創業約400年、伝統的工芸品「甲州印伝」の技を進化させて実現 キース・ヘリング作品とのコラボレーション印伝シリーズを発表
-アートの力を込めた、印傳屋史上最もポップな印伝が誕生!-
天正十年(1582 年)の創業以来、鹿革に漆などで模様を描く伝統的工芸品「甲州印伝」を製造販売する 株式会社 印傳屋 上原勇七(本社:山梨県甲府市、代表取締役社長:上原重樹、以下印傳屋)は、アメリカが生んだ著名ポップアーティスト、キース・ヘリングのアートを再現した印伝を今秋、数量限定で発売します。
■キース・へリング アートの再現を可能とした、伝統技の革新
「甲州印伝」の漆付けと更紗の伝統技で、いかにキース・ヘリングのアートを再現し、アートから発する力を感じられるよう仕上げていくか。その実現のために、これまでの印伝にはなかったヴィヴィッドな色彩表現と、アートのタッチを忠実に表現する方法を試行錯誤し、着想より一年を経て「甲州印伝」とキース・ヘリング作品とのコラボレーションシリーズが完成しました。
キース・ヘリングの象徴的なアートのひとつ “barking dog” で構成。アウトラインを漆付けで描き、その中に鮮やかなレモンイエローの更紗を施したものと織り交ぜました。さらに地の鹿革の色合いをロイヤルブルーにすることで発色を強調。これまでの色彩表現の概念から脱し、かつてないヴィヴィッドな世界を目指したことで、キース・ヘリングのアートが発する活力を感じられる印伝に仕上がりました。
■第2弾〈INDEN-YA “Keith Haring collection vol.2” 〉11/27(土)発売
ニューヨークの地下鉄駅構内でチョークを手にアーティスト活動を始めたキース・ヘリング。その原点が感じられるよう、黒の鹿革にそれぞれのアイコンのアウトラインを白の更紗で忠実に再現しました。また、艶やかに多様な表情をみせる白漆でところどころにアクセントを加え、エネルギーに満ち溢れたキース・ヘリングの世界を感じられる印伝が誕生しました。
■コラボレーションにあたって
伝統は受け継ぐだけでなく、新たな感性をもって時代と人々に寄り添い進化していく。--その信念をもって、 創業以来、常に新たな印伝を追求してきた中でも、キース・ヘリング作品とのコラボレーションは極めて斬新な ものです。日本の伝統的工芸品にポップアートを融合させるに至ったのは、印傳屋のこんな想いからでした。
「甲州印伝」とは、甲州(山梨県)で400年以上にわたり伝承されてきた、鹿革に漆で模様を描く経済産業大臣指定の伝統的工芸品です。 印傳屋は天正十年(1582 年)に創業。戦国時代、上原家が武田家の家臣として武具や陣羽織をつくり始めたことに由来します。
江戸時代、粋を競い合う人々の間では、鹿革でつくられた巾着や莨入(たばこいれ)などがもてはやされるようになり、遠祖上原勇七は、鹿革に撥水性をもたらす漆を塗り、人々が永く使えるよう工夫を施しました。これが「甲州印伝」の始まりとされています。やがて江戸小紋などの模様を漆で付け、装飾性を高めた印伝をつくりだします。模様には人々の自然に寄せる想いや、吉祥の願いが込められているもの、そうした模様を印伝の巾着や莨入などに施すことで、縁起を担いだり、粋を愉しんだりして、人々に印伝は愛用されていきました。
印傳屋は創業以来、独自の技法と人々に受け継がれる模様の文化を大切にしつつ、人々の心に寄り添うものは何かをつねに考え、甲州印伝の伝統を進化させています。
印傳屋公式サイト(https://www.inden-ya.co.jp/)
「甲州印伝」の漆付けと更紗の伝統技で、いかにキース・ヘリングのアートを再現し、アートから発する力を感じられるよう仕上げていくか。その実現のために、これまでの印伝にはなかったヴィヴィッドな色彩表現と、アートのタッチを忠実に表現する方法を試行錯誤し、着想より一年を経て「甲州印伝」とキース・ヘリング作品とのコラボレーションシリーズが完成しました。
シリーズは2種類。いずれもキース・ヘリングのアイコニックなアートをモチーフとし、受け継がれる漆付けと更紗の技法によってこれまでにないポップな印伝に仕上がりました。第1弾は10月30日(土)から、第2弾は11月27日(土)から印傳屋直営店・公式オンライショップにて発売します。
- 鹿革と漆の「甲州印伝」だから感じられるもの。
鹿革は人肌に最も近いとされ、使い込むほど手になじむやわらかな素材。そこに模様を描く漆は、時がたつほど色艶が冴え、光沢に深みが増すものです。印傳屋はその組み合わせを生み出し、四百年以上に渡って技を磨き続けてきました。今回、「甲州印伝」の技で表現した世界初のキース・ヘリングアート。漆の艶やかな盛り上がりや、更紗と漆の取り合わせによる豊かな表情など、印伝ならではの味わいをその手で感じてみてください。
