Tsubame-Sanjo Factory Museum「燕三条 工場の祭典」による燕三条エリア初の展覧会 開催期間 2021年10月1日(金)〜17日(日)

燕三条およびその周辺エリアの工場を開放してものづくりの現場を体感するイベント「燕三条 工場の祭典」は、廃工場を舞台に、展覧会「Tsubame-Sanjo Factory Museum」を開催します。

本展はかつて燕三条の工場でも使用されている研磨機を製造していた廃工場跡(旧 野水機械製作所 工場)を舞台に、職人の技術に よる高品質な製品、燕三条の歴史文化、「燕三条 工場の祭典」の歩みなどを展示紹介するものです。
これまで、ものづくりの現場を開放し、一般の方々に工場の見学や作業の体験するイベントを開催してきた「燕三条 工場の祭典」ですが、会期外には東京をはじめ、アジアやヨーロッパの各都市で燕三条のものづくりの魅力を伝える展覧会を行ってきました。
今回ははじめて燕三条で展覧会を開催し、これまでの集大成となる内容を地域の皆様にご覧いただく機会を目指します。
なお会期中はライブ配信によるギャラリーツアーを実施し、会場にお越しいたくことが難しい方や遠方の方にもお楽しみいただけるコンテンツを用意いたします。
本展が燕三条の未来に向け、地元の皆様と燕三条のものづくりの力や歴史を見つめ直す機会となれば幸いです。

 

メインビジュアル  PHOTO:「燕三条 工場の祭典」実行委員会メインビジュアル PHOTO:「燕三条 工場の祭典」実行委員会


開催概要
タイトル:Tsubame-Sanjo Factory Museum(燕三条 ファクトリーミュージアム)
会期:10月1日(金)~17日(日)
会場:新潟県三条市西大崎1-1-18(旧野水機械製作所)
開館時間:10:00〜20:00
休館日:火曜日
主催:「燕三条 工場の祭典」実行委員会

事前予約制を予定しています。ご予約方法については9月以降にSNSなどでご案内いたします。

「燕三条 工場の祭典」ウェブサイト & SNS
Website. http://kouba-fes.jp
Facebook. https://www.facebook.com/koubafes
Instagram. https://www.instagram.com/koubafes/
Twitter. https://twitter.com/koubafes

開催の背景
各地で開催した展覧会
これまで「燕三条 工場の祭典」実行委員会は、イタリア・ミラノ、イギリス・ロンドン、シンガポール、台湾・台北、そして東京をはじめとする多数の都市で展覧会を開催し、燕三条のものづくりの歴史と文化を伝えてきました。国内外での展覧会を通し、その歴史とものづくりは高く賞賛されてきました。

燕三条エリアでの開催の経緯
展覧会の評価を通し、地元の方々にもその素晴らしさや評価を伝える機会を設けたいと計画を続けてきました。そのなかで新型コロナウイルスの感染拡大が起こり、従来の一般の方々を工場に案内するイベントの開催は難しくなりました。新たな取り組みを模索するなか、かねてより目標であった凱旋展の開催を行うに至りました。

会場について
本展は燕三条のものづくりを支えてきた工場を舞台とします。都心部では難しい廃工場という舞台は、かつては燕三条の工場でも使用されている研磨機を製造していた場所です。移転により空き工場となった、2,000m²超の広さ、6m超の天井高をもつ、迫力のある空間に新たな価値を生み出します。

燕三条の未来に向けて
本展開催にあわせ、この地の未来を担う若者への働きかけを予定しています。小中高校の学級単位による見学ツアー、企画展の制作に携わるワークショップの企画などで、本展を通じて地域産業を学ぶ機会の創出を目指します。その機会は地域活性の可能性を生み出すものとなることでしょう。地域の未来に目を向け、「燕三条 工場の祭典」は時代に寄り添う新たな地域発信へとアップデートを続けてまいります。

メインビジュアルについて
本展の会場となる広大な廃工場に、ふたりの職人がピンクのラインを引き入れる姿をメインビジュアルとしました。稼働時の記憶を遺す場に引き込んだ太い一筋のピンクラインは、「燕三条 工場の祭典」のアイデンティティであるピンクストライプに発展する最初の一本であり、これから作り上げていく展覧会への強い意思を示すものです。ふたりの職人は燕三条を象徴する製品をつくる師弟の関係にあります。熟練した技術をもつ名工から見習いの若手まで、職人たちが世代や立場を超えて力を合わせ燕三条の未来を築く姿を表現しています。


「燕三条 工場の祭典」海外での展覧会

“Tsubame-Sanjo Factory Festival” SHARING DESIGN by Milano Makers内(2014年 ミラノデザインウィークにて)Photo:Takumi Ota“Tsubame-Sanjo Factory Festival” SHARING DESIGN by Milano Makers内(2014年 ミラノデザインウィークにて)Photo:Takumi Ota

燕三条 工場の祭展 ‒ 産地のプロセス (2015年 東京 AXIS GALLERYにて) PHOTO:「燕三条 工場の祭典」実行委員会 燕三条 工場の祭展 ‒ 産地のプロセス (2015年 東京 AXIS GALLERYにて) PHOTO:「燕三条 工場の祭典」実行委員会

