2024年施行の孤独・孤立対策推進法を受け、人的資本経営の新視点を提案する無料オンラインセミナーを11月12日開催

従業員の離職リスク減、生産性向上に繋がる「孤独・孤立対策」とは。内閣府採択事業として、孤立問題を専門とする社会心理学者と実践事例から学ぶ。

特定非営利活動法人SKY

2024年4月に「孤独・孤立対策推進法」が施行され、従業員のウェルビーイングは企業の持続的成長に不可欠な「人的資本」として、その重要性を増しています。NPO法人SKYは、この新しい社会要請に応えるため、2025年11月12日にオンラインにて、「孤独・孤立対策が企業価値を高める〜人的資本経営支援セミナー〜」を開催いたします。本セミナーでは、孤独・孤立対策を単なる福利厚生ではなく、生産性向上や離職防止に繋がる経営戦略として位置づける新たな視点を、理論と実践の両面から提供します。

 

【イベント申込ページ】 https://kodokukotrittutaisaku.peatix.com


社会課題が企業戦略に代わる時代へ

2024年に施行された「孤独・孤立対策推進法」は、個人のウェルビーイングだけでなく、地域・組織の持続可能性に関わる重要な政策転換点となりました。孤独・孤立は、メンタル不調や離職リスクの要因であると同時に、企業の生産性やブランド価値にも影響を与える“見えにくい経営課題”です。

2025年5月に株式会社野村総合研究所が行った調査では、①中高年の孤独を感じる割合が上昇 ②中高年以上の男性は、4割以上が「そもそも相談したいと思っていない」と回答。③3割以上が「相談する対手がいない状態」であることが分かりました。また企業においては、④孤独・孤立はそもそも課題として認識されておらず、生産性や社員の健康に及ぼす一つの要因として「孤独・孤立」があることの認知向上からスタートする必要がある、としていました。(第392回NRIメディアフォーラム「今こそ企業が向き合うべき『孤独・孤立』」より引用)

本セミナーでは、法制度の背景を踏まえつつ、企業が人的資本経営の中核施策として孤独・孤立対策をどう位置づけるかを、理論と実践の両面から探ります。


セミナー概要

【本セミナーで得られる3つの視点】

【経営視点】なぜ孤独・孤立対策が、人的資本経営のROI(投資対効果)を高めるのか

 ★心理的安全性の向上・離職率低下・生産性の向上・ブランド価値の向上との関連がわかる!

【理論的視点】孤独・孤立問題専門家の社会心理学者が解説する、孤独・孤立のメカニズムと予防策

 ★社員の心理的のみならず身体的への影響や組織・社会への影響がわかる!

【実践的視点】明日から使えるヒントが満載。中高年男性支援「男のセカンドキャリア塾」のリアルな事例

 ★内閣府が主導して行うNPO等との地域連携のモデルケースを紹介。企業が活用できる地域資源!

【開催概要】 

イベント名:「孤独・孤立が企業価値を高める ~人的資本経営支援セミナー~」

開催日時:2025年11月12日13:00〜14:30

開催形式:オンラインセミナー(Zoom)

参加費:無料

定員:100名

主催:NPO法人SKY

(内閣府令和7年度「地域における孤独・孤立対策に関するNPO等の取組モデル調査」採択事業)

申込:Peatixイベントページ(https://kodokukotrittutaisaku.peatix.com/)より受付中


【プログラム】

【第一部(13:00-14:00):孤独・孤立対策が企業価値を高める ~人的資本経営支援セミナー~ 】

企業組織内における孤立・孤独も心身の健康を害し、組織エンゲージメントを低下させ、離職意図を高めることが示されてきました。さらには、多くのメンバーが孤立している組織においてはチームワークの乱れや心理的安全性の低下を通して、生産性・創造性が阻害されます。このような孤立・孤独を未然に防ぐことは、企業価値の向上にとって大きな意味を持ちます。

本セミナーにおいては、孤立・孤独をめぐる研究知見を紹介するとともに、これらの未然防止のための具体的な対策について紹介します。(講師より)

