【無料モニター募集】「育休の意味と結果」が変わる/マドレボニータの復職支援プログラム「産前講座」オンライン版リリース
「産育休入り前」のインプットで育児休業中から復職のために心身と環境をつくる
特定非営利活動法人マドレボニータ(東京都渋谷区、理事長 吉岡マコ)は、企業の女性活躍を推進する「復職支援プログラム」のメニューの一つ「復職を見据えた育休活用講座(産前講座)」にパソコンやスマートフォンなどで視聴できる「オンライン版」を加え、リリースしました。また、導入検討企業担当者を対象とした無料モニターも募集します。
- 「オンライン版」提供開始にあたり、企業の担当者を対象とした無料モニターを募集します
【対象】企業・NPOなど法人の人事・人材開発・ダイバーシティ推進部門の責任者・担当者の方で従業員向け施策の導入検討のお立場にある方で、終了後の簡単なWEBアンケートに回答いただける方。
※モニター申込時に入力いただいた個人情報は、モニター実施に必要な連絡(視聴方法のご案内など)および関連するサービスのご案内以外には使用いたしません。 |
- 特定非営利活動法人マドレボニータの復職支援プログラムについて
マドレボニータの復職支援プログラム: https://www.madrebonita.com/reinstatement-program
企業から社員へのサポートが手薄になってしまう「育児休業中」にフォーカスし、「産育休入り前」からスタートするのが特徴です。以下の2つのメニューで構成されています。
1.産前講座*:「復職」を見据えた育休中の過ごし方について知る
…出産前に当事者である妊娠中の女性、カップル(夫婦)が中心に受講。
2.産後ケア教室:体と心の産後ケアで復職の土台作りをする
…出産した女性社員が育児休業前半(出産後2−6ヶ月)のうちいずれかの1ヶ月間、「マドレボニータの産後ケア教室(4回コース)」をお住まいの地域で受講(受講料を導入企業が負担/対象者には男性社員の配偶者を含めることも可能)。
復職に必要な体力を取り戻し、メンタルを安定させ、復職後まで励まし合える仲間を得て、夫婦の協力体制を築くことでモチベーション高く職場復帰することを目指します。
※1と2のセットでの導入を推奨しておりますが、いずれか片方の導入も可能です。
- *産前講座とは
◆目的
・出産や育児の仕事への影響を女性社員自身と周りの関係者が相互理解し全社的な協力体制を構築する
・産育休取得者が適切な産後ケアに取り組むことで休業中を復職の準備期間として有効に活用し、心身健やかに、モチベーション高く復職することをサポートする
・男性育休取得率アップを目指す企業は、男性育休取得や取得した育休の有効活用促進にも活用可能
◆特徴
・産休入り前〜産育休中〜復職までに出産する女性とパートナー及び関係者が実践できる具体的なノウハウを習得
・「育休・復職」の文脈で、「産後」の理解とケアの有無が男女ともにリスクにもチャンスにもなることを解説。
・産育休期間を「復職に向けての夫婦2人体制でのプロジェクト」と定義し、女性と男性それぞれのアクションについて具体的に解説。自治体や病院での母親学級・両親学級ではできない、復職を前提とした社員向けだからこそ実現するアプローチ。
・ワークショップパートもあり、職場関係者や配偶者とのコミュニケーション活性化にも寄与。
アンケートでは8割以上の受講者において「産後」の固定概念が払拭され、ほぼ全受講者が心身のリハビリを通じて復職の土台作りを行いたい、もしくはサポートしたいと回答。メインターゲットである妊娠中の男女社員のみならず、「将来的に子どもをもつ可能性がある」社員、こうした層をマネジメントする機会が増えている管理職にも高い評価を得ています。
- 産前講座「オンライン版」リリースの背景
・地方支社の社員にも受講させたい(本社開催では受講できない)
・年1,2回の開催では妊娠や出産のタイミングが合わない社員がいる
・カップルで受講してほしい内容だが、パートナーが社外の場合、同伴受講可としても参加できない方が多い
・受講後に「パートナーにも聞かせたい」「上司にも受講してほしい」という声が多い
- 産前講座「オンライン版」の特徴
・通常120分で実施しているコンテンツを8つの章に分けることで、まとまった時間を確保しなくても少しずつ視聴できる。
・受講者の立場に応じて各章の受講推奨度を明示。当事者以外の方は部分的に受講を割愛しても概要が掴める。
