インドは急速な経済成長を遂げており、若く成長する人口を有している一方で、日本は少子高齢化社会に直面しています。インドでは市場自体が着実に拡大しており、投資と成長の機会が数多く存在する一方で、日本企業は国内で成長の種を探すことに苦慮しています。
また、日本企業は多くの内部留保があることで知られていますが、インドでは将来の投資に向けた「忍耐強い成長資本」がいまだに不足しています。さらに、インド政府の「メイク・イン・インディア」政策の追い風とサプライチェーンの地政学的再編により、インドは製造業の強化を目指しており、インド企業の間では日本企業が保有する技術的ノウハウに対する強い需要があります。
雷鳥キャピタルは、投資を通じて日本とインドの経済格差を埋め、両国が直面する特有の課題解決に貢献することを使命として設立されました。
雷鳥キャピタル株式会社について ~投資・アドバイザリー業務
雷鳥キャピタルは、長期投資とアドバイザリーを通じて、インドの有望な中小企業を支援することを目指しています。また、日本企業との戦略的パートナーシップを促進することで、これらのインド企業が新たな価値を創造することを支援します。
現在、インドにおいては、スタートアップでも大企業でもない中小企業が利用できる、いわゆる「忍耐強い成長資本」は限定的です。
日本企業にとって、有望なインド企業との関係構築は、巨大で急成長するインド市場へのアクセスと、戦略的調達や製造委託のパートナーとしてインドを活用する貴重な機会を提供します。これは日本企業が中国で達成してきたものと同様です。
社名の由来
雷鳥 は、氷河期に日本の高山地域にやってきた鳥で、特別天然記念物に指定されており、極端な気温と強風という厳しい高山環境に適応してきました。そのため、競争が限定的であり、日本アルプスで繁栄することができています。
弊社の社名「雷鳥キャピタル」は、競争の少ない未開拓領域で活動し、雷鳥のように適応しながら、資本の力を通じて社会的課題に取り組むという志を反映しています。
経営チーム
ポール・サイモンと松井宏平は、共にスパークス・アセット・マネジメント株式会社で勤務し、東京を拠点としてアジア全域での投資調査を実施し、特にインドに重点を置いていました。
1,500社を超えるアジア企業の経営幹部と面談した結果、インド企業は特に成長志向が強く、外部パートナー、特に日本からのパートナーとの協業に対して開放的であることを発見しました。雷鳥キャピタルでは、インドが次の数十年にわたる成長機会をもたらすと信じています。
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