人材派遣会社向け音声AIエージェント「ALICE」、就業直後のフォロー漏れと更新確認漏れを防ぐ新機能を9月より提供開始
人材派遣会社の担当者が抱える「立ち上がりフォロー」と「更新意向確認」の漏れを、音声AIが自動で防ぎます。就業開始日と契約満了日を入れるだけ。電話はかけず、スタッフはURLを開いて話すだけです。
音声AIの開発に特化した株式会社VODE(本社:東京都渋谷区、代表:山岡謙志)は、人材派遣会社向けの音声AIエージェント「ALICE(アリス)」において、派遣スタッフの就業開始後の定期連絡を代行する「就業後フォロー」機能の提供を、2026年9月より順次開始します。

人材派遣会社の現場では、派遣スタッフが働き始めたあとの「立ち上がりフォロー」と、契約満了前の「更新意向確認」が、担当者の業務量の都合で漏れやすい状態にあります。ALICEは、この2つの業務について、いつ実施するかの期日管理からスタッフへの聞き取りまでを音声AIが代行し、担当者には判断に必要な情報だけを渡します。派遣スタッフはメールまたはLINEで届いたURLをブラウザで開いて話すだけです。
■ 人材派遣会社の「就業後フォロー」とは
就業後フォローとは、人材派遣会社が、派遣スタッフの就業開始後に定期的に連絡を取り、就業状況・継続意向・契約更新の意思を確認する業務です。
人材派遣会社の現場では、主に次の2つのタイミングで実施されます。
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立ち上がりフォロー — 就業開始から数日〜2週間後。仕事内容が事前の説明と合っているか、通勤や職場環境に問題がないかを確認する
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更新意向確認 — 契約満了の手前。契約を更新するかどうかの意思を本人に確認し、派遣先との調整に反映する
いずれも、派遣スタッフの早期離職と契約継続を左右する重要な接点です。しかし人材派遣会社の担当者は、一人で数十名の就業者を並行して担当しながら、日々の新規対応にも追われています。その結果、就業後フォローは「必要だと分かっているのに、後回しになる業務」の代表格になっています
■ 課題 — 人材派遣会社の現場で起きている4つの「漏れ」

課題1|立ち上がりフォローの漏れ:辞める理由に、担当者が気づけない
派遣スタッフが辞めるとき、その前にはたいてい理由があります。「聞いていた仕事内容と違う」「通勤の負担が大きい」「職場の人間関係が合わない」。いずれも、就業直後に聞いていれば把握できたものです。
しかし人材派遣会社の担当者がそれを知るのは、多くの場合「辞めます」と申し出を受けたときです。その時点では、条件を調整したり、別の職場を提案したりする余地がほとんど残っていません。
課題2|更新意向確認の漏れ:契約満了日に、間に合わない
派遣契約には満了日があります。契約を更新するかどうかは、遅くとも満了の1か月前には本人の意思を確認しておく必要がある、というのが人材派遣会社の一般的な実務運用です。
ところが担当者は、数十名分の契約満了日を同時に管理しています。満了日は派遣スタッフごとにバラバラで、毎月あちこちで期限が来ます。表計算ソフトと担当者の記憶で管理している限り、いつか必ず漏れます。1件見落とすだけで、更新の機会を失うか、本人への連絡が期限ぎりぎりになります。
課題3|満了後フォローの漏れ:登録スタッフが、そのまま休眠する
派遣契約の満了は、必ずしも関係の終わりではありません。「条件が合えば続けたい」「別の職場なら働きたい」という派遣スタッフは少なくありません。
しかし満了のタイミングで次の希望条件を聞けていないと、そこで連絡が途切れます。数か月後に人材派遣会社から改めて連絡しても、電話がつながらない、すでに他社で就業している、という状態になります。本来なら次の案件につながったはずの登録スタッフが、毎年一定数こぼれ落ちていきます。
課題4|苦情把握の漏れ:言いにくいことほど、届かない
賃金が支払われていない。ハラスメントを受けている。就業中にけがをした。いずれも人材派遣会社が最も早く把握すべき情報です。派遣元には、就業者からの苦情に適切に対応することが求められています。
しかし人材派遣会社の側から定期的に聞く仕組みがないと、派遣スタッフが自ら申し出るのは簡単ではありません。結果として、問題が大きくなってから、あるいは派遣先など第三者を経由して知ることになります。
これら4つの課題は、いずれも「定期的に連絡を取っていれば拾えたはずのもの」です。かといって、就業中の派遣スタッフに勤務時間中の電話をかけるのは現実的ではありません。就業後フォローは長らく、「やるべきだと全員が分かっているのに、実行する手段がない」業務でした。
■「ALICE 就業後フォロー」が解決すること
課題1の解決|立ち上がりフォローの漏れ → 就業開始の数日後に、全員へ自動で確認
