「人間中心デザイン」は、AI・DX時代の共通言語になれるか
HCS共創機構、Designship 2026で産官学共同セッションを開催。CEATEC 2026・EdgeTech+ 2026でも人材育成テーマを継続発信
AI活用やDXが加速し、企業や社会の変革が求められるなか、人間中心デザイン(HCD)は、職種や組織を越えて協働するための共通言語として注目されています。一般社団法人 人間中心社会共創機構(HCS共創機構)は、2026年10月11日(日)に東京ミッドタウンで開催される「Designship 2026」において、一般社団法人デザインシップとの共同セッション「変革を支える共通言語『人間中心デザイン』― 産官学で探るHCDの可能性 ―」を実施します。本セッションでは、千葉工業大学の安藤昌也氏、ソニー株式会社の高岡綾氏、経済産業省の山本光彦氏が登壇し、HCDがこれからの人材育成や組織変革にどのような役割を果たし得るのかを議論します。
■ 背景:HCDは「専門家の知見」から「全社の共通言語」へ
AI活用やDXが加速し、変化の激しい時代において、組織や職種の壁を越えて協働するための共通言語として、人間中心デザイン(HCD)があらためて注目されています。HCDは設計手法やユーザビリティ改善、個別サービスのUXという枠を超えて、企業の変革や全社的な人材育成へと適用範囲を広げつつあります。それは一部の先進企業だけの現象ではなく、さまざまな業種・場面で同時多発的に起こり始めており、デジタルスキル標準*(DSS 2.0)でもデザインの考え方が全ビジネスパーソンに求められるスキルとして位置づけられつつあります。本セッションは、この変化を「デザイナーの話」ではなく「すべてのビジネスパーソンと経営の話」として捉え直す機会として企画されました。
*デジタルスキル標準(DSS 2.0)
経済産業省と独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が2026年4月16日に公表した、DX(デジタルトランスフォーメーション)を推進する人材の役割や必要なスキルを体系化した国のフレームワークです。
■ セッション概要:Designship 2026 共同セッション
セッション名:変革を支える共通言語「人間中心デザイン」― 産官学で探るHCDの可能性 ―
日時:2026年10月11日(日)14:40〜15:20
会場:東京ミッドタウン
イベント:Designship 2026
イベント主催:一般社団法人デザインシップ
本セッション:一般社団法人デザインシップと一般社団法人 人間中心社会共創機構の共同企画
詳細・参加申込:https://design-ship.jp/2026/
■ 登壇者(敬称略)

安藤 昌也(あんどう まさや)
千葉工業大学 先進工学部 知能メディア工学科 教授

高岡 綾(たかおか りょう)
ソニー株式会社 共創戦略推進部門 UX戦略推進室 Principal Engineer

山本 光彦(やまもと みつひこ)
経済産業省 商務情報政策局 情報経済課 デジタル人材政策室 調査官
■ セッションの見どころ
企業におけるHCD浸透の取り組みとその成果の事例、そしてデザインの考え方をすべてのビジネスパーソンに求められるスキルとして位置づけた最新の政策動向をもとに、HCDが人材育成や組織変革に果たす役割と可能性を探ります。産官学それぞれの視点から、これからの時代に求められるスキル、そして変化を生み出す組織づくりのヒントをお伝えします。
■ HCD基礎検定 10月31日実施回の受験申込を受付中
HCS共創機構では、人間中心デザイン(HCD)の基本的な考え方を学び、職種や組織を越えた共通理解を育む機会として「HCD基礎検定」を実施しています。次回は2026年10月31日(土)に実施予定で、受験申込はDesignship 2026直後の10月13日(火)まで受け付けています。
Designship 2026の共同セッション終了後には、会場にて受験に関する相談や質問にもお答えします。関心のある方はぜひお声がけください。
■ 関連情報:秋の2つのカンファレンスでも「人材育成」を議論
本セッションで扱う「デザインの力をマネジメントに活用できる人材の育成」というテーマは、続いて開催される2つの大規模カンファレンスでも、DXの社会実装事例とともに議論されます。これは、経済産業省とIPAを中心に、当機構も協力して実施された「デザインマネジメント人材育成に関するタスクフォース」の成果です。

〇 CEATEC 2026(2026年10月15日〈木〉11:45〜12:45/幕張メッセ)
セッションテーマ「人中心の『Transformation』で築く モビリティ社会と生活空間の未来」
1. 生活空間のフェーズフリーを実現する「Transformation」〜防災時に有効な情報サービスの考え方〜/山田邦博 氏
2. 人と技術が協調するモビリティ社会への「Transformation」/北崎智之 氏
3. AI変革人材が担うデザイン「Transformation」〜ビジネスパーソンが身につけるべき、デザインマネジメント実践スキルとは〜/山本光彦 氏
セッション詳細:https://www.ceatec.com/ja/conference/detail.html?id=3384

〇 EdgeTech+ 2026(2026年11月20日〈金〉10:15〜11:45/パシフィコ横浜)
下記の登壇者によるパネルディスカッションが予定されています。
登壇:山田邦博 氏/井手裕紀 氏/北崎智之 氏/山本光彦 氏 モデレーター:田丸喜一郎 氏
■ 一連の発信を貫くメッセージ
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HCDはAI・DX時代の「共通言語」である ― 職種や組織の壁を越えて協働するための土台。
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次代に必要なのは、デザインの力を組織変革やマネジメントに活用できる人材 ― デザイナーだけでなく、すべてのビジネスパーソンと経営層に求められるスキルへ。
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産・官・学の実践が同時多発的に立ち上がっている ― 防災・モビリティなどDXの社会実装、それを可能にする企業の全社的なHCD浸透施策、人材育成のための政策(DSS 2.0)が連動し始めている。
■ 関連団体・イベントについて
一般社団法人 人間中心社会共創機構(HCS共創機構)について
一般社団法人 人間中心社会共創機構(HCS共創機構)は、人間中心デザイン(HCD)の考え方を社会に広げ、組織や職種を越えて人を中心に価値を共創する社会の実現を目指す団体です。HCDに関する検定その他の人材育成、組織改革支援、情報発信等を通じて、企業・大学・行政など多様な主体による実践を支援しています。
Designshipについて
Designshipは、デザインに関わる実践者や企業・教育機関などが集い、デザインの現在地とこれからの可能性を共有するカンファレンスです。
CEATECについて
CEATECは、先端技術やデジタルイノベーションを通じて、産業・社会・生活の未来像を発信する展示会・カンファレンスです。
法人概要
名称:一般社団法人 人間中心社会共創機構(HCS共創機構)
所在地:〒107-0052 東京都港区赤坂4-2-12-213 ソシオメディア株式会社内
代表者:理事長 鱗原 晴彦/設立:2022年6月8日
■ 本件に関する報道関係者からのお問い合わせ先
一般社団法人 人間中心社会共創機構 事務局
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