熱電排熱発電システムコンセプトモデルを CESに出展
世の中に無い新しい商品の受託を世界で目指す
CES(Consumer Technology Association Tech Event)
会期: 2024年01月09日 ~ 2024年01月12日
開催地: ラスベガス (米国 )
当団体の会場: ユーリカパーク Venetian Expo 1F 、HALL G
当団体ブース: No.62032(JAPAN TECH内)
今回のモデルは株式会社最上インクス、株式会社グローヴ、株式会社イーエル・オカモト、株式会社ジーマックスの4社が中心で開発
一般社団法人京都試作ネット(所在地:京都市下京区、代表理事:佐々木智一)は、熱電モジュールを使用した排熱発電システムのコンセプトモデルをアメリカ ラスベガスで行われる展示会 CES(コンシューマエレクトロニクスショー)に出展をいたします。当団体としては初めてのCESへの出展となり,日本の特定地域・産業の非営利団体が参加するのは非常に珍しいことと言えます。
今回はメンバー企業の得意な技術を持ち寄って今年(2023年)開発した排熱発電システムを出展いたします。排熱発電システムはパイプと外気の温度差を利用して発電するシステムです。発電量は微小ながらも、熱源が確保できれば、半永久的に使用できることが長所となります。当団体では、既存の部材、技術を使用すること、及び性能と効率を追い求めないことで、システム全体のコストを減らし、より手軽に導入できるようにしました。なお、当商品は各社の電気制御、IOT、金属加工、熱電技術を持ち寄ったものです。
また今回は、この排熱発電開発を例に、お客様が持っている様々なアイデアや技術を実現する「コンセプトモデル制作(機能試作)受託サービス」の受注を目指します。当サービスの主要顧客は、世界のスタートアップや企業のイノベーション部門を想定しており、コンセプトモデル制作を通じ、日本のモノづくり技術を活かした、世の中には無い新しい商品を世界に送り出すことを目標としています。
京都試作ネットは2001年に京都府の中小金属加工企業が共同で立ち上げたネットワークであり、「京都を試作の一大集積地にする」をビジョンに、近年は金属加工だけではなく、電気・電子部品、設備・完成品の設計、外観デザインまで幅広く対応をしています。当団体は、加盟企業間の連携が強みで、小ロットでの試作を中心に、お客様から持ち込まれる「社会的課題」や「お困りごと」に対し、お互いの得意分野を活かし、優れた解決策を提供しています。
なお、加盟企業3社(HILLTOP株式会社、JOHNAN株式会社、株式会社ジーマックス)が個別に隣接したエリアに出展し、京都試作ネットエリアを形成いたします。HILLTOPは、昨年6月に発表した世界で初めて量産技術を確立したアモルファス積層コアモーターを出展いたします。EV、ドローンやエアコンなどで使用可能な製品です。JOHNAN社は、ストレッチャブル基板を展示いたします。紙などの柔らかい素材の上にも実装できる画期的な技術です。ジーマックスは、昨年に新発売した大容量ペルチェモジュールを展示いたします。今まで素子よりも2倍の冷却性能を誇ります。
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