ALICEは、就業開始日から数日後を実施日として自動で提案し、その日が来たら派遣スタッフへ連絡します。仕事内容が事前の説明と合っているか/通勤の負担/職場の人間関係/このまま続けられそうかを、担当者によらず同じ内容で聞きます。
辞める理由は、退職の申し出を受けてからではなく、まだ条件を調整できる時期に担当者の手元に届きます。
課題2の解決|更新意向確認の漏れ → 契約満了日から逆算した日に、自動確認
ALICEは、契約満了日から逆算した日を実施日として管理し、その日が来たらシステムが自動で更新意向を確認します。人材派遣会社の担当者が期日を記憶しておく必要はありません。
契約満了日が派遣スタッフごとにバラバラで、数十件が並行していても、順番に実施されます。表計算ソフトと担当者の記憶で管理することをやめられます。
課題3の解決|満了後フォローの漏れ → 更新しない方から、次につながる条件を聞き出す
契約を更新しないと答えた派遣スタッフに、ALICEは理由を伺ったうえで、「条件が変われば続けられるか」「他の職場でもよいか」「希望する時給」まで確認します。
聞き取った内容は記録として残るため、連絡が途切れる前に、次の案件を提案するための材料が揃います。休眠してから改めて連絡を取り直す必要がありません。
課題4の解決|苦情把握の漏れ → 言いにくい申告を、最優先で担当者に上げます
会話の中で賃金の未払い、ハラスメント、けがなど、対応を急ぐ内容が出た場合、ALICEはエスカレーションとして最優先で起票し、担当者に通知します。
こうした申告は閲覧できる担当者を限定し、音声AIの分析対象からも物理的に除外しています。派遣スタッフが自ら言い出すのを待つのではなく、人材派遣会社の側から定期的に聞く状態をつくります。
■ こんな人材派遣会社に向いています
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担当者一人あたりの就業者数が多く、フォローが後回しになっている人材派遣会社
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契約満了日の管理を表計算ソフトと担当者の記憶で運用している人材派遣会社
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更新意向の確認漏れが実際に起きたことがある人材派遣会社派遣
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スタッフの早期離職の理由を、退職の申し出後にしか把握できていない人材派遣会社
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就業者からの苦情把握の仕組みを整えたい人材派遣会社
■ よくあるご質問
Q1. 音声AIが派遣スタッフに電話をかけるのですか?
いいえ。ALICEの就業後フォローは電話をかけません。派遣スタッフにはメールまたはLINEで招待URLが届き、ブラウザでそのURLを開くと音声AIとの会話が始まります。勤務中に着信が鳴ることはありません。
Q2. 派遣スタッフ側に、アプリのインストールなどの準備は必要ですか?
不要です。メールまたはLINEで届いたURLをブラウザで開くだけで会話が始まります。
Q3. 会話にはどのくらい時間がかかりますか?
2〜5分程度を想定しています。
Q4. 人材派遣会社の担当者が入力する項目は何ですか?
対象の派遣スタッフ、派遣スタッフの就業開始日と契約満了日、を入力します。これらから、ALICEが立ち上がりフォローと更新意向確認の実施日を提案し、日次で自動的に実施します。
Q5. 実施のタイミングは変更できますか?
できます。ALICEが提案した実施日は、人材派遣会社の担当者が自由に変更できます。
Q6. 派遣スタッフが招待URLを開かなかった場合はどうなりますか?
未実施として管理画面に残ります。担当者は実施状況を一覧で把握でき、日程を再設定できます。
Q7. AIであることは派遣スタッフに伝えますか?
伝えます。ALICEは人材派遣会社の担当者として名乗ったうえで、音声AIであることを会話の中で告げます。
Q8. どんなことを聞くのですか?
仕事内容が事前の説明と合っているか、通勤の負担、職場の人間関係、このまま続けられそうか、契約更新の意向を確認します。更新しないと答えた派遣スタッフには、条件が変われば続けられるか、他の職場でもよいか、希望する時給まで伺います。
Q9. 会話の内容はどのように記録されますか?
11項目の構造化データと通話要約として自動で記録されます。会話全文を読まなくても、継続意向・更新意向・懸念のある項目を管理画面で確認できます。
Q10. 賃金の未払いやハラスメントの相談が出た場合はどうなりますか?
最優先で起票し、人材派遣会社の担当者に通知します。こうした申告は閲覧できる担当者を限定しており、AIの分析対象からも物理的に除外しています。
Q11. AIが契約更新の確約や時給の約束をしてしまうことはありませんか?
