「読む・書く」から「話す・聞く」へ。AIがもたらす「読み書きしない学習体験」で、学習の常識を変える「しゃべるノート」、来月リリース
ディスレクシア・ディスグラフィア当事者の「声なき声」に応え開発。手書き・音声・写真・Web、あらゆる情報を「あなたの学習スタイル」に最適化。教育とテクノロジーの新たな地平を拓きます。

合同会社JIKKEN(本社:大阪府大阪市、代表社員:中村 圭太)は、読み書きに困難を抱えるディスレクシア・ディスグラフィアの学生や社会人を対象とした、AI機能搭載ノートアプリ「しゃべるノート」を、2025年8月中に正式リリースすることをお知らせします。音声入力、リアルタイム文字起こし、カメラを使った文字認識と読み上げ、AIによる文章校正や要約など、学習に必要なあらゆる支援機能を一つに統合。これまで学習に困難を感じてきた方々が、自分らしく、自信を持って学べる「デジタル学習パートナー」として、革命的な学習体験を提供します。
僕はずっと、一つの問いを抱えていました。
なぜ、生まれ持った脳の特性というだけで、学ぶことのスタートラインにさえ立てない人がいるのだろうか。 なぜ、「普通」という曖昧な基準に合わせられないだけで、その人が持つ無限の可能性に蓋がされてしまうのだろうか。
文字が、まるで意思を持って襲いかかってくるように見える。 頭の中にある豊かな言葉が、指先からこぼれ落ちて、形にならない。
その感覚は、当事者でなければ完全には理解できないのかもしれません。
しかし、その「声なき声」が、確かにそこにある。 僕らは、その声に耳を澄ませることから、このプロジェクトを始めました。
「どうして、自分だけ…」 そうやって一人、部屋で膝を抱えてきたあなたの隣に、そっと寄り添える存在を作りたかった。
これは、単なる便利なノートアプリの話ではありません。 僕らが目指したのは、学習における「バリア」を破壊し、誰もが自分らしく学べる世界を実現するための、ささやかで、しかし強力な革命です。
その答えが、「しゃべるノート」。 あなたのための、デジタル学習パートナーです。
■ 「しゃべるノート」が解決する、根深い課題
学習障害(ディスレクシア・ディスグラフィア)。
それは、知的な能力とは関係なく、脳の情報処理の特性により、読み書きに困難が生じる状態です。しかし、現在の教育や労働環境は、依然として読み書き能力を前提に設計されています。
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「文字が読めない」ことによる、深い孤独感。
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学習スピードの違いからくる、劣等感とプレッシャー。
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「努力不足だ」という、周囲からの誤解と無理解。
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進学やキャリア形成に対する、漠然とした、しかし重い不安。
彼らにとって、教科書を開くこと、ノートを取ること、レポートを提出すること。その一つひとつが、計り知れない精神的エネルギーを要する「闘い」です。 日々、疲弊し、自信を失い、やがて「自分には能力がない」と思い込んでしまう。
しかし、それは違います。 才能がないのではありません。その人に合った「道具」が、これまで存在しなかっただけなのです。
考えてもみてください。
歴史を遡れば、天才発明家のエジソンや、相対性理論を提唱したアインシュタインも、
学校の勉強には馴染めず、読み書きに困難を抱えていたと言われています。
現代に目を向ければ、世界的な映画監督のスティーブン・スピルバーグや、
俳優のトム・クルーズは、自らがディスレクシアであることを公に認めています。
日本でも、『窓ぎわのトットちゃん』で自身のユニークな特性を描いた黒柳徹子さんや、
タレントのミッツ・マングローブさんも、学習面での困難と向き合ってきたことを明かしています。
彼らに共通しているのは、既存の「普通」の枠に収まらなかったこと。そして、その「違い」を乗り越え、あるいは武器にして、誰も成し得なかった偉業を達成したことです。
見え方の違いは、才能の欠如ではない。
それは、まだ誰も見たことのない世界を見るための、ユニークなレンズを持っている、ということなのです。
だからこそ、僕らは作りました。 「読む」「書く」「聞く」「話す」。 学習に必要な全ての行為を、一つの思想のもとに統合し、ストレスなく実行できる環境を。

