工場DXのための現場向けSaaSを開発する「ものレボ」が日本のものづくりを世界に発信する第一歩として1.8億円の資金調達を実施
グローバルな事業拡大を目指すためにチーム増強します!
調達した資金は、製造業のサプライチェーンのデジタル化を推進すべく、既存のSaaS「ものレボ」の開発・販売および、「ものレボ」と連携するサプライチェーンプラットフォームの事業化のための人材獲得にあてる計画です。
■資金調達の背景~プラットフォームビジネスへの拡大
サプライチェーンプラットフォームとは、当社の工程管理SaaS「ものレボ」を活用して製造現場のデジタル管理が実現できたお客様と少量多品種・短納期の調達ニーズを持つ企業のマッチングを図るものです。現在、工程管理SaaS「ものレボ」は2019年1月より国内外の77社130工場(2021年8月31日時点)の製造現場のデジタル管理のために利用されています。
多くの中小製造業は大手の系列からの下請けの仕事が多く、系列トップの業績に左右されやすく、安定した経営のための系列以外からも受注できるようにすることが課題となっています。このプラットフォームで受注することができれば、系列からの脱却、工場の稼働率アップと売上拡大が期待できます。
また、発注側は、効率的に試作部品や治工具を調達することで事業のスピードがアップします。
消費者やニーズの多様化によりこれまでの大量生産大量消費ではなく少量多品種・短納期の要求が高まってきています。
今後、当社はこの要求にいち早く応えるためサプライチェーンプラットフォームを形成し、様々なニーズにこたえる体制づくりをサポートいたします。
■資金調達の目的~事業拡大に伴うチームメンバーの確保
当社は、この構想を一気に拡大し、日本のものづくりを再び世界一にすることをめざして、工程管理SaaS「ものレボ」をより多くの工場へ届けるための開発、販売、カスタマーサクセスの人員増強および、工程管理SaaSと連携するサプライチェーンマネジメントプラットフォームの実証試験のための人員増強を目的に、当社の理念と事業内容に賛同いただいたALL STAR SAAS FUND、京銀未来ファンド、日本スタートアップ支援協会、株式会社スマレジ創業者徳田誠氏および徳田誠氏の事業会社BLEW株式会社の5者から資金調達を実施しました。京銀未来ファンドからの出資は今回で3回目となります。
■引受先からのコメント
ALL STAR SAAS FUND
マネージングパートナー 前田ヒロ氏
ものレボには、長年製造業に携わり、業界の現状、そして業界にどのような変化が必要なのかを熟知しているメンバーが集まっています。
彼らのお客様から寄せられる、ものレボへの高い評価と信頼は、業界での経験、強いプロダクト開発チーム、お客様の "Why" を追求する組織カルチャー、そしてSaaSへの理解、これら全てが揃ってこそ実現できていることです。
SaaSスタートアップを成長させるための重要な鍵となるこれらの要素、そしてチーム全員が一丸となって「日本のものづくり」に変革をもたらそうと邁進する力強い姿に魅力を感じています。私たちも、ものレボのビジョン実現に向けて引き続き伴走していきたいと思います。
株式会社スマレジ創業者
BLEW株式会社 代表取締役 徳田誠氏
サービスの提供形態のクラウド化による合理化で、あらゆる業態向けのサービスがさらなる進化を求められています。
ものレボは、経営者を中心としたその専門性により、製造業向けに特化したサービスを提供する関西拠点のSaaS企業であり、技術進化の変遷期において陳腐化した業界に新しい価値を提供できる企業であると期待しています。
製造業界出身のものレボの経営陣は、長年に渡る経験の中から、製造業界におけるサプライチェーンの課題を見出し、それらの課題解決をはかることで業界を発展させるべく立ち上がりました。サービスモデルの変遷期において、そのエネルギーを持って業界に新しい価値を提供する存在になってくれることを期待しております。
日本スタートアップ支援協会
代表理事 岡隆宏氏
京都や東大阪など「ものづくりの関西」として、スタートアップのエコシステムを語るうえで欠かせないのが工場の生産性向上やDXを支援するスタートアップです。
このものづくり系SaaSの関西を代表するスタートアップ企業がものレボです。斬新なアイデアとテクノロジーの力でレガシーでITリテラシーの低い製造業界を活性化させて生産性を向上させています。
今回ものレボに出資する前に数年間協会で支援してきましたが、経営陣が実直で誠実であること、出資するに値する信用できる会社であることを実感しました。関西では数少ないヒト・モノ・カネが揃った非常に魅力的なスタートアップだと思います。将来大きくスケールして多くの工場の課題解決に貢献し、関西スタートアップ業界を盛り上げてくれることを期待しています。