ありません。会話の中で契約更新の確約や時給の確約を行わないよう制御しています。思想信条・宗教・健康・家族構成といった機微な事項にも触れません。
Q12. 派遣スタッフから「今後は連絡しないでほしい」と言われた場合は?
会話の中で受け付け、以降の対象から除外します。
Q13. 他の人材派遣会社のデータと混ざることはありませんか?
ありません。人材派遣会社ごとのデータ分離は、データベースの行単位で強制しています。
Q14. 既存の面談機能・掘り起こし機能との違いは何ですか?
面談機能は登録時のスタッフへのヒアリング、掘り起こし機能は休眠している登録スタッフへの再連絡を担当します。就業後フォローは、すでに就業している派遣スタッフへの定期連絡を担当します。料金体系も面談・掘り起こし(通話1件ごとの従量課金)とは別で、就業後フォローは月間の対象スタッフ数による人数課金です。
Q15. 通話料はかかりますか?
かかりません。就業後フォローは電話網を使わず、ブラウザ上の音声通話で実施するためです。
Q16. 料金はいくらですか?
通常料金は月20名まで無料、21名目から1名につき月額¥130(税込)です。有効スタッフ60名の場合、無料枠を超えた40名分=月額¥5,200が目安になります。なお、先行してお使いいただく人材派遣会社には、[6]か月間、人数の上限なく当社の負担で提供します。
Q17. LINEでも使えますか?
使えます。派遣スタッフのLINEアカウントと連携でき、連携済みの方には招待URLをLINEでお送りします。LINEから送られたメッセージを人材派遣会社側で受け取ることもできます。連携していない方にはメールでお送りします。
■ 料金プラン — 先行導入の人材派遣会社には、当社負担で無償提供します
本機能には、まだ導入実績がありません。効果を数字でお示しできない段階で費用のご負担をお願いするのは筋が通らないと考え、先行してお使いいただく人材派遣会社には、6か月間、人数の上限なく当社の負担で提供します。
実際に効果をご確認いただいたうえで、継続をご判断ください。
■ 今後の展開
Webチャットによる接触、派遣スタッフ側から任意のタイミングで相談できる常設の窓口、基幹システムとの連携強化を順次進めてまいります。
また、契約満了時に聞き取った希望条件は、2026年7月に提供を開始した「掘り起こし(再エンゲージ)」機能と組み合わせることで、次の案件のご提案につなげやすくなります。
ALICEは、人材派遣会社の業務を、登録時の面談から就業中のフォロー、契約満了後の再提案まで一つの流れで支えることを目指しています。
■ 代表コメント(株式会社VODE 代表 山岡謙志)
「『辞めます』と言われた時点で、もう打ち手はほとんど残っていません。契約更新の確認も同じで、必要だと分かっていて期日も決まっているのに、数十件が並行すると必ず漏れます——これは担当者の注意力ではなく、仕組みの問題だと思っています。
就業後フォローは、その"漏れ"をシステムに持たせるための機能です。あえて電話をやめたのは、勤務中の派遣スタッフに着信を鳴らすことが正解だとは思えなかったからです。URLを開いて2〜3分話すだけで、担当者が知っておくべきことが手元に届く。そういう形にしました。
料金についても同じ考え方で、効果をまだ数字でお示しできない段階で費用のリスクをお客様に負っていただくのは違うと思っています。先行してお使いいただく人材派遣会社には、当社の負担で提供します。うまくいくかどうかのリスクは、作った側が持つべきものだと考えています。」
■ 株式会社VODEについて
株式会社VODEは、音声AIの開発に特化した企業です。日本語での自然な音声対話を実現することを事業の中心に置き、音声認識・応答生成・音声合成をつなぐ音声処理基盤を自社で開発・運用しています。
とくに注力しているのが、会話の「間合い」です。人と人の会話では、相手が話し終わるタイミングを予測し、適切な位置で相槌を打つことで、自然なやり取りが成立します。VODEは、この話者交代の予測と相槌のタイミングを日本語の会話に合わせて作り込むことで、音声AIとの会話の負担を下げることに取り組んでいます。
現在は、人材派遣会社向けの音声AIエージェント「ALICE(アリス)」を提供しています。登録時の面談、休眠登録スタッフへの掘り起こし、就業後フォローという、人材派遣会社が電話や対話で行ってきた業務を音声AIで支えています。
会社概要

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会社名 |
株式会社VODE |
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設立 |
2026年5月 |
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代表者 |
山岡謙志 |
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所在地 |
東京都渋谷区神宮前6丁目23番4号 桑野ビル2階 |
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事業内容 |
音声AIの開発・提供 |
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サービスサイト |
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コーポレートサイト |
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