神戸三宮・元町商店街のおじさん達をカッコよくしてみたポスター展
〜 「カッコイイは人の中にある」 いつもと違う“おしゃれ”、自分たちからまちを変えていこう 〜
1868年の神戸港の開港から西洋文化の影響を受け、日本を代表する貿易港・国際都市として発展した神戸。海と山、さらに淡路島とも隣接し、美しい港町の景色と、「おしゃれ」で洗練されたライフスタイルのイメージがある神戸ですが、地元の人たちもそれを自負しています。一方で、価値観の変化や駅周辺の都市開発が進む中、商店街にも変化が求められています。そこで、「神戸のおしゃれなイメージにすがってばかりではいられない」と、神戸都心の商店街の人々が立ち上がり、地元のクリエーターとともにイメージアップ戦略を立案。今回の「OSSANS」を企画し、自分たちの私服で最高にドレスアップしたポスターを制作しました。
また、今回の企画は3月26日より開催される神戸コレクションに便乗する形で実施。神戸コレクションには呼ばれてないけど、モデルになった気分で今回のテーマである「カッコイイは人の中にある」を体現しました。また、神戸コレクションの今年のテーマ「花」を取り入れたスタイリングで、普段とは違う一面を神戸の皆さんに見て楽しんでいただき、商店街と神戸の街がが少しでも元気になればいいなという思いがあります。
■ポスター |
■“自分たちからちょっとずつ変えていくこと”をテーマに「ちょっと背伸びしてみた」
1)“本気でやっちゃおう!” 雑談のアイディアを形にした企画
本企画のアイディアはランチ中の「何か商店街で面白いことやりたいな」というたわいもない雑談から生まれました。その後、“思うだけじゃなくて形にしよう”と、商店街や地元のメンバーに加え、地元の美容室、神戸市役所、さらにジュンク堂書店など多彩なメンバーが交わることで生まれた新しいチャレンジです。
2)「カッコいいは人の中にある」に込められた思い
「おしゃれ」なイメージがある神戸のまちも、多様な価値観や時代とともに、変化が求められています。そんな中、この企画ではおしゃれを通じて「自分たちから変えていく」ことをメッセージにしました。「おしゃれ」は神戸のお店やまち、そこで過ごす時間や日常の中にある。だから少しだけ目線を変えてみてほしい。少しのアクションで新しいことに出会えること、変化は起こせるということをこの企画の中で伝えていきたいと考えています。
3)神戸コレクションに地元民から仕掛けてみた
今年の秋に20周年を迎える神戸コレクションは、「阪神・淡路大震災後の神戸の街を元気にしたい」という想いから生まれ、神戸の人にとっても特別なイベントです。これまで商店街の人々は神戸コレクションの企画チームからイベント実施について「協力をお願いされる」立場でした。今年は逆に自分たちから仕掛けていこう、盛り上げていこう、という気持ちを込めました。
■ 100年を超える神戸の老舗の社長、神戸市役所のメンバーも参戦
今回この企画に参加したメンバーの中には、100年を超える老舗の社長やオーナーも。「若い世代にも自分たちの
お店を知って欲しい」と、自己ベストの私服でこの企画に参加、ユーモアをきかせたお店の宣伝をポスターに入れています。また、商店街の振興と活性化を目指す経済観光局商業流通課のメンバーも「このような面白い企画で一緒に商店街から街を盛り上げたい」と、商店街の人たちに混じってこの企画に参戦。ちょっと照れくさいけど、一人一人の挑戦が変化を作ることを信じて、「おしゃれ」に大変身しました。
■オリジナルブックカバーを ジュンク堂書店三宮店で約2,000枚を配布
また、神戸が発祥の地であるジュンク堂書店もこの企画に参加。「本を通じて地元を感じてほしい、まちや人に変化を起こす一助になれば」と、3/26(土)より神戸三宮センター街のジュンク堂書店 三宮店にて、期間限定で「OSSANS」のブックカバーを配布いたします。デザインは全部で9種類。今しか手に入らない「OSSANS」コレクションを集めてみてください。
・配布期間:2022年3月26日(土)〜約2週間
(数量限定 なくなり次第終了となります)
・対象書籍:文庫本購入者が対象となります
<協力店一覧> |
■ プロジェクトメンバー
マック株式会社 代表取締役社長 / 神戸三宮センター街 副会長 - 植村一仁 コメント
最初に企画をいただいたときに、「なんてアホな企画だろう」と正直思いました(笑) 同時に街にいる我々は様々な場で取材を受けたりはするので、まちづくりを真面目にお伝えしてきた気がします。ただ、もっと自分たちが楽しんでる(実は相当恥ずかしいですが(笑))、街のアホなオッサンたちが街で色々な活動をしているので、少しでも皆さんに伝わるきっかけになればと思っています。我々の商売の形・商店街のあり方は時代とともに変化しています。三宮、元町の街も大きく変化していきます。そうした中で、より多くの方々が楽しんで過ごせる街を創っていきたいと思います。
マキシン 営業総括部長 - 柳 憲司 コメント
ちょっと照れ臭かったですが、メイクやヘアスタイルセットなども体験させていただき、撮影では商店街のメンバー1人1人が本当に楽しんで、笑顔で参加しました。このコロナ禍の数年間、マスク越しでなかなか笑顔が見れなくて淋しかったので、久々に商店街のメンバーの笑顔を見ることができて本当に嬉しく感じた瞬間でした。オシャレするって、こんなに楽しいことなのだと改めて実感するとともに、個人の店舗がこのようにおしゃれを楽しむことで、楽しみが伝播して神戸のまちが生き生きと活気づくといいな。商店主および街に関わる人や店舗が、点から線、そして面へとスクラムを組み、この激変するライフスタイルを乗り越える起爆剤となりますように。
プロデューサー 木戸 彩(合同会社 quod) コメント
社会人生活を大阪・東京で過ごしてきた私ですが、数年前とあるきっかけで神戸に夫とUターン。神戸の企業様や地域のPRに関わるようになり、様々な人々と出会い、話をする中で「もっと神戸に貢献したい、おもしろいことをやりたい」と強く思うように。東京のメンバーにもこの野心を相談したところ「いいね!じゃあやっちゃおうよ!」と協力体制が整い、完全に“ノリ”で始まり、思いで乗り切ったこの企画。色々な方々がこの企画に乗っかってきてくれ、結果、楽しい商店街のポスターができました。私たちからアクションを起こすこと、まず自分たちから楽しむこと、立場や肩書きを超えて形にすること、それがまちを盛り上げることに今必要なことではないかと感じます。
< 撮影当日の様子 >
< OSSANS (オッサンズ) プロモーションビデオ >
< 企画制作 >
合同会社quod https://cfquod.jp/
株式会社丸善ジュンク堂書店 https://www.junkudo.co.jp/
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