「重度の障がいがある方も自立した暮らしを」ソーシャルインクルーが滋賀県彦根市でグループホームを12月1日にオープン
「ソーシャルインクルーホーム彦根中藪町」は、安心と自立を支える24時間サポート体制の障がい者グループホーム
日常生活で支援を必要とする重度の障がいがある方が、サポートを受けながら自立して暮らすことのできる住まい「ソーシャルインクルーホーム彦根中藪町」を、滋賀県彦根市中藪町に開設いたします。
運営会社のソーシャルインクルー株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役:松下 展千)は、「住まいで困っている障がい者が『0』の社会を創る」を理念に、障がい者総合支援法に基づく障がい者グループホーム「ソーシャルインクルーホーム」を全国で展開しています。

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■障がい者グループホームは安心な暮らしを支える福祉インフラ
障がいのある方が安心して暮らせるための福祉支援や就労サービスは多様にありますが、「住まい」の選択肢は依然として限られています。日常生活に支援が必要で1人暮らしが難しい、ご家族と同居していても「親なきあと」へ不安がある、支援制度や受入れ体制には地域差があり生活のしやすさが住む地域に左右される、などの課題があるためです。
障がい者グループホームは、このような「住まい」に課題や不安を抱える障がいのある方々の、地域での暮らしを支える生活の基盤となる施設です。
障がい者グループホームは、障がいのある方が必要な支援を受けることで自立した生活を実現し、住み慣れた地域で安心して暮らし続けられる仕組みとして、重要な役割を果たしています。
ソーシャルインクルー株式会社は、障がい者グループホームの運営を通じて、障がいのある方の暮らしを支えて自立を後押しし、重度の障がいがある方の住まい不足の社会課題解決に取り組んでいます。
■ソーシャルインクルーホーム彦根中藪町とは
1.日中サービス支援型の障がい者グループホーム
日中サービス支援型のグループホームとは、重度の障がいがある方や高齢で障がいがある方など、日中に継続的な支援を必要とする方が、24時間365日体制で日常生活のサポートを受けながら暮らせる障がい者グループホームです。(※1)
短期入居施設(※2)を併設するため、ご入居者様以外の方も、ご家族の外出時や休息が必要な時、緊急時などに一時的な宿泊先としてご利用いただけます。
2.障がい特性に合わせた支援内容
重度の障がいがある方も自立した生活を送れるように、障がいの状況に応じたサポートを、24時間体制で提供いたします。
入浴や排せつなどの日常生活支援に加えて、食事は栄養バランスの考えられたメニューやミキサー食・お粥など、ご入居者様に合わせてご用意し、必要な方へ食事介助も行います。健康管理と服薬管理を毎日行い、病院受診や買い物にはスタッフが同行いたします。日中の施設内では、ご入居者様に合わせた余暇活動をご用意いたします。日々の生活に必要な金銭管理もサポートするなど、ご入居者様の自立した日常生活を支えます。
ご入居前に、専門資格を持つスタッフが障がいの状況や日常生活で必要な介助内容をヒアリングし、1人ひとりの希望や障がいの状況に応じた個別支援計画を作成いたします。ご入居後も、日々の暮らしや進捗・経過の継続的な観察と記録により、状態の変化をいち早く把握できる体制を整えています。また、定期的な支援計画の見直しは法令の定めよりも短いサイクルで行うため、希望や状態の変化に柔軟に対応し、最適な支援を提供いたします。
3.安心な住環境を支える運営体制
日中サービス支援型のグループホームは、スタッフ配置体制や施設設備など、運営基準が法令で定められています。昼夜を問わずに支援を必要とする方々の生活を支えるために、24時間を通して見守りと支援を行う体制が求められます。施設設備にはバリアフリー設計を採用し、障がいの状況に応じた住環境の整備が必要です。
ソーシャルインクルーホームでは、夜間のスタッフ配置を1ユニット(※3)に2名の配置を基準にするなど、法令で求められる以上の支援体制とすることを方針としています。(※4)
また、建物はグループホーム開設のために新築し、バリアフリートイレと入浴リフト、玄関スロープやエレベーターの設置など、バリアフリーに対応しているため、車いすの方も生活できます。防犯カメラやスプリンクラーなど、防犯・防災設備も備えています。


(※1)日中サービス支援型とは、障がいのある方が共同生活を送る共同生活援助(グループホーム)の1つで、2018年に障がい者の重度化・高齢化に対応するため創設されたサービスです。共同生活援助とは、障害者総合支援法に規定される障がい福祉サービスの1類型で、介護サービス包括型、日中サービス支援型、外部サービス利用型、サテライト型の4種類があります。
(※2)短期入居施設とは、日中サービス支援型の施設に併設が義務付けられ、地域で生活する障がいのある方の緊急一時的な支援をするための施設です。
(※3)ユニットとは、利用者が生活するために必要な設備(居室、食堂・居間、台所、風呂、トイレ、洗面所など)を備えた生活単位のことで、1ユニットは2人以上10人以下となります。
(※4)共同生活援助では、利用者数や障害支援区分により従業者(利用者を支援する職員)の人数や配置基準が定められており、夜間および深夜の時間帯は、1人以上の配置が義務付けられています。ソーシャルインクルーホームでは、夜間および深夜は2名体制を基本としていますが、人材採用状況によっては1人となる場合もあります。
■全国展開で培ってきた支援の質を地域へ還元
ソーシャルンクルー株式会社は、障がい者グループホームを全国に325施設展開しています(2025年11月末時点)。各地域での施設運営で蓄積されたノウハウを体系的に集約・分析し、マニュアルや教育プログラムに活用しています。これにより、どの地域でも、安定した高品質の支援を提供できる体制づくりを推進しています。
ソーシャルインクルー株式会社が目指すものは、地域差のない「ソーシャルインクルー品質」の支援を全国で実現することです。支援を必要とする地域へ、培ってきた知見と実績を還元することで、その地域の課題解決に取り組んでいます。
今後も、地域社会との連携を深めながら、誰もが安心して自分らしく暮らせる社会の実現に向けて、全国規模の展開と地域に根差した支援の両立を図ってまいります。
ソーシャルインクルー株式会社について
「住まいに困る障がい者が『0』の社会を創る」を理念に、2017年に創立、同年7月に最初の障がい者グループホームを神奈川県相模原市へ開設いたしました。地域の社会課題を解決するべく、全国にグループホームを展開しています。どの地域でも変わらない支援体制を整え、地域に根差した施設運営で、障がいのある方の暮らしと自立を支えていくことを目指しています。
会社概要
【会社名】 ソーシャルインクルー株式会社
【代表者】 代表取締役社長 松下 展千
【所在地】 東京都品川区南大井6-25-3 いちご大森ビル2F
【事 業】 障がい者総合支援法における障がい福祉サービス、障がい者グループホーム事業
【設 立】 2017年4月
【コーポレートサイト】 https://www.socialinclu.co.jp
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