■ 単なるアプリではない。「学習パートナー」という思想
「しゃべるノート」の真の価値は、多機能さにあるのではありません。 もちろん、一つひとつの機能は、当事者のヒアリングを重ね、徹底的に磨き上げました。
しかし、その本質は、アプリがあなたの学習スタイルを理解し、あなたにとって最も効率的な学び方を共に探してくれる「パートナー」である、という点にあります。
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話すだけで、思考が文字になる
講義や会議の内容、ふと思いついたアイデア。話すだけで、AIがリアルタイムに文字起こしを行います。もう、板書のスピードに焦る必要はありません。
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撮るだけで、あらゆるものが教材になる
教科書、配布資料、書籍。カメラで撮影すれば、AIが文字を認識し、滑らかな音声で読み上げます。読み上げ箇所はハイライト表示され、どこを読んでいるか一目瞭然です。
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AIが、あなた専属の学習パートナーになる
「この文章を要約して」「誤字をチェックしてほしい」「この専門用語の意味は?」 高性能なAIチャット機能が、24時間365日、あなたのあらゆる疑問に答えます。面倒なリサーチも、AIに一任することが可能です。
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すべてが、あなたのために最適化される
目に優しいUDフォントやディスレクシア向けフォントへの切り替え。行間や文字間隔の細やかな調整。集中力を高めるハイコントラストモード。読み上げ音声の種類や速度も、あなたが最も心地よいと感じる設定にカスタマイズできます。
これらは機能の寄せ集めではなく、「学習への恐怖心を、自己肯定感に変える」という一つの哲学に基づいて設計されています。 過去に様々なツールを試しては、失望を繰り返してきた方にこそ、この違いを体感していただきたいのです。

■ 「しゃべるノート」が提供する、新しい未来像
このアプリがもたらす変化は、学習効率の向上だけにとどまりません。
短期的な変化(1〜3ヶ月): 毎日の学習が苦痛から、知的好奇心を満たす時間へと変わり始めます。文字を読むことへの抵抗感が薄れ、情報がスムーズに頭に入る感覚に、手応えを感じるでしょう。
中期的な変化(3〜12ヶ月): 学習や仕事の生産性が飛躍的に向上し、周囲からの評価も変わってきます。自分だけの学習スタイルが確立され、学ぶことへの確かな自信が生まれます。
長期的な変化(1年以上): 読み書きの困難を「個性」として前向きに受け入れられるようになります。キャリアや学業で具体的な成果を出し、かつての自分と同じように悩む人々の希望の光となる存在になる。
最終的に、「しゃべるノート」はあなたの人生における不可欠な「相棒」となります。 僕らが提供するのは、単なる技術的な解決策ではありません。それは、あなたの人生に「希望」と「可能性」を取り戻すための、ライフチェンジング・プロダクトなのです。
■ 主な機能一覧
【ダッシュボード機能】

直感的なノート管理(作成・編集・整理)/AIによる自動タグ付け・フォルダ分類/AIからの応援リマインダーと復習提案/音声録音、写真スキャン、ファイルインポートへのクイックアクセス
【キャンバス機能(ノート編集画面)】
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マルチモーダル入力: ペン、手書き、キーボード、音声入力をシームレスに統合。
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音声変換: テキスト、手書き文字、写真上の文字を自然な音声で再生。
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録音・文字起こし: 長時間録音に対応した高精度な文字起こしとテキスト編集。
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スキャン機能(OCR): 紙媒体を撮影するだけでテキストデータ化し、読み上げ可能。
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インポート機能: Webページ、PDF、Word等の外部ファイルを自動整形して取り込み。
【AIチャット機能(パーソナルAIパートナー)】
文章校正(誤字脱字・文法修正)/自動ふりがな/漢字・ひらがな・カタカナ変換/要約/辞書・リサーチ代行
【連携と拡張性】
クラウド同期対応

■ 製品概要

サービス名 |
しゃべるノート |
リリース予定日 |
2025年8月予定 |
価格 |
月980円〜* |
対応OS |
iOS, Android |
公式サイト |
*事前登録した上でリリース日当日にアプリを利用した方は初月980円適用。
■ 会社概要
会社名: 合同会社JIKKEN
所在地: 〒542-0081 大阪府大阪市中央区南船場1丁目10-12ラインビルド南船場1004号
代表社員: 中村 圭太
事業内容: AIを活用したプロダクト開発、MVPの受託開発、生成AIを使った自社プロダクトの開発、フリーランス向けのAIツール開発
連絡先: TEL: 09020413269 Email: support@jikken.site
【本リリースに関する報道お問い合わせ先】
合同会社JIKKEN 広報担当
TEL: 09020413269
Email: support@jikken.site
代表コメント

合同会社JIKKEN/代表社員 中村 圭太
「読み書きが苦手」というだけで、無限の可能性が閉ざされる現状が、ただただ悔しかった。この「しゃべるノート」は、あなたの孤独に寄り添う「相棒」です。読み書きに依存しない新しい学び方で、あなたが本来持つ才能を解き放つことを、心から願っています。
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