【日本初】RFID全面導入のスマートスーパー誕生
熊本から全国へ 小売業の未来を変える新モデルが始動


~人手不足・食品ロスに挑む持続可能な店舗運営モデルを公開~
株式会社LIFE(本社:大分県大分市、代表取締役:前田 剛之)は、株式会社ロッキー(本社:熊本県上益城郡、代表取締役社長:竹下 慎一)と協業し、**国内初となる「RFID全面導入スーパーマーケット」**を2025年11月4日(火)より熊本市で開始いたしました。今回の取り組みは、小売業界が直面する 人手不足・業務効率化・食品ロス削減の課題を一挙に解決する新しい経営モデルです。さらに、環境配慮や地域雇用の創出も両立し、地方スーパーから生まれた事例として 全国展開を見据えた次世代の店舗経営モデルです。
■プロジェクト背景
・日本の食品ロスは年間523万トンにのぼり(農林水産省推計)、その約半分が事業系由来。
(令和3年度推計値)
https://www.maff.go.jp/j/press/shokuhin/recycle/230609.html
・小売現場では人手不足が深刻化しており、特に地方スーパーでは採算維持が困難。
・レジ待ちによる顧客体験の低下や、棚卸・検品業務の人件費負担も大きな課題。
こうした構造的課題に対し、RFID技術を全面導入することで 効率性・収益性、
そして社会性を兼ね備えた、新しい店舗モデルを実現しました。
■取り組みの特徴:消費者と社会に貢献する6つの革新
1:顧客体験の向上:レジ待ち時間を最大80%短縮
・RFIDレジで袋詰めと同時に、自動会計が完了。
株式会社ソリマチ技研(本社:新潟県長岡市、代表取締役社長:反町 秀樹)と協業し、RFID対応
OCXドライバ及びPOSアプリケーションを実現。
※OCXドライバとは、POSアプリケーションとPOS周辺機器との間の連動を行うソフトウェア
・レジ待ち時間を最大80%短縮し、混雑ストレスを軽減します。
・消費者に「選ばれるスーパー」へ

2:業務効率化:省人化率は30~40%を見込む
・棚卸・検品を自動化し、省人化率は30〜40%を見込みます。
・従業員は接客や売場改善など付加価値の高い業務に集中できるようになります。

3:安心・安全な買い物環境:防犯ゲートを強化
・RFIDタグの商品追跡とリアルタイム検知が可能な防犯ゲートを強化。
・万引き対策を徹底し、従業員と顧客双方に安心・安全な店舗環境を提供します。

4:食品ロス削減:廃棄量を20~30%削減
・RFIDタグで賞味・消費期限をリアルタイム管理。
・自動値引きシステムと連動し、廃棄量を20〜30%削減。廃棄コスト抑制と収益改善を両立。

5:サステナビリティ:RFIDタグのリサイクルを実現
・使用済RFIDタグを回収・再利用するリサイクルシステムをRICHRFID社と協業し実現。
・プラスチック廃棄物の削減に貢献し、SDGs目標12・13を推進します。

6:雇用創出:高齢者・障がい者の活躍を支援
・RFIDタグ貼付作業において、自動貼付け機・就労支援と連動したハイブリッドモデルを導入。
・高齢者・障がい者の雇用機会を創出し、社会包摂と店舗の効率化を両立します。

■RFIDとは:自動認識技術の総称
当社は、従来の課題を解決し、業務効率を大幅に向上させるRFID(Radio Frequency Identificat
ion)技術を活用したソリューションを提供しています。
RFIDは、以下の3つの要素から構成される自動認識技術の総称です。
● 1. RFIDタグ: 情報を記録する小型のICチップとアンテナを搭載したタグです。
● 2. リーダライタ: 電波・電磁波を用いてRFIDタグのデータの読み取り/書き込みを行う装置です。
● 3. システム: 読み取ったタグの情報管理を行うための基盤です。
リーダライタからRFIDタグへ「情報・電力」が送られ、タグからリーダライタへ「情報」が送り
返されることで、非接触でのデータ通信を実現します。
■RFIDがバーコード・QRコードを凌駕する特長
1.RFIDは、従来のバーコードやQRコードと比較して、特に以下の点で優れたメリットを提供し、
現場の課題を解決します。

■代表コメント
株式会社LIFE 代表取締役 前田 剛之
「RFID全面導入は、地方スーパーから始まる小売業の未来変革」
国内初のRFID全面導入スーパーは、単なる効率化ではなく、小売業全体の未来を変える挑戦です。
地方スーパーだからこそ現場の課題は鮮明で、このモデルは全国どこでも再現できると考えていま
す。食品メーカーや小売企業の皆さまと共に、収益性と持続可能性を両立する仕組みを広げていきた
いと思います。
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■今後の展開:全国の小売企業と協業
・2026年:熊本県内全店舗へ順次導入
・2027年:九州全域に展開
・2030年:全国500店舗のスマート店舗ネットワークを構築
今後は、食品メーカーや流通企業との協働により、製造〜販売までをつなぐ
** 「スマート・リテール・プラットフォーム」 **を確立し、小売DXの新たな標準モデルを全国
に広げていきます。
参考資料:市場規模データ
・日本の食品スーパー市場:約13兆円規模(2024年推計)
・国内ICタグ市場:約331億円(矢野経済研究所、2024年)
・世界RFIDソリューション市場:2024年1.6兆円 → 2027年2.3兆円に成長予測(矢野経済調査)
・日本の流通/小売DX市場:2020年度441億円 → 2030年度2,455億円に拡大予測(富士キメラ総研等)
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■会社概要
株式会社LIFE
所在地:大分県大分市高江西一丁目4361番地の10
代表者:代表取締役 前田 剛之
事業内容:RFID小売業向けスマートソリューション開発・運営
URL:https://life-corp.co.jp
株式会社ロッキー
所在地:熊本県上益城郡益城町福富1107
代表者:代表取締役社長 竹下 慎一
事業内容:スーパーマーケット運営
URL:http://www.e-rocky.co.jp
株式会社ソリマチ技研
所在地:新潟県長岡市中島6-2-21
代表者:代表取締役社長 反町 秀樹
事業内容:流通小売業向け店舗/本部ソリューションの企画開発運用
URL:https://www.s-giken.co.jp
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■スマートスーパー実証店舗
ロッキースーパーストア 清水店
熊本県熊本市北区清水本町11-11
営業時間 9:00〜22:00
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【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社LIFE
TEL:097‐576‐7607
Mail:info@life-corp.co.jp
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※「日本初」表現の根拠について
本件は、当社が2025年9月~10月にかけて、国内主要流通業・リテールDX関連公開資料及び、業界報道を基に独自に調査した結果に基づきます。
調査範囲:日本国内のスーパーマーケットにおけるRFID導入事例(レジ、棚卸、在庫、消費期限、自動値引きの全工程)
調査結果:当該5工程全てにRFIDを全面導入した事例は、当社調べの範囲で初確認(2025年10月時点)
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