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学校法人 河合塾
会社概要

2020年度から始まる大学入試改革、これから受験に挑む”新入試世代”の意識調査を実施

改革の認知度、未だ50%以下という結果に! ~2人に1人は「志望校の選択に影響する」と不安も示唆~

学校法人 河合塾

学校法人 河合塾(本部所在地:名古屋市千種区)は、2020年度から始まる大学入試改革を受けて現中学1年生~高校2年生の男女500組、同一の親子を対象に「2020年度大学入試改革に関する意識調査」を行いました。

 

 2020年度からスタートする大学入試改革の内容について、これまで様々な情報が出てきてはいるものの、具体的に何がどう変わるのかを完全に理解することは、一般の方々にとっては少し難しい部分もあります。
 該当世代である中学・高校生はもちろん、保護者の方々も一体どんな対策を立てれば良いのか、何を知っておくべきなのかなど、不安になられている方も多いのではないでしょうか。
 今回の調査では、2020年度以降に大学受験を予定している“新入試世代”である受験生や保護者の方を対象に、具体的な情報収集の手段から対策への意識、現時点で感じている不安やどんな影響があるかなど、リアルな実情を聞いてみました。

調査結果の要旨は以下の通りです。


■調査サマリー
大学入試改革の内容を「具体的に知っている」子供は全体の50%以下
 ただし、志望大学のレベルが高い親子ほど認知度は高く、情報収集も積極的に行っている傾向に

70%以上の親子が大学入試に「不安」であり、特に「英語の試験対策」にハードルを感じている

試験問題の形式が変わるというだけで、2人に1人が「志望校の選択に影響する」と回答


 【調査概要】
調査期間  :2018年5月26日~5月31日
調査方法  :インターネット調査
調査対象  :大学受験を予定している中学1年生~高校2年生の男女、同一の親子
サンプル数 :n=500
大学受験を予定している中学1年生~高校2年生の各学年n=100(男女でn=50ずつ)の均等割付にて回収。

■調査詳細
トピック①
大学入試改革の内容を「具体的に知っている」子供は全体の50%以下
ただし、志望大学のレベルが高い親子ほど認知度は高く、情報収集も積極的に行っている傾向に


 2020年度から始まる大学入試改革に対する該当世代の認知度、および情報収集の手段について実態を調査しました。
 「2020年度に大学入試改革により入試が変わる(センター試験廃止など)ことを知っていますか?」という質問をしたところ、「知っている」と回答した親は59.2%であるのに対し、当事者である子供に関しては49%と、全体の半分以下しか認知していないという結果になりました。[図1]大学入試改革に関連するニュースが報道されている数に比べると、意外にも認知度がまだまだ低い状況にあることがわかります。

 Q.2020年度に大学入試改革により入試が変わる (センター試験廃止など)ことを知っていますか?

〈親子別〉
[図1]


 ただし、旧帝大志望者の親子においては70%以上(親:76.4%、子:81.1%)が大学入試改革について「知っている」と回答しています。また、医学部志望の親子に関しても比較的数値が高いことから、難易度の高い大学を志望する親子ほど認知度が高いことがわかります。[図2]

〈志望校別〉
[図2]

 

 



 また、情報収集の有無やその手段についても見てみました。

 「大学入試や高校・大学進学について、情報収集はしていますか?」という質問に対して、全体では親の53.8%、子の56.8%が「情報収集をしていない」と回答しています。[図3]特に子供に関しては高校生になってから情報収集をし始める傾向にありますが、2020年度の大学入試改革を初めて迎える現高校1年生でさえも「積極的に情報収集をしている」のは約半数程度という結果になっています。[図4]

Q.大学入試や高校・大学進学について情報収集はしていますか?