【第二部(14:00-14:30):実例紹介「男のセカンドキャリア塾」】

定年前後男性の社会参加を促進する伴走型プログラム、キャリア再設計・地域活動参画を支援する仕組み、企業と連携した場合の波及効果について、実例に基づきご紹介いたします。

※プログラムの内容は予告なく変更となる可能性がございます。

【お申し込み方法】

1     イベント詳細ページ(https://kodokukotrittutaisaku.peatix.com/)より必要事項を記入しお申し込みください。

2     お申し込み時にご登録いただいたメールアドレス宛に後日視聴用のURLをお送りします。


講師紹介

浦 光博(うら みつひろ)氏  

追手門学院大学 教授

JST-RISTEX(科学技術振興機構・社会技術研究開発センター)

研究プログラム(社会的孤立・孤独の予防と多様な社会的ネットワークの構築)総括

専門は社会心理学、集団力学、産業・組織心理学

関西大学大学院社会学研究科修了 博士(社会学)

富山女子短期大学講師、鳴門教育大学助教授、広島大学総合科学部(大学院総合科学研究科)助教授、同教授を経て現職


担当者コメント

私たちの活動の中に「カウンセリング業務」があります。カウンセリングにお越しになられる方は様々な年齢、性別の方がいらっしゃいますが、悩みの根底にはいつも「孤独・孤立」が潜んでいます。

一方、企業における従業員の定着やメンタルヘルス、コミュニケーション問題についても、根底には「孤独・孤立」が潜んでいるかもしれません。しかも目まぐるしく変化する現代日本社会において、今後より顕著に「孤独・孤立問題」が表面化していくことは容易に推測できます。

企業においてはまだ明確化されていない「孤独・孤立問題」について、この機会に是非「新しい知見」として情報提供させて頂ければ幸いです。

NPO法人SKY 共同代表 水﨑由美子

男のセカンドキャリア塾について

令和5年度内閣府「地域における孤独・孤立対策に関するNPO等の取組モデル調査」の事業として、孤独・孤立リスクの高いと言われている中高年男性を対象とした半年間にわたる継続セミナーとして発足。

月に2回程度、大阪市内の会場に参集し「内省」「セカンドキャリア」「料理教室」など6項目のワークショップやセミナーを受講することができる。

参加費用は無料で、特に企業から地域への役割変化をスムーズに行うためのスキル習得や会社以外の「つながり」を実感することを目的とする。

令和5年、令和6年に行われ、延べ160名以上の参加者を得ている。

男のセカンドキャリア塾『男の料理教室』風景

NPO法人SKYについて

2019年5月設立。大阪市内を中心に活動している。

カウンセリング、研修、講演会や交流会等のイベントを通して、社会一般の多くの人々や企業・団体で働く人々に対し、孤独を感じることからのメンタルヘルス不調を未然に防ぐため、セルフヘルプの技能を身につけ、それぞれが自立し自活できるよう援助し、広く社会に寄与することを目的としている。

内閣府の孤独・孤立対策官民連携プラットフォーム、大阪府孤独・孤立対策公民連携プラットフォームに参画。

令和5~7年度 内閣府「地域における孤独・孤立対策に関するNPO等の取組モデル調査」、令和7年度 大阪府「福祉基金地域福祉振興助成金事業」に採択される。

【団体概要】

団体名:特定非営利活動法人SKY(エス・ケー・ワイ)

本社所在地:大阪市生野区

代表:藤田公惠・村田早苗・水﨑由美子

事業内容: 心理相談事業・心理研修事業・メンタルヘルス不調を未然に防ぐための普及・啓発事業

設立: 2019年 5月 27日

HP:https://esukeiwai.jimdofree.com/


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会社概要

特定非営利活動法人SKY

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URL
https://esukeiwai.jimdofree.com/
業種
財団法人・社団法人・宗教法人
本社所在地
大阪府大阪市生野区新今里3丁目6番14号
電話番号
050-6864-0608
代表者名
藤田公恵
上場
未上場
資本金
-
設立
2019年05月