食品流通における物流DX・自動化の推進
~アグリビジネス投資育成株式会社による株式会社PALへの出資および事業連携に関するお知らせ~
アグリビジネス投資育成株式会社
株式会社PAL
アグリビジネス投資育成株式会社(取締役代表執行役社長:堀部恭二、以下「アグリビジネス投資育成」)は、株式会社PAL(代表取締役:辻有吾、以下「PAL」)への出資および主に食品領域における物流のDX・自動化の推進に向けた事業連携に取り組んでいくことをお知らせいたします。
PALは、ロジテックインテグレーター*1として豊富な実績を持ち、物流DXの推進、特に、食品流通における倉庫内オペレーションの自動化やトラック運送のデジタル化・効率化に対する各種ソリューションを提供しています。
物流業界は、労働力不足や物流の2024年問題(トラックドライバーの時間外労働時間の上限規制強化等)、さらに温室効果ガス(GHG)排出量の測定・開示に関わるスコープ3対応、様々な課題に直面しており、サプライチェーン全体におけるデジタル化や自動化の推進を通じた生産性向上への取り組みが近年ますます求められています。特に食品流通は、少量多品種、不定貫、三温度帯への対応といった特性から、自動化やデジタル化のハードルが高い分野とされています。その中でPALは、食品小売・流通事業者の物流現場における生産性向上に豊富な実績を持ち、食品領域をはじめとする物流現場の課題に対する各種ソリューションを提供しています。
アグリビジネス投資育成は2002年に設立され、「国内農林漁業及び食品産業の持続的な発展」を目的として、国内外の「食のバリューチェーン」に関わる企業に対して、出資を通じた取組みの支援を行っております。本件出資後におきましても、株主である日本政策金融公庫、農林中央金庫をはじめとしたJAグループのネットワークを活用しながら、PALの物流ソリューションの食品領域での普及に向けたサポートを実施します。
アグリビジネス投資育成とPALは、本取組みを通して、食品流通の合理化、効率化に貢献し、SDGsをはじめとしたサステナブルな社会の実現を推進いたします。
*1 ロジテックインテグレーター
ロジテックとは、「物流✖️テクノロジー」の組み合わせを意味する造語。物流業務・現場に導入されるロボティクス、ソフトウェア、IoT、AI、システムなど、様々な先端技術を総合して指す。ロジテックインテグレーターとは、ハードウェア、ソフトウェア共に自社で企画・開発・実装し、または導入支援を行い、現場の運用も担える事業者を指す。
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