〈親子別〉
[図3]

〈学年別〉
[図4]

 


 しかし、旧帝大の志望者に関しては、「積極的に情報収集をしている」と回答する親が34.5%、子供が37.7%[図5]となっており、図3で分かるように同様の行動をとる親子の割合が16%程度ということも踏まえると、非常に高い割合であると言えます。このことからも、やはり難易度の高い大学を志望する親子ほど情報収集にも力を入れていることがわかります。

〈志望校別〉
[図5]

 



具体的な情報収集の手段としては、特に「塾や予備校の説明会」や「学校の説明会」を利用する親子が多く、WEBよりも実際の現場や人を通した情報が信頼されているということがわかります。[図6]

Q. 主な情報源は何ですか?(複数回答)

[図6]




トピック②
70%以上の親子が大学入試に「不安」であり、特に「英語の試験対策」にハードルを感じている

 次に、大学入試改革が行われることに対する不安要素や、対策意識について調べてみたところ、全体の70%以上の親子(親:77.8% 子供:71.6%)が大学入試改革に「不安」を感じると回答しています。[図7]

Q. 2020年度から始まる大学入試改革に向けて不安の程度を教えてください。

[図7]


 また、具体的な不安要素に関しては、「入試に対して十分な情報収集・対策が出来ているか」や「漠然とした不安」などが上位に上がっており、こちらも図3で分かるように、十分な情報収集が出来ていないことが起因していると推測できます。さらにそれ以外に親子で共通した不安要素として挙がっていたのが「英語」です。[図8]

[図8]


 また、「英語について不安を感じる理由は何ですか?」という質問をしたところ、「学校の授業と入試問題のギャップ」(親子ともに47%)や、「英検やTOEIC等外部試験の必要性」(親:40.4% 子供:35%)という回答が多く見られました。[図9]

Q. 英語について不安を感じる理由は何ですか?(複数回答)

[図9]



 さらに、大学入試改革に向けて親が教育現場に期待することの第1位には「スピーキングを含む英語力の強化」(67.0%)が挙げられています。大学入試改革後の英語試験では「読む」「聞く」に加えて、「話す」「書く」という能力が求められますが、その中でも特に「話す」力について学ぶ必要性を感じており、その部分のサポートを教育現場に求めていることもわかりました。[図10]

Q. あなたが大学入試改革に向けて、教育現場に期待することは何ですか?

[図10]


 また、「学校以外でも英語の勉強をする必要性がある」と感じている親子も70%以上(親:75.8% 子供:73.6%)いることがわかりました。試験形式が変わるだけなく、求められる技能も多様化するなど、学習の負担が増える英語に関しては、学校以外の外部機関に強くサポートを求めていることがわかります。[図11]

Q. 学校以外でも勉強する必要があると感じていますか?

[図11]



トピック③
試験問題の形式が変わるというだけで、2人に1人が「志望校の選択に影響する」と回答

  次に大学入試改革が与える影響について調べてみました。
 「2020年度に大学入試が変わることで、志望高校や志望大学の選択に影響しますか?」という質問をしたところ、親で52%、子供で50.8%が「影響する」と回答しており、実に2人に1人が志望校への影響を感じているという結果になりました。[図12]

大学入試改革の内容を具体的によく知らない、不安を感じるという人が多いからこそ、試験問題の形式が変わるというだけでも、自分の進路に対して大きな影響を感じているのかもしれません。

 Q. 2020年度に大学入試が変わることで、 志望高校や志望大学の選択に影響しますか?

[図12]

 



<河合塾からのメッセージ>
大学入試が改革されることで、2人に1人が「志望校の選択に影響する」と回答しています。これは、裏を返せば新しい入試への不安が大きいというあらわれかもしれません。大学入試改革の内容が具体的にわからないため、漠然とした不安が募り、志望校への影響にまで発展しているケースも少なからずあるでしょう。将来につながる志望校の選択はとても大切です。漠然とした不安に振り回されるのではなく、本当に行きたい大学、なりたい将来を実現するために、正確な情報を積極的に入手し、早めに対策することが必要です。河合塾では新入試の情報を特別講演会やホームページにて随時発信して参りますので、ぜひご覧ください。

【特別講演会】https://www.kawai-juku.ac.jp/event/spc/oyako/unvexam/
【新入試Navi】https://www.kawai-juku.ac.jp/exam-info/cnt/exam-correct/

 

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愛知県名古屋市千種区今池2-1-10
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河合 英樹
上場
未上場
資本金
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設立
1933年11月
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