2023年度 JICA中小企業・SDGs ビジネス支援事業 ニーズ確認調査 採択のお知らせ
ザンビア国ハニカム段ボール製組立・移動型医療室に関するニーズ確認調査
段ボール箱製造業の神田産業株式会社(本社:福島県須賀川市 代表取締役:神田雅彦、以下:神田産業)は、JICA(独立行政法人 国際協力機構)が募集する「2023年度中小企業・SDGs ビジネス支援事業 ニーズ確認調査」に2023年12月25日(月)に採択されましたことを発表します。
本事業は、日本政府が政府開発援助(ODA)を通じて築いてきた開発途上国政府とのネットワークや信頼関係、ノウハウ等を礎として、企業規模やビジネスの段階に応じてJICAが用意した3つのメニューのいずれかを通じ、開発途上国における課題解決に貢献しようとする民間企業等のビジネスづくりを支援する取り組みです。
(1) ニーズ確認調査
(2) ビジネス化実証事業
(3) 普及・実証・ビジネス化事業
本事業は、前身の「中小企業海外展開支援事業(2012年度開始:外務省委託を含む)」 から通算すると13年目を迎え、これまでに全都道府県から延べ1,174件が採択され、神田産業は2023年度ニーズ確認調査に採択されました。
今後も神田産業は、段ボールの可能性を追求し、段ボール製品で社会に貢献して参ります。
【採択案件について】(いずれも仮称)
案件名:ザンビア国ハニカム段ボール製組立・移動型医療室に関するニーズ確認調査
SDGs Business Needs Confirmation Survey for Honeycomb Cardboard Panel Assembled Mobile Medical Rooms in Zambia
神田産業で開発した「パネル組立型ER」は、ハニカム段ボールを素材とした1枚当たり約5kgのパネル13枚を、工具を使わずに15分程度で組み立てることが可能な、軽量で強度に優れた治療室です。紙製のため使用後は焼却やリサイクルが容易で環境にも配慮しています。パネル表面には防蚊や抗菌・抗ウィルスなどの機能性を持つラミネート加工が施され、さらに、耐熱・耐水性も担保されており、熱帯気候下でも問題なく使用できます。また組立に重機等が不要なため、インフラの整っていない地域でも容易に設置が可能です。
この防蚊対策を施した組立、解体が容易な可搬性に富む「パネル組立型ER」をザンビアの農村部へ運び、近くに医療施設がない、または医療施設に行く手段がないなど必要な受診の機会を失っている妊産婦、乳幼児へマタニティハウスやヘルスポストとして提供することで受診機会を増やし、保健環境の改善に貢献します。
【会社概要】
会社名:神田産業株式会社
代表者:代表取締役 神田雅彦
所在地:福島県須賀川市館取町22番地
TEL:0248-75-4165
FAX:0248-76-1793
URL:http://www.kanda-package.com
E-Mail:info@ kanda-package.com
事業内容:段ボール箱の製造・梱包資材の販売
【本件に関するお問い合わせ】
会社名:神田産業株式会社
担当者:ハニリアル事業部 石澤秀忠
TEL:0248-94-2738
FAX:0248-94-2728
E-Mail:ishizawa-h@ kanda-package.com
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