キース・ヘリングの象徴的なアートのひとつ “barking dog” で構成。アウトラインを漆付けで描き、その中に鮮やかなレモンイエローの更紗を施したものと織り交ぜました。さらに地の鹿革の色合いをロイヤルブルーにすることで発色を強調。これまでの色彩表現の概念から脱し、かつてないヴィヴィッドな世界を目指したことで、キース・ヘリングのアートが発する活力を感じられる印伝に仕上がりました。
■第2弾〈INDEN-YA “Keith Haring collection vol.2” 〉11/27(土)発売
ニューヨークの地下鉄駅構内でチョークを手にアーティスト活動を始めたキース・ヘリング。その原点が感じられるよう、黒の鹿革にそれぞれのアイコンのアウトラインを白の更紗で忠実に再現しました。また、艶やかに多様な表情をみせる白漆でところどころにアクセントを加え、エネルギーに満ち溢れたキース・ヘリングの世界を感じられる印伝が誕生しました。
■コラボレーションにあたって
伝統は受け継ぐだけでなく、新たな感性をもって時代と人々に寄り添い進化していく。--その信念をもって、 創業以来、常に新たな印伝を追求してきた中でも、キース・ヘリング作品とのコラボレーションは極めて斬新な ものです。日本の伝統的工芸品にポップアートを融合させるに至ったのは、印傳屋のこんな想いからでした。
”コロナで世の中が一変してしまった。技術も社会も発達した現代にも関わらず、私たちはまだまだ長いトンネルにいる。キース・ヘリングのアートが生まれたのも、80年代アメリカが景気低迷や人種差別、エイズ感染拡大など様々な社会課題を抱えはじめた時代。混沌とした世の中で、活力に溢れたキース・へリングアートの出現は人々の力になったことで しょう。そうしたパワーを、印伝のような日々手にする物から感じることができたら。今の暮らしの中に、印伝を通じて少しでも光を感じる瞬間をお届けできればと願っています。”
Keith Haring キース・ヘリング(1958-1990)は世界的に有名なアーティスト、フィルムメーカー、パフォーマー、ミュージシャンの一人です。彼の作品は1980年代のアーバンストリートカルチャーを代表するものでした。地下鉄の車両に描かれたグラフィティアーティストの表現に影響を受け、ヘリングは使用されていない広告板を覆う為に使われていた黒い紙に白いチョークで絵を描き始めました。地下鉄に絵を描いたことで、彼の作品が様々な人々の目に留まっただけでなく、彼自身によると、そこはやがて彼のアイデアを試す「研究所」となりました。1980年という早い時期から、ヘリングは世界中のギャラリーや美術館で展示を始めましたが、識字率向上キャンペーンやエイズ対策を含む公共のプロジェクトにも参加し続けていました。 Keith Haring Foundation. www.haring.com. Licensed by Artestar, New York. |
■甲州印伝・印傳屋について
「甲州印伝」とは、甲州(山梨県)で400年以上にわたり伝承されてきた、鹿革に漆で模様を描く経済産業大臣指定の伝統的工芸品です。 印傳屋は天正十年(1582 年)に創業。戦国時代、上原家が武田家の家臣として武具や陣羽織をつくり始めたことに由来します。
江戸時代、粋を競い合う人々の間では、鹿革でつくられた巾着や莨入(たばこいれ)などがもてはやされるようになり、遠祖上原勇七は、鹿革に撥水性をもたらす漆を塗り、人々が永く使えるよう工夫を施しました。これが「甲州印伝」の始まりとされています。やがて江戸小紋などの模様を漆で付け、装飾性を高めた印伝をつくりだします。模様には人々の自然に寄せる想いや、吉祥の願いが込められているもの、そうした模様を印伝の巾着や莨入などに施すことで、縁起を担いだり、粋を愉しんだりして、人々に印伝は愛用されていきました。
印傳屋は創業以来、独自の技法と人々に受け継がれる模様の文化を大切にしつつ、人々の心に寄り添うものは何かをつねに考え、甲州印伝の伝統を進化させています。
印傳屋公式サイト(https://www.inden-ya.co.jp/)
INDEN-YA “Keith Haring collection” のお求めはこちら 印傳屋 直営店印傳屋 直営店 本店 山梨県甲府市中央 3-11-15 TEL.055-233-1100 青山店 港区南青山 2-12-15 1F・2F TEL.03-3479-3200 心斎橋店 大阪市中央区博労町 3-6-7 TEL.06-6243-5800 名古屋御園店 名古屋市中区栄 1-10-21 TEL.052-265-6633 印傳屋公式オンラインショップ https://inden-ya.shop/ |
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザーログイン既に登録済みの方はこちら
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像