工藝現場 Crafts LIVE(2017年 台湾 台北 「台湾文博会」にて) PHOTO:「燕三条 工場の祭典」実行委員会 工藝現場 Crafts LIVE(2017年 台湾 台北 「台湾文博会」にて) PHOTO:「燕三条 工場の祭典」実行委員会

BIOLOGY OF METAL:METAL CRAFTSMANSHIP IN TSUBAME-SANJO(2018年 イギリス ロンドン ジャパン・ハウス ロンドンにて) PHOTO:「燕三条 工場の祭典」実行委員会 BIOLOGY OF METAL:METAL CRAFTSMANSHIP IN TSUBAME-SANJO(2018年 イギリス ロンドン ジャパン・ハウス ロンドンにて) PHOTO:「燕三条 工場の祭典」実行委員会

Designers’ Saturday 2018(2018年 スイス ランゲンタールにて) PHOTO:「燕三条 工場の祭典」実行委員会 Designers’ Saturday 2018(2018年 スイス ランゲンタールにて) PHOTO:「燕三条 工場の祭典」実行委員会

ROOTS OF METALCRAFT:Tsubame-Sanjo, Niigata, Japan(2020年 シンガポール Nanyang Academy of Fine Arts にて) PHOTO:「燕三条 工場の祭典」実行委員会 ROOTS OF METALCRAFT:Tsubame-Sanjo, Niigata, Japan(2020年 シンガポール Nanyang Academy of Fine Arts にて) PHOTO:「燕三条 工場の祭典」実行委員会


「燕三条 工場の祭典」とは
2013年より、金属加工の産地である新潟県燕三条地域とその周辺地域の工場が一斉に場内を開放し、ものづくりの現場を見学体験できるイベント「燕三条 工場の祭典」が始まりました。毎年10月の4日間、私たちは“開け、 工場!”をキャッチフレーズに、ものづくりを行う「工場」、農業を営む「耕場」、それらの物品を購入できる 「購場」という3つのKOUBAを開放してきました。2019年には、100を超えるKOUBAが参加するイベントへ成長し、会期期間外でも“365日、ものづくりの現場に触れ、見学できる地域となる”という目標を掲げております。現在は年間を通じ20を超える企業の工場見学が可能となりました。
 

燕三条の風景(信濃川)PHOTO:「燕三条 工場の祭典」実行委員会燕三条の風景(信濃川)PHOTO:「燕三条 工場の祭典」実行委員会

 

工場の風景 PHOTO:「燕三条 工場の祭典」実行委員会工場の風景 PHOTO:「燕三条 工場の祭典」実行委員会

工場の見学風景 PHOTO:「燕三条 工場の祭典」実行委員会工場の見学風景 PHOTO:「燕三条 工場の祭典」実行委員会



燕三条地域について 

暮らしを支える職人の街
日本の国土さながら、南北に長い新潟県のほぼ中央に位置する燕三条。燕市と三条市の二市からなるこの地域に横たわる、日本で最も長い川である信濃川。万葉の時代から人々に愛された信濃川は肥沃な土地を育て、古くから農耕を支えてきました。この農業を起点に燕三条では工業や商業が発展し、世界有数の「ものづくりのまち」として知られるようになります。

農業から工業へ
江戸時代の和釘づくりが燕三条の転機となります。この地域を流れる信濃川は、燕三条付近で急に緩やかになるため、この地に暮らす農民は頻発する洪水の度に苦悩を強いられました。そこで農作業の副業として和 釘製造が推奨され、それが根付いたとされています。やがて越後で新田開発が盛んになると三条では開墾用農機具の 製造へと発展。さらに大工道具や包丁などの刃物鍛冶へと転換していきます。一方、江戸時代に鎚起銅器の製法が伝えられた燕は、早くから和釘鍛冶は銅器などの加工業へと移行します。大正時代には金属洋食器の生産が盛んになり、現在につながる金属加工の一大生産地へと発展をみせました。工業化が進んだいまも、両市には鍛冶や鎚起を始めとする伝統的な技法を受け継ぐ職人が多く活躍します。

日本各地に届けられた燕三条製品
明治初期、海運が栄えた新潟県は日本一の人口を誇るほどの繁栄を見せました。越後平野の中心で河川が合流する三条は物資の集散地として発展し、金物商人が日本全国に燕三条製品を届けるよう になります。こうして燕三条の優れた金属製品が日本中へと知れ渡るようになりました。燕三条はいまも、人口比率に対して日本でもっとも社長が多い街といわれます。それは家族経営や数人程度の社員による小規模な企業が、刃物や金属洋食器などの金属製品を中心に多種多様な製品を作り出すからに他なりません。古くから日本の暮らしを支え てきた燕三条の「ものづくり」は、農工商の綿密なつながりにより支えられています。


新型コロナウィルス対策について
本イベントは、検温、消毒、換気、ソーシャルディスタンスなどを徹底し、新型コロナウィルス感染防止への取り組みを行なった上で開催いたしますが、開催時の状況により、中止もしくは延期の可能性がございますことをご了承ください。
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