京銀未来ファンド
河野慎吾氏
細井社長とはものレボ社を創業される前からご縁があり、長きにわたって伴走支援してきました。その過程で細井社長の人間性・人脈形成力、客観的な思考力など経営者としての資質に確信を持っていた点、細井社長が描いていた中小製造業の現場改善・多品種小ロットが主流になる中での未来の製造業のあるべき姿などに共感した点、一般的なITベンチャーとは違いモノづくりの現場に精通したメンバーが作りあげたプロダクトであり、それが実際に顧客に支持されている点など評価し、創業当初からその進捗に合わせて投資させて頂き、今回が3回目の投資となります。
ものレボ社が展開するSaaSサービスは中小規模の製造業の現場改善に資するものであり、京都銀行のお取引先で多くを占める製造業の企業様へのサポートに活用できるものと考えております。
今回の投資を機により多くのお取引先様をサポートできるよう、一層の連携を期待しています。
■当社の理念と実績
当社は、かつて世界一だった日本の製造業のプレゼンスを再び世界の製造業で取り戻すことを目的としています。日本の製造業が培ってきた手法や思想などのソフトパワーをデジタル技術と組み合わすことで、世界の製造業に新しい歴史を創ろうとしています。
多様化する世界において製造業では少量多品種・短納期の要求が高まっています。当社は、これらの要求に応えるサプライチェーンのプラットフォームの実現に向け、工場現場のデジタル化を推進する工程管理SaaS「ものレボ」を開発し、2019年1月より77社130工場(2021年8月31日時点)にご利用いただいています。
■トヨタ生産方式をベースにした新しい工程管理SaaS
「ものレボ」はトヨタ生産方式の思想を元に少量多品種・短納期生産向けに開発した工程管理手法を提供しています。
「ものレボ」の工程管理の特徴は、お客様にとっての”改善の道具”を目的とし、少量多品種・短納期生産の製造現場に必要な機能に絞り込むことで、製造現場での使い勝手と見易さを追求し、短期間・低コストで工場の”目で見る管理”を実現できることです。
さらに、お客様の製造現場の工程管理を成功させるための製造業出身者による専門チーム”カスタマーサクセス”を用意しております。
採用を強化するポジション
当社では、下記のポジションの採用を強化していきます。
ご興味ある方は下記当社サイトからご確認下さい。
顧客体験を直接的にサポートするポジション
- セールス幹部
- マーケティング
- インサイドセールス
- フィールドセールス
- カスタマーサクセス
- プロダクトデザイナー
- フロントエンドエンジニア
- バックエンドエンジニア
- 採用広報
詳しくはこちら→https://job.monorevo.jp/
交流イベントの告知~未来の仲間たちへ~
▶【エンジニア向け座談会】オンラインでお寿司を食べながらCTOやエンジニアと話そう
当社CTOやエンジニアとSaaSの事業展開やDevOpsを語り合うオンライン座談会
開催日時:2021年10月21日 19:00-20:00
参加はこちらから→https://connpass.com/event/226678
▶【ミートアップ】SaaSスタートアップで働くってぶっちゃけどう?
大手企業から当社に転職して活躍中のメンバーと語り合うオフラインMeetup@京都
開催日時:2021年10月20日 19:00-21:00
参加はこちらから→https://www.facebook.com/events/228792625796200
▶【合同イベント】FAST GROW x ALL STAR SAAS FUND 共催「FAST GROW PITCH」
若手経営人材を支援するFAST GROWとSaaS特化型VCのALL STAR SAAS FUND共催の若手ビジネスマンのためのマッチングイベント
開催日時:2021年11月4日 7:00-8:00
参加はこちらから→https://www.fastgrow.jp/events/fastgrow-pitch-vol66
イベントの詳細や新着情報は随時公式ツイッターでも発信していきますので、当社公式ツイッターのフォローをお願いいたします。
ものレボ公式ツイッターをフォロー→https://twitter.com/mono_revo
本プレスリリースに関するお問合せ先
会社名:ものレボ株式会社
本社所在地:〒604-8206 京都市中京区町頭町112 菊三ビル3F
代表者:細井 雄太
事業内容:製造業向け工程管理SaaSの開発・販売
創業:2016年2月
資本金:2億1,665万7,000円(資本準備金含む)
Webサイト:https://monorevo.jp/
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