日本と韓国における英語力が給与に与える影響
英語力のある女性の給与は国の平均給与を大幅に超える結果に
日本と韓国における英語力が給与に与える影響
-英語力のある女性の給与は国の平均給与を大幅に超える結果に-
グローバル企業向けに管理職、プロフェッショナル人材の採用支援サービスを提供しているエンワールド・ジャパン株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:クレイグ・サフィン)は、本日、日本および韓国における、給料と英語力の関係についての調査結果*を発表いたしました。この結果、40代以上の英語力のある人材の平均給与は国内平均の2倍以上になる調査結果が得られました。
- グローバル化の影響を受け、英語力のある人材の年収水準は依然高い傾向に
先日国税庁より発表された民間給与実態統計調査によると、2012年のサラリーマンや役員、パート従業員の平均年収は408万円と前年度より1万円下落傾向にあり、過去の水準に比べても低い水準にあります。また韓国も、他国と比較した際の失業率は低い水準にあるものの、多くの大学卒業者が就職難にあえいでいるとも伝えられており、就業環境は厳しい状況にあります。
一方で両国ともに経済のグローバル化がさらに加速しており、バイリンガル人材への需要は根強くあります。そこで、この度en world®が、日本語もしくは韓国語がネイティブレベルで、英語力を有している候補者(求職者)の平均給与を調査したところ、両国ともに20代で約1.5倍、30代で約1.7倍、40代以上では2倍以上の給与水準となることが分かりました。
- 英語力のある女性の年収は国の平均年収を大きく上回る
男女別の平均を見たところ、2か国ともに男女間での年収格差は以前見られるものの、英語力のある女性はいずれの国においても、平均年収を大きく上回ることが分かりました。
この結果を受けて、en world group代表 兼 en world Japan代表取締役社長クレイグ・サフィンは「アベノミクスにおける成長戦略のひとつに、人材戦略がありますが、今回の調査はグローバル化と女性活用の未来を象徴していると思います。日本国内では少子高齢化により労働力人口のひっ迫が伝えられていますが、企業のグローバル化を牽引し、且つ雇用の多様性を確保する上で、女性の労働力活用は欠かせないものです」と述べています。
en world Korea代表のサイモン・キムは「歴史上初の女性大統領が誕生し、今後は管理職や重要な役職において、より多くの女性の活躍する社会になっていくでしょう。また企業がグローバルに成長していくためには、今日組織のダイバーシティは欠かせない要素となっています」と述べています。
今後もen worldは、グローバルに活躍する人と企業、また女性の社会進出について、人材採用という観点から貢献してまいります。
en worldについて
en worldはグローバル企業向けに管理職、プロフェッショナル人材の採用支援を行う人材紹介会社です。en world Japanの前身であるウォールストリートアソシエイツ株式会社は、日本で1999年に金融、財務を専門分野とする人材会社としてスタート。設立以来、多くのグローバル企業の採用活動をサポートしてきました。ビジネス拡大のため、ウォールストリートアソシエイツは2010年にインターネット求人広告のリーディングカンパニーであるエン・ジャパン株式会社のグループ企業となり、2012年4月にはウォールストリートアソシエイツから、en world Japanへ社名変更いたしました。現在は、日本国内(東京、神奈川、名古屋、関西)のほか、シンガポール、香港、韓国、オーストラリア(Calibrate Recruitmentとして運営)、ベトナム(Navigos Searchとして運営)でもビジネスを展開しています。
*en worldに2013年8月時点で登録しているバイリンガルの候補者、4,085名を対象に調査。雇用形態は、正社員、契約社員、派遣社員を含む。
*en worldはエン・ジャパン株式会社の登録商標です。
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