表:産前講座オンライン版の構成と対象別受講推奨度
(2)時間・場所を問わず、繰り返し受講が可能
・妊娠・出産のタイミングや勤務地に関係なく、パソコン・タブレット・スマートフォンから受講可能。
・職場・通勤移動中・自宅など視聴できるシチュエーションも幅広く、「パートナーと一緒に学びたい・ワークをしたい」「産育休に入ってからもう一度内容を確認したい」というニーズにも応えられる。
(3)コミュニケーションワーク「シェアリング」進行動画も収録
・この時期大きく変化するにも関わらず、立ち止まって考えたり、言葉にする機会をなかなかもてない「人生」「仕事」「パートナーシップ」というテーマについて、今の自分の思いを言語化する2人1組で行うワーク。従来の集合型講座でも人気のワークを動画内で講師が手順を説明し進行することで、オンラインでもワーク実施が可能。
・カップルで行うと、実は伝えられていなかった自分の思いを伝え合い、分かち合う手段となり、パートナーシップ再構築や「産後クライシス」回避に有効。動画を活用することで、カップルでのシェアリングの実施率を高めることが期待できる。
(4)導入コストが抑えられる
・社内にe-leaningや動画配信のインフラがなくても導入可能
・費用は年間20万円前後(受付方法などで複数プランあり。受講者数での変動はありません)
・社内システムで配信したいという場合には動画データでの納入にも対応(視聴期間は応相談)
◎社内に講師を派遣しての集合研修型の講座との組み合わせ導入も可能◎ 集合研修型にはライブ感や参加者間のネットワーキングなどの利点もあります。 併用により、対象者の受講機会を担保しつつ、集合研修型参加者は自宅でパートナーとオンライン版を視聴し、カップルでの理解と対話を深めるといった活用も考えられます。 以下の3パターンから選択ください。
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<<参考>>「産む前」からの復職支援をご提案する理由
育児休業取得の制度が整った企業が増える中、育児休業からの復職についての課題は「復職率」から「復職後の働き方の質」へ変化しています。
その「復職後の働き方の質」に影響を与えるものとして注目しているのは「育休中の過ごし方」と「育休前の知識取得」です。
マドレボニータの調査では、育休中に復職後のパフォーマンスを上げるための取り組みをできていない人が大半であり、復職が決定した時点で復職したいと思えていない人が4割強いました*1。
また、育休に関する知識(産後に発生しうる危機や自身の体・心・社会とのつながりの変化・パートナーとの関係の変化、それを踏まえた産後から復職までの適切な過ごし方)を自身が知っていればよりよく過ごせた、そうした知識をパートナーや上司・同僚に知ってほしかったという声も多数聞かれました*2。
マドレボニータはこうした調査や長年の産後ケア教室の現場での知見から、職場環境の整備だけでは解決できない「出産後の心身のリハビリの不足」や「夫婦で協力し合う体制づくりができていない」といった課題を明らかにしました。
(マドレボニータ調べ(産育休を取得して復職した経験のある女性)|2018年)
出産後のケアが不足していると心身の不調に起因して、不安感がつのり復帰への意欲が減退。復帰しても共働きにブレーキがかかり、「ぶら下がり化」「離職」などに繋がります。
一方で、出産後のケアができていると、心身の状態が落ち込むことが少なく、復職への意欲が増し、育休中の自己研鑽、夫婦で復職に向けた体制づくりなどができ、リスクの回避を超えチャンスになります。
◆マドレボニータの復職支援プログラム(公式サイト内)
https://www.madrebonita.com/reinstatement-program
◆団体概要
認定NPO法人マドレボニータ
理事長:吉岡マコ
事業内容:産後ケア教室の開催、指導者の養成・認定、産後に関する調査・啓発
URL:https://www.madrebonita.com/
◆本リリースに関するお問い合わせ先
お問い合わせは以下までお願いいたします。
認定NPO法人マドレボニータ 企業担当
問い合わせフォーム:https://www.madrebonita.com/contact-4
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